なぜ今、東三河でこのフェスタが必要とされているの?
私たちは、女性の健康課題が「個人の問題」として片付けられがちだった時代から、少しずつ変化の兆しを感じています。でも、まだまだ一人で悩んでいる人がたくさんいるのが現状ではないでしょうか。
1. 「女性に選ばれる街」を目指して、地域から実践する「女性版骨太の方針」
政府が掲げる「女性版骨太の方針」では、地方における女性の健康支援がとても重要なテーマとして挙げられています。特に東三河地域では、若い女性たちが地域外へ流出してしまう深刻な課題があります。もし、この街で「自分の心と体の変化に寄り添ってくれる環境がある」と感じられたら、きっと「この街に住み続けたい」と思う理由になるはずです。このフェスタは、そんな「女性に選ばれる街」を作るための、地域からの具体的な一歩なんです。
2. 年間3.4兆円の経済損失。「個人の我慢」を「地域の支え合い」へ
驚くかもしれませんが、女性の健康課題によって生じる経済損失は、年間でなんと約3.4兆円にも上ると言われています。そして、一生のうち約9年もの時間が、健康の負荷によって失われているという試算もあるんです。生理痛、PMS、更年期障害、産後うつ…これらの悩みは、決して「個人の我慢」で済ませられるものではありません。しかし、依然として「タブー視」されやすく、一人で抱え込んでしまう女性が少なくないのが現実です。このフェスタは、そんな「個人の我慢」を「地域全体で支え合おう」というメッセージに変え、みんなで考え、みんなで解決していくための大切な場となります。
3. 国際女性デーに合わせ、健康を「自分事」として捉えるきっかけに
3月8日は国際女性デー。この記念日に合わせて、フェムテックを「日常の延長線上」で触れられる場として提案されます。東三河地域では、2024年度から「東三河フェムテック商品開発WG報告会」がスタートしており、地元企業と地域の女性たちが協力して商品を企画・開発する活動が行われてきました。このイベントは、これまでの活動の成果を地域に広く還元し、特別な啓発活動としてではなく、日々の暮らしに自然と溶け込む体験として、誰もが自分や大切な人をケアできる文化を東三河から広げていくことを目指しています。
このイベントの3つの魅力とは?
このフェスタは、ただの健康イベントではありません。参加する誰もが心地よく、そして心から楽しめるように、たくさんの工夫が凝らされています。
1.親子で参加しやすい“まちなか型ウェルビーイング”
「イベントに行きたいけど、子どもがいるからなかなか…」そう感じているお母さんも多いのではないでしょうか。このフェスタは、家事や育児、仕事に忙しい女性や子育て世代が、家族みんなで気軽に立ち寄れる「まちなか型」のウェルビーイングイベントとして設計されています。
会場となる豊橋市まちなか広場には、東三河エリアで人気のキッチンカーがずらりと並びます。美味しいランチやおやつを楽しみながら、リラックスした雰囲気でイベントを満喫できますよ。さらに、小さなお子さんも楽しめるキッズ向けのコンテンツもたくさん用意されています。

フェムテックや女性の健康がテーマでありながらも、「難しく学ばなければならない場」ではなく、家族の時間の延長線上で、自然に健康について触れられるのがこのイベントの大きな特徴です。きっと、忙しい毎日の中で「自分のための時間」を後回しにしがちなあなたが、家族と一緒に心身を整える素敵なきっかけを見つけられるはずです。
2.地域全体を巻き込んだ企画
このフェスタは、豊橋市まちなか広場だけでなく、豊橋市まちなか図書館や豊橋まちなかウィメンズヘルスクリニックといった、まちなかの様々な施設と連携しています。単一の会場で完結するのではなく、まちなか全体を舞台にしたウェルビーイング企画として展開されるんです。
広場では体験型のコンテンツを楽しみ、図書館ではショートムービーや対話を通じて深く学び、そして専門家による相談の機会も得られます。来場者は、自分の関心やライフスタイルに合わせて、複数の拠点を自由に移動しながら参加できるのが魅力です。
また、愛知県東三河県庁が推進するフェムテック関連の取り組みとも連動しており、地域企業が開発した商品やサービスも紹介されます。これは、まちなか全体を「女性の心身をケアする拠点」として機能させようという、地域を挙げた大きな挑戦と言えるでしょう。
3.社会課題を“公共の場”で可視化する挑戦
これまで、女性の健康課題や産後うつといった問題は、多くの場合「個人や家庭の問題」として捉えられ、どこか人には言いにくい「タブー視」されたり、一人で抱え込まれたりすることが多かったのではないでしょうか。でも、本当は誰もが直面しうる、社会全体で向き合うべき課題ですよね。
このイベントでは、あえて「豊橋市まちなか広場」という、誰もが訪れる開放的な公共空間をメイン会場に据えることで、こうした課題を、誰もが日常の中で自然に意識できる形で「可視化」することに挑戦しています。広場で得た気づきを、さらに深い理解へとつなげる場として、豊橋市まちなか図書館ではショートムービーの上映や専門家による対話を実施します。女性の健康を「誰か特別な人の問題」ではなく、「まち全体で向き合うテーマ」として共有する。これは、私たちの社会にとって、とても大切な一歩になるはずです。
注目のコンテンツを詳しくご紹介!
「どんな内容があるんだろう?」と興味を持ったあなたのために、特に注目してほしいコンテンツをいくつかご紹介しますね。
1.フェムテック商品
会場には、本当にたくさんのフェムテック関連商品が並びます。中には、東三河フェムテック産業推進事業を通じて開発された、地元発のユニークな商品も含まれています。実際に商品を手に取って、触れて、試しながら、フェムテックが私たちの生活にどう役立つのかを実感できる貴重な機会です。気に入った商品は、その場で購入することも可能です。
「フェムテックって何?」と感じていた方も、きっと「これなら私にも取り入れられそう!」という発見があるはず。日常の中でどうフェムテックを取り入れられるのか、具体的なイメージが湧くことでしょう。
2.図書館で考える産後ケア
ショートムービー上映 × パネルディスカッション(11:00~12:00)
国内の母親の約10〜17%が経験するとされる「産後うつ」は、早期の気づきと地域での支援体制が不可欠な課題です。核家族化が進む中で、母親が孤立し、必要な支援にアクセスしづらい現状に心を痛めている方もいるかもしれません。この企画では、産後うつを「家族だけの課題」ではなく、地域全体で向き合うべき社会課題として捉え、公共空間である図書館を舞台に、理解と対話の場を創出します。
・海外で高評価のショートムービー『Cow, Heavy and Floral』上映

