認知症への不安、一人で抱え込んでいませんか?

「最近、物忘れが多くなった気がする」「もしかして、認知症の始まりなのかな…」

もしあなたが、そんな漠然とした不安を抱えているなら、このニュースはきっと希望の光になるでしょう。

高齢化が進む現代社会において、認知症やその前段階であるMCI(軽度認知障害)は、私たちにとって決して他人事ではありません。しかし、「認知症の検査って、なんだかハードルが高いな」「専門の病院に行くのは気が引ける」と感じている方も多いのではないでしょうか。

これまでの認知機能検査は、時間も手間もかかり、専門家による対面での実施が一般的でした。そのため、「日常的に自分の脳の状態をチェックする」という習慣は、なかなか広まりませんでした。でも、もし自宅で、しかもたった10分程度で、気軽に自分の認知機能をチェックできるツールがあったらどうでしょう?

そんな夢のような話が、いよいよ現実のものになろうとしています。

Splink,inc. セルフチェック型認知機能測定ツール CQ test 慶應義塾大学病院 メモリークリニックと臨床研究を開始

慶應義塾大学病院と「CQ test」がタッグ!未来の認知症医療を変える一歩

株式会社Splinkが開発・提供するセルフチェック型認知機能測定ツール「CQ test」が、なんと慶應義塾大学病院メモリークリニックと共同で臨床研究を開始しました!これは、認知症の早期発見と介入のあり方を大きく変える、画期的な取り組みなんです。

この共同研究の目的は、「CQ test」が既存の認知機能検査とどのくらい同じように有効なのか、その相関関係を詳しく調べること。つまり、「CQ test」が、認知症やMCIのスクリーニング(ふるい分け)にどれだけ役立つかを科学的に検証しようとしているんですね。

「CQ test」ってどんなツール?手軽さがあなたの不安を和らげる

「CQ test」は、「脳の状態を“認知機能”から知る」をコンセプトにした、セルフチェック型のツールです。

ブレインヘルスケアからはじめる新しい「健康経営」CQ test セルフチェック型認知機能測定ツール

誰でも、どこでも、気軽にチェック

  • 対象: 健常な方から利用できます。認知症の兆候が気になる方だけでなく、「まだ大丈夫だと思うけど、今の自分の脳の状態を知っておきたい」という方にもぴったりです。

  • 利用環境: スマートフォンやタブレット端末があればOK!インターネットに接続できる環境なら、自宅のリビングでも、カフェでも、どこでも手軽にテストを受けられます。

  • 所要時間: テストにかかる時間は、たったの10分程度。忙しい毎日の中でも、ちょっとした空き時間を見つけてサッとチェックできます。

  • 結果: テストが終わるとすぐに、その場で結果が表示されます。解析データは保存・蓄積されるので、定期的にチェックすることで、自分の認知機能がどのように変化しているかをグラフなどで「見える化」できるんです。これにより、早期の変化に気づきやすくなります。

「脳の状態を知るのが怖い」という気持ち、よくわかります。でも、「CQ test」は、そんな心理的なハードルを少しでも下げられるように、利用しやすいデザインや仕組みを追求しているそうです。自分の体の健康診断を受けるように、気軽に脳の健康状態もチェックできる未来が、きっとすぐそこまで来ています。

もっと詳しく知りたい方は、一般の方向けページも見てみてくださいね。
https://www.brain-life-imaging.com/cqtest.html

なぜ今、認知症の「早期発見」がこんなに大切なの?

「認知症って、一度なったら治らない病気でしょう?」

そう思っている方もいるかもしれません。でも、この数年で、認知症を取り巻く状況は大きく変わってきているんです。

新薬の登場がもたらした希望

最近、アルツハイマー型認知症の病態に直接作用する新しい治療薬(レカネマブやドナネマブなど)が登場しました。これまでは症状を和らげる薬が中心でしたが、これらの新薬は、病気の進行そのものを遅らせる可能性を秘めていると言われています。これは、認知症が「治らない病」から「早期に発見し、適切に介入することで進行を遅らせることができる病」へと、大きく転換するきっかけになっています。

症状が出る前から進行している脳の変化

アルツハイマー型認知症の原因の一つとされる「アミロイドβ(ベータ)」という有害なタンパク質は、症状がはっきりと現れるよりも10年以上も前から、私たちの脳の中に少しずつ蓄積し始めていると考えられています。症状が出た時には、すでに病態がかなり進んでしまっているケースも少なくありません。だからこそ、症状が出る前の「予兆」や、ごく早期の段階で病態を捉え、適切な診断と治療につなげることが、これまで以上に重要になっているんです。

