「脂質異常症」って、実は身近な病気なんです。

「脂質異常症」という言葉を聞いたことがありますか?もしかしたら、健康診断の結果で目にしたことがある方もいるかもしれませんね。しかし、この病気について、実は多くの人が詳しく知らない、という残念な現実が明らかになりました。

ウェルネスダイニング株式会社が行った全国の40〜50代の男女を対象とした「脂質異常症に関する調査」の結果は、私たち自身の健康意識について深く考えさせられるものとなっています。疲労や血管系の疾患とも深く関わる、私たちの健康にとって非常に重要な病気の一つである「脂質異常症」について、まずはその実態から見ていきましょう。

フライドチキンやポテトなどの高脂質な食事と「脂質異常症」に関する記事タイトル

驚きの事実!40代・50代の約8割が「脂質異常症」をよく知らない

まず、最初の質問です。「脂質異常症」という病気について、どの程度ご存知でしょうか?

「脂質異常症」という病気の認知度に関するアンケート結果を円グラフ

この調査で明らかになったのは、回答者の40.0%が「まったく知らない」と答えていることです。これは、この病気に対する認知度が非常に低いことを示しています。さらに、「言葉は知っているが詳しくは知らない」人や「聞いたことはあるが、どのような病気か知らない」人も含めると、なんと約8割もの人が「脂質異常症」について十分に理解していないことが判明しました。

この数字は、私たちが日々の生活の中で、どれだけ健康情報に触れているつもりでも、本当に大切な病気のことを見落としている可能性があることを示唆しています。脂質異常症は、放置すると動脈硬化を進行させ、心筋梗塞や脳梗塞といった命に関わる病気につながるリスクがあるため、この認知度の低さは決して軽視できません。

日々の食生活で「脂質」を意識していますか?約半数が「意識していない」

次に、日頃の食生活における脂質の摂取量についてです。皆さんは、普段の食事で脂質量を意識していますか?

日頃の食生活における脂質の摂取量への意識度合いを示す円グラフ

調査結果を見ると、「あまり意識していない」と答えた人が33.7%、「まったく意識していない」と答えた人が14.7%に上り、合わせて約半数の人が脂質の摂取量に対する意識が低い傾向にあることが分かりました。脂質異常症の認知度の低さと相まって、日々の食生活で具体的な対策が取られていない現状が浮き彫りになっています。

忙しい毎日の中で、食事の内容を細かくチェックするのは難しいと感じる方も多いかもしれません。しかし、意識の低さが、知らず知らずのうちに健康リスクを高めている可能性もあるのです。

脂質管理の工夫はしているけれど…「献立を考えるのが大変」という声

では、脂質の摂取量を管理するために、どのような工夫をしているのでしょうか?

脂質の摂取量を管理するために日頃どのような工夫をしているか尋ねたアンケート結果を棒グラフ

最も多かった回答は「揚げ物や肉の脂身を控える」(65.8%)でした。多くの人が、脂質を減らすために具体的な行動を心がけていることが分かります。また、「調理方法を工夫する(蒸す・茹でるなど)」や「自炊を心がけ、外食や加工食品を減らす」という回答もそれぞれ43.2%と多く、自炊を通してメニューや食材の部位、調理方法に気を配っている人が少なくないことが見て取れます。

しかし、こうした努力の裏には、様々な「難しさ」も隠されています。

脂質を抑えた食生活、何が「難しい」と感じますか?

脂質を抑えた食生活を送る上で、どのような点に「難しい」と感じているのでしょうか?

脂質を抑えた食生活を送る上での困難点を調査した棒グラフ

最も多かった悩みは「献立を考えるのが大変」(40.0%)でした。毎日、栄養バランスを考えながら、脂質を抑えたメニューを考案するのは、確かに一苦労ですよね。次に、「どのような食品を選べば良いか分からない」(27.7%)や「調理に手間と時間がかかる」(26.5%)といった声も多く聞かれました。これは、食事の準備に対する負担の大きさや、適切な食品選びに関する知識不足が、脂質制限を続ける上での大きな障壁となっていることを示しています。

健康のために食生活を改善したいと思っていても、具体的な方法が分からなかったり、手間がかかったりすると、なかなか継続しにくいものです。

健康で気になること、やはり「体重・肥満」や「運動不足」

最後に、ご自身の健康に関して、現在最も気になることは何ですか?

自身の健康に関する現在の最大の悩みを示す棒グラフ

自身の健康に関して気になることとして、「体重・肥満」(38.3%)、「運動不足」(35.0%)、「疲れやすさ・疲労回復」(33.3%)が多く挙げられました。これらは、日々の生活習慣と密接に関連する項目であり、多くの方が関心を寄せていることが分かります。

そして、「コレステロール・中性脂肪などの脂質」も32.0%と、3人に1人以上が気にしていることが分かりました。この結果は、脂質異常症が潜在的な健康不安と深く関わっていることを示唆しています。多くの方が、漠然と「健康が気になる」と感じているものの、具体的な病気としての「脂質異常症」への認識はまだ低い、という現状が見て取れます。

調査結果から見えてきたこと:知ること、そして「続ける」大切さ

今回の調査から、脂質異常症という病気に対する認知度の低さ、そして日々の食生活における脂質摂取への意識の低さが浮き彫りになりました。多くの人が脂質を抑える工夫をしている一方で、「献立を考えるのが大変」「食品選びが難しい」「調理に手間がかかる」といった具体的な課題に直面していることも分かりました。

