耳の健康、見過ごしがちだけど実は大切!

耳の健康って、普段あまり意識しないかもしれません。でも、世界保健機関(WHO)によると、12歳から35歳の若年層のおよそ半数、なんと10億人もの人々が、騒音による難聴のリスクにさらされていると警鐘を鳴らしています(※2)。

また、慢性的な耳鳴りに悩む人は、日本の人口の約10~15%にも及ぶと言われています(※1)。これって、決して他人事ではない数字ですよね。

聞こえづらい、耳鳴りがする…そんな状態が続くと、日常生活でのコミュニケーションが難しくなったり、集中力が落ちたりと、思った以上に生活の質に影響が出てしまうこともあります。

(※1)日本聴覚医学会「耳鳴診療ガイドライン 2019年版」
(※2)WHO「WHO releases new standard to tackle rising threat of hearing loss」(2022)

「イヤホン難聴」って知ってる?

スマートフォンで音楽を聴いたり、動画を見たり、ゲームをしたり…私たちの生活にイヤホンやヘッドホンは欠かせない存在になっていますよね。でも、その便利なアイテムが、知らず知らずのうちにあなたの耳に負担をかけているかもしれません。

これが、近年世界的に増加している「イヤホン難聴(ヘッドホン難聴)」です。大きな音量で長時間聞き続けたり、耳に直接差し込むタイプのイヤホンを頻繁に使うことで、耳の中の繊細な細胞が傷つき、聞こえが悪くなってしまうのです。

もしかして私も?「イヤホン難聴になりやすい生活注意度チェック」

「私って大丈夫かな?」と不安に思ったあなたのために、大正健康ナビでは、イヤホン・ヘッドホンの使い方を振り返ることで、難聴リスクをセルフチェックできる診断コンテンツを公開しています。ぜひ、以下の項目をチェックして、あなたの「ヘッドホン・イヤホン難聴になりやすい生活注意度」を診断してみましょう!

イヤホンで音楽を聴く若い男性

<チェックスタート!>
以下の項目のうち、当てはまるものにチェックを入れてください。

  • ヘッドホンやイヤホンで音楽を聞くことが多い。

  • ゲームや動画視聴でヘッドホン・イヤホンをよく使う。

  • オンライン会議や授業で使用する機会が多い。

  • 聞きながら寝てしまうことがある。

  • ヘッドホンよりイヤホンを使うことが多い。

  • 耳に差し込むタイプのイヤホンを使用している。

  • 大きな音量で聞くのが好き。

  • 周囲の音が聞こえないほど音量を上げてしまう。

  • 雑踏や電車内など騒音環境で聞くことが多い。

  • 1時間以上続けて聞くことが多い。

  • 使用中や直後に耳鳴り・こもり・音が遠いと感じる。

  • 使用後に会話が聞き取りにくい、音量を上げてしまうことがある。

  • 使用後に耳の重だるさや疲労感がある。

  • 安全な使い方を意識したことがない。

  • テレビや動画の音量が大きいと指摘されたことがある。

<診断結果>

  • 0個:青信号・・・このまま耳に優しい生活を続けましょう。素晴らしいですね!

  • 1~5個:黄色信号・・・時々耳を休ませる習慣を取り入れましょう。少し注意が必要かもしれません。

  • 6個以上:赤信号・・・早急に耳鼻科の受診をおすすめします。心配な症状がある場合は、迷わず専門医に相談しましょう。

自覚がなくても気をつけたい「難聴を防ぐ生活習慣」

もし黄色信号や赤信号が出たとしても、落ち込む必要はありません。今日からできる対策はたくさんあります!記事では、日常生活で無理なく実践できる難聴予防のポイントも紹介されています。

  • ノイズキャンセリング機能付きイヤホンを使用する。
    周囲の騒音を打ち消してくれるので、小さな音量でもクリアに聞こえ、耳への負担を減らすことができます。

  • 一定以上の音量にならないよう制限できるアプリを活用する。
    スマートフォンの設定や専用アプリを使って、音量を自動的に制限することで、うっかり大音量で聞きすぎてしまうのを防げます。

  • 1時間に10分程度は耳を休ませる。
    長時間連続で聞くのは避け、定期的にイヤホンを外して耳をリフレッシュさせましょう。

  • 生活習慣病を予防し、耳の血管を守る。
    耳の健康は全身の健康と密接に関わっています。バランスの取れた食事や適度な運動で、耳の血流を良く保つことも大切です。

  • スマートフォンアプリの簡易チェック機能で定期的に「聞こえ」を把握する。
    手軽に自分の聞こえの状態をチェックできるアプリを活用して、変化に早く気づけるようにしましょう。

年齢を重ねると気になる「加齢性難聴」も

「難聴は高齢になってから」と思っていませんか?実は、「加齢性難聴」は30~40代の「聞こえにくさ」から始まることもあるんです。初期の段階では自覚しにくく、気づいた時には症状が進んでいて、聴覚の回復が難しくなることも一般的に知られています。

だからこそ、若いうちから耳の健康を意識し、早めの対策を始めることが、将来の聞こえを守る上でとても重要になってきます。

耳の不調を感じたら、早めの対策がカギ!

耳鳴りや難聴は、早期に対策を始めることで、症状の進行を遅らせたり、改善につながる可能性があります。大正健康ナビでは、耳の不調に関する専門医監修の詳しい記事が公開されています。

気になる症状がある方は、ぜひ一度チェックしてみてくださいね。

これらの記事を通じて、耳の不調に対する理解を深め、自分に合った対策を見つけるきっかけにしてください。あなたの耳の健康を守るために、今日からできることを始めてみませんか?

大正健康ナビ

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