冬から春のメンタル不調、もしかして「冬季うつ」かも?

冬の寒さが和らぎ、春の訪れを感じ始めるこの季節。なんだか気分が上がらない、やる気が出ない、体がだるい…そんな心の不調を感じていませんか?

実は、立春を過ぎたこの時期は、激しい寒暖差や日照時間の変化が、私たちの自律神経に大きな影響を与えやすいんです。この変化が引き金となって、「冬季うつ」や「春の先取りうつ」といったメンタル不調を訴える人が増える傾向にあると言われています。

「季節の変わり目だから仕方ないのかな…」と諦めてしまう前に、もしかしたら新しい解決策があるかもしれません。

異色の経歴を持つ「戦う医師」の登場!

そんな心の不調に悩む皆さんへ、希望の光を届けるのが、精神科医の鈴木宏氏です。彼はただの精神科医ではありません。なんと、元プロキックボクシングNJKF日本ウェルター級王者という、非常に珍しい経歴の持ち主なんです。

「白衣を着てボクシンググローブをはめる」という、その姿からも彼の情熱と異色さが伝わってきますよね。

白衣と眼鏡をかけた男性が、有名ボクサーのサイン入り赤いボクシンググローブをつけ、真剣な表情でファイティングポーズをとっています。

プロの格闘家として肉体の限界を知り尽くした鈴木医師は、チャンピオンベルトを手に輝かしい実績を築きました。しかし、彼の挑戦はそこで終わりませんでした。

ボクシンググローブとチャンピオンベルトを身につけ、炎の模様のショートパンツを履いたアジア人男性格闘家がスタジオでポーズをとっています。

彼は、現代医療が抱える「うつ病の3分の1は薬で完治しない」という大きな壁に直面し、これに挑むことを決意します。この「薬物治療抵抗性」と呼ばれる問題に対し、彼は格闘家時代の不屈の精神で、新たな治療法を探求し始めたのです。

「薬が効かないうつ病」ってどういうこと?

うつ病の治療といえば、まず薬物療法を思い浮かべる方が多いかもしれません。しかし、実はうつ病患者の約3分の1は、既存の薬物療法だけではなかなか症状が改善しない「薬物治療抵抗性」であるという研究結果(STAR*D研究)が示されています。

これは、薬を飲んでもなかなか効果が出ない、あるいは一時的に良くなっても再発してしまう、といった厳しい現実に直面している人々がいることを意味します。鈴木医師は、このような状況に置かれた患者さんの存在に心を痛め、薬に頼りすぎない、新しい選択肢が必要だと強く感じていました。

10年間の研究が導き出した「3分間の魔法」

鈴木医師は、この課題を乗り越えるため、なんと10年間にもわたり信州大学大学院スポーツ医科学講座へ通い詰めました。格闘家としての経験で培った「肉体の限界」と、医師としての「脳の仕組み」に関する知識を融合させ、うつ病に対する運動療法の医学的エビデンスを立証しようと奮闘したのです。

赤いヘッドバンドを着用した男性のポートレート。暗い背景の中で、顔には強い光が当たり、真剣な表情を浮かべている。格闘技に関連する雰囲気を持つ。

その執念ともいえる研究の結果、彼は「インターバル速歩」がうつ症状を改善するという画期的な論文を発表し、見事、医学博士の学位を取得しました。恩師である世界的権威の能勢博教授との学位記受賞時の写真からは、その努力が実を結んだ喜びが伝わってきますね。

信州大学の博士(医学)の学位記を持つ鈴木宏氏と、隣に立つ男性が笑顔で写っている。研究成果が認められた喜びの瞬間を捉えた一枚。

脳を「再生」させる! 3分間の運動の科学

鈴木医師が提唱する運動療法は、決して「根性論」ではありません。そこには、しっかりとした「科学的エビデンス」が裏付けられています。

彼が発見したのは、たった1回3分間の適切な負荷の運動が、脳の栄養剤とも呼ばれる「脳神経成長因子(BDNF)」の分泌を促すということ。このBDNFは、ストレスで傷つき、萎縮してしまった脳の神経回路を活性化し、「再生」させる力を持っているんです。

道具は一切不要。特別な場所も必要ありません。たった3分間、体を動かすだけで、あなたの脳に良い変化が起こるかもしれない。これは、薬だけに頼らない、新しい心のケアの選択肢として、多くの人にとって希望となるのではないでしょうか。

医療界も注目! 「戦う医師」が届ける希望

鈴木医師のこの画期的な研究は、発表後すぐに大きな反響を呼びました。1月のメディア発表以来、Yahoo!ニュースや、日本最大級の医師専用サイト「m3.com」を含む130以上のWeb媒体で特集され、その内容は瞬く間に話題となりました。

医師などの専門家からも熱い視線が注がれており、彼の提唱する運動療法が、今後のうつ病治療に新たな風を吹き込むと期待されています。

鈴木医師はこう語っています。「かつては拳で王座を勝ち取ったが、今は医学の力で患者さんの笑顔を取り戻したい」。この言葉からは、彼の医療に対する真摯な情熱と、患者さんへの深い思いがひしひしと伝わってきますね。寒い2月のメンタル不調を吹き飛ばす、日本唯一の「格闘家ドクター」が、多くの人々にエールを届けています。

『ドクター・キック』でその情熱に触れる

鈴木医師の挑戦と、その背景にある彼の人生については、著書『ドクター・キック』に詳しく記されています。幼い頃は何も中途半端にしか続けられない弱い子供だった彼が、どのようにしてプロ格闘家、そして精神科医として「薬が効かないうつ病」の壁に挑むようになったのか。彼の挑戦と命の物語は、きっとあなたにも勇気を与えてくれるでしょう。

元NJKFウェルター級チャンピオンで精神科医である青葉繁氏の著書「ドクター・キック 今ある命は宝物」の表紙。幼少期に弱かった彼が、医師と格闘家として挑戦し、命の尊さを伝える物語であることが示唆されている。

さあ、あなたも「3分間の処方箋」を試してみない?

テレビ出演の際には、視聴者が明日からすぐに実践できる「脳に効く3分間の歩き方などの運動」を具体的に実演・伝授する予定もあるとのこと。これは見逃せませんね!

道具も時間も必要とせず、手軽に始められる「3分間の魔法」。この冬から春にかけての心の不調に悩んでいるなら、ぜひ一度、この新しい選択肢を検討してみてはいかがでしょうか。

おわりに:心の健康を取り戻す第一歩

心の健康は、日々の生活の質に大きく影響します。もし今、あなたが心のモヤモヤや不調を感じているなら、それは決して一人で抱え込む必要のあるものではありません。

元プロ格闘家という異色の経歴を持つ精神科医が、10年間の研究を経て導き出した「3分間の処方箋」。この科学的エビデンスに基づいた運動療法が、あなたの心の健康を取り戻すための一歩となることを願っています。

ご自身の心の状態について、より詳しく知りたい方、専門的なアドバイスを求めている方は、ぜひ「青葉こころのクリニック」のウェブサイトを訪れてみてください。

青葉こころのクリニック: https://www.aoba-kokoro-c.com/sp/