自身の健康については、体重や肥満、運動不足への関心が高いものの、コレステロールや中性脂肪といった脂質も3割以上が気にしており、脂質異常症が潜在的な健康不安と密接に関わっていることが伺えます。この病気は、動脈硬化のリスクを高める可能性があるため、日々の食生活を見直すことが本当に大切なんです。

管理栄養士が提案!今日からできる、無理なく始める脂質対策のコツ

「献立を考えるのが大変」「どんな食品を選べばいいか分からない」と感じている方もご安心ください。ウェルネスダイニングの管理栄養士が、脂質制限のための食品の選び方や、無理なく始められる食事のコツを提案してくれています。今日からできる簡単なことから始めてみましょう!

白衣を着用した3人の若い女性

1. 肉や乳製品の選び方に気をつける

脂質異常症の予防には、肉や乳製品に含まれる「飽和脂肪酸」という脂質の種類に注意することが大切です。飽和脂肪酸を摂りすぎると、血管が詰まりやすくなる可能性があります。例えば、お肉を選ぶときは、鶏むね肉やヒレ肉など、脂身が少ない部位を選ぶのがおすすめです。牛肉や豚肉でも、赤身が多い部位を選ぶと良いでしょう。

牛乳やヨーグルト、チーズなどの乳製品は、低脂肪や無脂肪タイプを選ぶことで、無理なく脂質を抑えることができます。また、ケーキやお菓子に使われるクリームやバター、調理に使うラードなどにも飽和脂肪酸が多く含まれているので、食べ過ぎにはくれぐれも気をつけましょう。少し意識するだけで、大きな違いが生まれますよ。

2. マーガリンやショートニングには要注意

普段何気なく使っているマーガリンや、パンやお菓子によく使われるショートニングにも注意が必要です。これらには「トランス脂肪酸」という脂質が含まれていることがあります。トランス脂肪酸を摂りすぎると、血液中の「悪玉コレステロール」を増やし、「善玉コレステロール」を減らしてしまう可能性があると言われています。

食品を選ぶ際には、商品の原材料表示をチェックする習慣をつけるのがおすすめです。「植物性油脂」「加工油脂」「ショートニング」などの記載がないか、少しだけ目を凝らしてみてください。特に加工食品を多く摂る方は、この点に注目するだけで、脂質対策の第一歩になります。

3. 積極的に魚を食卓に取り入れる

脂質異常症の予防に積極的に役立つのが、魚の摂取量を増やすことです。特に、サバ、イワシ、サンマなどの「青魚」には、EPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)といった「良質な油」が豊富に含まれています。これらの成分は、中性脂肪を下げる効果が期待できるだけでなく、血液をサラサラにする効果も期待できるため、動脈硬化の予防にも役立つと考えられています。

毎日魚を食べるのが難しい場合でも、週に数回でも意識して魚料理を取り入れることで、健康への良い影響が期待できます。焼き魚、煮魚、刺身など、様々な調理法で美味しく魚を楽しみながら、賢く脂質対策をしていきましょう。

毎日の食生活に「気配り」を。健康をサポートする宅配食

今回の調査で明らかになったように、脂質異常症の認知度はまだ低いものの、多くの方が食生活の改善に難しさを感じています。特に、献立を考えたり、調理に手間をかけたりすることが負担になっている声が多く聞かれました。しかし、脂質異常症は動脈硬化のリスクを高める可能性があるため、日々の食生活を見直すことは、ご自身の健康を守る上で非常に大切です。

そうした現状を踏まえ、ウェルネスダイニング株式会社では、食生活のサポートとして「脂質制限気配り宅配食」をリニューアルして販売しています。この宅配食は、脂質量、コレステロール、塩分量に配慮しながらも、美味しさにこだわって作られています。数値が気になる方はもちろん、予防として食生活に取り入れたい方にも適した商品と言えるでしょう。

黒い容器に入ったお弁当

健康的な食生活を続けることは、時に大変なことかもしれません。しかし、こうした便利なサービスも活用しながら、無理なく、そして美味しく、健康な毎日を送るためのサポートを得ることも一つの方法です。ウェルネスダイニングは、「健康になってもらうこと」を目的とし、商品に関する相談だけでなく、普段の食事についても積極的に相談を受け付けているとのことです。皆さんの健康な食生活をトータルでサポートしてくれる、心強い存在ですね。

まとめ:あなたの健康は、あなたの選択から

「脂質異常症」は、自覚症状が少ないために見過ごされがちですが、私たちの健康に深刻な影響を及ぼす可能性のある病気です。今回の調査で、その認知度の低さや、日々の食生活における脂質管理の難しさが明らかになりました。

しかし、管理栄養士からの具体的なアドバイスや、脂質制限に特化した宅配食のようなサポートを活用することで、無理なく健康的な食生活を送ることは可能です。大切なのは、まず「知る」こと、そして「できること」から少しずつ始めて「続ける」ことです。

今日からあなたの食生活に少しだけ「気配り」を加えてみませんか?その小さな一歩が、きっと未来の健康につながるはずです。自身の健康は、日々の小さな選択から作られていきます。ぜひ、この機会に食生活を見直してみてはいかがでしょうか。