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2026年診療報酬改定で医療費はどう変わる?知っておきたいポイント
2026年6月1日から、診療報酬改定(医療費の価格設定の見直し)が始まります。普段病院やクリニックを利用している方にとって、窓口での支払いにどんな影響があるのでしょうか?
今回は特に、3割負担の現役世代の方向けに、実際の変更点をわかりやすく解説していきますね。
まず知っておきたい基本のキ
診療報酬は「点数」という単位で計算されています。1点=10円と覚えておきましょう。3割負担の方なら、点数×3円が実際の窓口負担になります。
ただし大切なのは、同じ初診や再診でも、病院やクリニックによって金額が変わるということ。これは医療機関ごとに届け出ている体制や設備が違うためなんです。
外来受診での変化:初診・再診はこう変わる
### 再診料(いつもの病院での診察)
– 基本の再診料が75点→76点に(+1点=+10円、3割負担で+3円)
– 新しく「物価対応料」2点が追加(3割負担で+6円)
– その他の加算も含めると、一般的に3割負担で10〜30円程度の負担増
### 初診料(初めて・久しぶりの受診)
– 基本料金は据え置き
– 物価対応料2点が追加(3割負担で+6円)
– 「外来・在宅ベースアップ評価料」が大幅アップ(施設によって異なる)
– トータルで3割負担で数十円〜百円程度の負担増
月1回通院している方なら、年間で数百円程度の負担増というイメージです。
入院時の食費・光熱水費もアップ
### 入院時の食事代
– 1食あたり690円→730円に(+40円)
– 患者負担は1食550円(一般所得の場合)
– 入院10日なら数千円規模の負担増
### 光熱水費
– 療養病床に入院する65歳以上の方が対象
– 1日あたり60円の引き上げ
長期入院の方ほど影響が大きくなりそうですね。
睡眠時無呼吸症候群の治療が受けやすくなる
CPAP(シーパップ)治療の保険適用基準が緩和されます。
– 精密検査:AHI 20以上→15以上
– 簡易検査:AHI 40以上→30以上
これまで「対象外」と言われた方も、再度相談してみる価値がありそうです。
2027年には市販薬類似の医療用薬にも変化予定
2027年3月から(まだ調整中)、市販薬と同じような成分の医療用医薬品(湿布、解熱鎮痛薬、保湿剤など)について、価格の4分の1相当を患者の追加負担とする案が検討されています。
ただし、子どもやがん患者などは対象外とされる予定です。
よくある疑問にお答え
**Q. 毎月の通院でどれくらい負担が増える?**
A. 施設によって異なりますが、再診中心なら1回あたり数十円程度が目安です。
**Q. 子どもの医療費は?**
A. 自治体の子ども医療費助成制度が別途あるため、実質的な影響は小さい場合が多いです。
**Q. マイナ保険証を持っていないと負担が増える?**
A. 医療DX関連の加算で差が出るケースがあります。
まとめ
2026年6月1日から始まる診療報酬改定では、外来受診で3割負担の方は1回あたり数十円程度の負担増が見込まれます。入院時の食費なども上がりますが、一方でCPAP治療の適用範囲が広がるなど、患者さんにとってプラスの変化もあります。
具体的な金額は医療機関によって異なるので、気になることがあれば受診時に確認してみてくださいね。大きな負担増ではありませんが、家計管理の参考にしていただければと思います。
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