NPO法人都民シルバーサポートセンターと中野区がパートナーシップ協定を締結

NPO法人都民シルバーサポートセンターは、中野区およびアドバンスライフプランニング株式会社との三者間で、「中野区地域包括ケア推進パートナーシップ協定(愛称:NIC+(ナカノ・インクルーシブ・ケア・パートナーシップ)協定)」を令和7年10月31日に締結しました。本協定により、2025年12月よりおひとりさま高齢者支援に向けた連携が本格的に始動します。

協定締結の背景と目的

中野区が推進する「NIC+協定」は、区と民間事業者、教育研究機関、団体等が連携し、民間の資源やノウハウを地域貢献活動に活用することで、地域包括ケア体制を充実させる公民連携制度です。中野区は、持続可能な地域包括ケアシステムの構築において民間資源の活用を不可欠としており、NPO法人都民シルバーサポートセンターはこの姿勢に共感し、今回の協定締結に至りました。

本協定は、おひとりさま高齢者が抱える孤独死、空き家、無縁墓といった地域課題に対し、予防的視点からの「終活」支援を強化し、中野区における地域包括ケア体制のさらなる充実を目指すものです。NPO法人都民シルバーサポートセンターが持つ高齢者支援の専門性と地域のネットワークを融合させ、高齢者が住み慣れた地域で尊厳を保ちながら生活し続けられる環境づくりを加速させることが期待されます。

NIC+協定の枠組みを示す図

主な連携事項と今後の取り組み

本協定において、三者は以下の事項について密に連携していく方針です。

  1. 健康、福祉増進に関すること
  2. 孤独、孤立対策に関すること
  3. おひとりさま高齢者への支援活動の展開

具体的な取り組みとしては、以下の点が挙げられます。

  • 啓蒙活動の強化: 区主催のイベントへの参画や、区後援による「終活セミナー」を積極的に実施します。

  • 早期対策の促進: 老後リスクに対する備え(終活)への興味を喚起し、孤独死・空き家・無縁墓問題の未然防止に繋げます。

  • ワンストップ相談: 専門家と連携し、相続・独居・認知症・介護など、高齢者の多様な悩みに寄り添う相談窓口としてきめ細やかな支援を展開します。

関連情報はこちらから確認できます。

中野区長・酒井直人氏との懇談

協定締結後の2025年12月8日、NPO法人都民シルバーサポートセンターは中野区役所を訪問し、酒井直人区長と懇談しました。酒井区長からは、「高齢者が可能な限り住み慣れた中野区で尊厳を保って最後まで生活することができる仕組み(地域包括ケアシステム)の構築に向けて、ぜひ力を貸してほしい」という言葉がありました。

NPO法人都民シルバーサポートセンターは、この期待に応えるべく、民間ならではの機動力と専門性を活かし、地域課題の解決に取り組んでいくとしています。

中野区長との懇談の様子