産後の心の揺らぎや孤立感を象徴的に描き、海外で数々の賞を受賞するなど高い評価を得ている短編映画が上映されます(日本語字幕付き)。映像を通じて、産後のお母さんの「見えない負担」について、深く考えるきっかけになるでしょう。
・専門家によるパネルディスカッション
上映後には、子育て支援者や専門家が登壇し、パネルディスカッションを行います。映像を通じて感じた課題を深掘りし、地域として、そして私たち一人ひとりが、どのように母親たちを支えていけるのかを具体的に議論します。きっと、あなたの心に響く言葉や、新たな気づきがあるはずです。
【登壇者】
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北 奈央子氏
株式会社ジョコネ。代表取締役。愛知県豊橋市出身で、東三河フェムテック講師としても活躍されています。女性のヘルスリテラシー向上を目指して精力的に活動を展開しており、この地域の女性の健康を支えるリーダー的存在です。
株式会社ジョコネ。公式サイト
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鈴木 佐和子氏
さわ助産院×産後ケアハウス『虹色びれっじ』院長。助産師であり、産後ドゥーラとしても活躍されています。愛知県東三河地域に深く根差し、地域の助産師活動を通じて多くの母親とその家族をサポートしています。産後の心と体のケアについて、実践的なアドバイスが期待できます。
さわ助産院×産後ケアハウス『虹色びれっじ』公式サイト
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田村 麻生氏
一般社団法人niko’co 代表理事。ご自身の子育ての中で感じた「孤立」や人間関係の希薄さをなくしたいという強い思いから、一般社団法人niko’coを設立。豊橋市で子育て支援を積極的に実施しています。地域でのつながりの大切さを教えてくれるでしょう。
一般社団法人niko’co 公式サイト
・関連図書の展示
会場内には、女性の健康や産後ケア、ウェルビーイングに関する理解をさらに深めるための関連図書コーナーも設置されます。気になる本を手に取って、じっくりと知識を深めることができますよ。
3.ユース世代のための安心相談&展示ブース(相談:14時~)
「初めての生理で不安…」「体の変化が気になるけど、病院に行くのはちょっと怖いな…」そんな風に感じているユース世代(若い世代)のあなたも、安心して相談できる場が用意されています。
会場内には「ユースクリニック」が設置され、若年層が心身の悩みを安心して相談できる場を提供します。
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終日開催:ユース世代の健康に関する資料や関連商品を終日展示しています。気軽に情報に触れられる環境が整えられています。
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相談会(14時~):豊橋まちなかウィメンズヘルスクリニックの宮本由記先生(婦人科)が対応してくださいます。生理の悩みやからだへの不安など、医療機関を受診する前の「小さな疑問」にも優しく寄り添い、安心して話せる相談の場が提供されます。
(参加費無料・事前予約不要なので、ふらっと立ち寄ってみてくださいね。)
「自分を大切にする」きっかけを、まちなかから
「自分を大切にすること」は、決して特別な誰かのためのものではありません。すべての人が、心身ともに健やかに生きるための、暮らしの土台となるものです。
この「わたしとあなたのウェルビーイングフェスタ」を通じて、一人ひとりが自分自身の健康や、身近な人の健康に目を向けるきっかけを作ってほしいと願っています。そして、この豊橋のまちなかという日常の場から、「自分を大切にする」文化が、東三河全体に、そしてもっと広く、日本中に広がっていくことを目指しています。

イベントの詳細は、こちらをご覧ください。
【イベント概要】
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イベント名: わたしとあなたのウェルビーイングフェスタ 〜東三河からはじまる、わたしたちのフェムテック〜
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開催日時: 2026年3月7日(土)10:00~16:00
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会場: 豊橋市まちなか広場・豊橋市まちなか図書館
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主催: 株式会社豊橋まちなか活性化センター
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企画・運営: 株式会社ジョコネ。
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協力: Femtech Japan
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連携: 豊橋市まちなか図書館
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後援: 東三河県庁
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お問い合わせ: 株式会社ジョコネ。(E-mail:info@joconne.com)
もしあなたが、これまで一人で悩んできた体の不調や、誰にも相談できなかった心の問題を抱えているなら、このフェスタはきっと、あなたにとって大切な一歩となるでしょう。家族と一緒に、友人と一緒に、あるいは一人でゆっくりと、自分と向き合う時間を作ってみませんか?このイベントが、あなたのウェルビーイングな未来への扉を開くことを願っています。