薬だけじゃない、非薬物療法も大切

もちろん、薬による治療だけでなく、運動や食事、脳トレといった非薬物療法も、認知機能の維持や改善にとても大切だと言われています。これらの介入も、「いかに早く、正確に予兆を捉え、適切に始めるか」がカギとなります。そのためにも、自宅で手軽にできる「CQ test」のようなスクリーニング技術が、ますます重要になってきているわけです。

専門家も期待!慶應義塾大学病院 伊東大介先生のメッセージ

今回の共同研究について、慶應義塾大学病院メモリーセンターのセンター長である伊東大介先生も、大きな期待を寄せています。

伊東先生は、「認知症医療は大きな転換期を迎えており、早期発見・早期介入の重要性はかつてないほど高まっています」と語っています。そして、従来の対面式検査が抱えていた「医療従事者と受診者双方に大きな負担がかかる」という課題に触れ、「CQ test」のようなデジタル技術を用いたツールが、その壁を乗り越える可能性に言及しています。

もし「CQ test」の有効性が科学的に証明され、標準的な検査との相関が示されれば、それは「医療アクセスの前段階における強力なスクリーニング・インフラ」になり得ると、伊東先生は考えています。つまり、専門の医療機関を受診すべき方を適切に見つけ出し、一刻も早く適切な医療へとつなげるための、大切な橋渡し役になってくれるだろう、ということです。

「認知症を特別な病気として恐れるのではなく、データに基づき正しく備えることができる認知症共生社会の実現に向けた重要な一歩となることを期待しています」という伊東先生の言葉は、私たち一人ひとりの不安を和らげ、前向きな気持ちにさせてくれるメッセージではないでしょうか。

この研究が、私たちの未来をどう変えるのか

今回の慶應義塾大学病院とSplinkによる共同研究は、単なる医療技術の進歩にとどまりません。これは、私たちが認知症とどう向き合い、どう共生していくかという社会全体のあり方を変える可能性を秘めています。

医療へのアクセスをより身近に

もし「CQ test」がMCIスクリーニングに有効だと証明されれば、私たちはもっと気軽に、自宅で自分の認知機能の状態を把握できるようになります。これにより、これまで検査を受けることにためらいを感じていた方も、より早く、より積極的に自分の脳の健康に関心を持てるようになるでしょう。そして、必要に応じて専門の医療機関を受診するきっかけが増え、適切なタイミングで医療につながる人が増えることが期待されます。

一人ひとりに合わせた「ブレインヘルスケア」

Splinkは、「すべての人につながりを、その日まで」というビジョンを掲げ、認知症をはじめとする「ブレインヘルスケア」領域で、さまざまなソリューションを提供しています。「CQ test」の他にも、脳MRIをAIで解析し、記憶に関わる「海馬」の体積を可視化する「Brain Life Imaging」や、脳の減少度を数値化して診断支援を行う「BRAINEER」といった製品を通じて、認知症の早期発見から診断支援まで、一貫したサポートを目指しています。

今回の研究が成功すれば、「CQ test」は、そうした包括的なブレインヘルスケアの入り口として、さらに重要な役割を担うことになるでしょう。自分の脳の状態を「知る」ことから始まり、一人ひとりの状態に合わせた「テーラーメイド」の介入プログラムへとつながっていく未来が、きっと待っています。

まとめ:希望を持って、自分の脳の健康に向き合おう

認知症は、多くの人にとって不安の種かもしれません。しかし、医療の進歩は止まることなく、早期発見・早期介入の重要性が高まる中で、新しいツールや研究が次々と生まれています。

今回の慶應義塾大学病院と「CQ test」の共同研究は、まさにその最前線を行く取り組みです。この研究が、私たち一人ひとりが自分の脳の健康をより身近に感じ、適切なタイミングで必要なケアを受けられる社会の実現へとつながることを、心から期待しています。

もし、あなたも自分の認知機能に少しでも不安を感じているなら、まずは「知る」ことから始めてみませんか?「CQ test」のような手軽なツールが、あなたの不安を希望に変える第一歩になるかもしれません。自分の脳の健康に目を向け、前向きに備えていくことが、これからの時代を豊かに生きるための大切な鍵となるでしょう。

株式会社Splinkに関する情報は、以下のURLから確認できます。
https://www.splinkns.com/

製品や取材に関するお問い合わせも、こちらからどうぞ。
https://www.splinkns.com/contact.html

国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の事業についても、以下のリンクで詳細を確認できます。
https://www.amed.go.jp/program/list/12/02/004.html