春先の肌トラブル、みんなも悩んでる!その実態とは?
アイシークリニックが20〜50代の敏感肌・肌荒れに悩みを持つ男女300名を対象に行った調査で、春先の肌トラブルに関する興味深い結果が明らかになりました。
76.0%が春先に肌トラブル増加を実感!毎年繰り返す人も多数
「春先(2月下旬〜4月頃)に肌トラブルが増えると感じますか?」という質問に対して、なんと76.0%もの人が「増える」と回答しました。そのうち「毎年必ず増える」と答えた人は44.3%にも上ります。

「私だけじゃないんだ…」と、ちょっと安心しましたか?そう、季節の変わり目に肌が不安定になるのは、多くの人が経験する「あるある」なんです。
揺らぎ肌の原因TOP3は「花粉」「寒暖差」「紫外線量の変化」
では、具体的に何が肌トラブルの原因だと感じているのでしょうか?最も多かったのは「花粉の影響」で68.7%。次いで「気温の寒暖差」が54.3%、「紫外線量の急激な変化」が42.0%と続きます。

この3つの要因が重なる春は、肌にとって本当に厳しい季節なんですね。
ケアは「保湿強化」が最多。でも皮膚科受診は少数派
肌トラブルを感じた時に、どんなケアをしているか尋ねたところ、「保湿を強化する」が62.0%で最多でした。これはとても良い心がけですね!しかし、「特に何もしない」と回答した人も15.3%いました。揺らぎ肌は放置すると長引く可能性があるので、早めの対処が大切です。

そして、もう一つ注目すべきは、春先の肌トラブルで皮膚科を受診した経験がある人がわずか31.3%にとどまっていること。約7割の人がセルフケアだけで対応している現状が分かりました。

敏感肌でも美容医療に興味あり!でも情報が足りない?
さらに、敏感肌でも受けられる美容医療に興味があるかという質問には、73.3%もの人が「とても興味がある」「やや興味がある」と回答しました。

しかし、自由回答では「敏感肌でも大丈夫なのか分からない」「どの施術が受けられるか情報がない」という声が多く、情報不足が課題となっていることが浮き彫りになりました。
「揺らぎ肌」って何?敏感肌との違いは?
そもそも「揺らぎ肌」って、よく聞くけどどんな状態を指すのでしょうか?
用語解説
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揺らぎ肌: 季節の変わり目や環境変化によって一時的に肌のバリア機能が低下し、普段使える化粧品でも刺激を感じたり、肌荒れを起こしやすくなった状態のこと。医学的には「季節性敏感肌」や「一過性敏感肌」と呼ばれることもあります。
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肌のバリア機能: 皮膚の最も外側にある角層が、外部刺激から肌を守り、体内の水分蒸発を防ぐ大切な働きのこと。角層の細胞間脂質(セラミドなど)や皮脂膜、天然保湿因子(NMF)で構成されています。
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経皮水分蒸散量(TEWL): 皮膚から蒸発する水分量を数値化したもの。この数値が高いと、肌のバリア機能が低下しているサインです。
揺らぎ肌と慢性的な敏感肌の違い
「揺らぎ肌」と「敏感肌」は似ているようで、少し違います。分かりやすく表にまとめました。
| 比較項目 | 揺らぎ肌(一過性敏感肌) | 慢性的な敏感肌 |
|---|---|---|
| 発症時期 | 季節の変わり目に限定 | 通年で症状あり |
| 主な原因 | 環境変化・花粉・寒暖差 | 遺伝的要因・アトピー素因 |
| 症状の持続期間 | 2〜4週間程度 | 長期的・継続的 |
| セルフケアでの改善 | 比較的改善しやすい | 医療的介入が必要な場合も |
| スキンケアの方針 | 一時的にシンプルケアへ | 通年で低刺激製品を継続 |
| 皮膚科受診の目安 | 2週間以上続く場合 | 症状がある時点で推奨 |
揺らぎ肌は一時的なものですが、放置すると慢性的な敏感肌に移行するリスクもあるので注意が必要ですよ。
皮膚科医が解説!春の「揺らぎ肌」メカニズムと正しいケア
アイシークリニックの髙桑康太医師は、春先の揺らぎ肌について「一時的なバリア機能の低下であり、正しいケアを行えば2〜4週間程度で改善するケースがほとんど」と話します。
春に肌が揺らぐメカニズム
春先に肌が揺らぐ原因は、一つだけではありません。複数の要因が複雑に絡み合っています。
- 寒暖差による皮脂バランスの乱れ: 冬から春にかけて気温が急激に変化すると、肌の皮脂分泌バランスが乱れやすくなります。
- 花粉の影響: 花粉は肌に付着して物理的な刺激になるだけでなく、花粉に含まれるタンパク質分解酵素が角層を傷つけ、バリア機能を低下させることが研究で明らかになっています。
- 紫外線量の急増: 春は紫外線量が急激に増加する季節です。特に2月から3月にかけてのUV-A量は夏場の約80%に達すると言われています。紫外線対策が不十分だと、肌の炎症を悪化させ、揺らぎ肌の症状をさらにひどくしてしまう可能性があります。
「引き算のスキンケア」で優しくケアしよう
髙桑医師は、揺らぎ肌のケアで最も大切なのは「引き算のスキンケア」だとアドバイスしています。症状がある時期は、新しい化粧品を試したり、たくさんのステップを重ねたりするのは避けましょう。
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基本は3ステップ: 「洗顔・保湿・日焼け止め」のシンプルなケアに絞るのがおすすめです。
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保湿剤の選び方: セラミドやヒアルロン酸配合の低刺激なものを選びましょう。肌をこすらず、優しく塗布してくださいね。
揺らぎ肌を悪化させるNG行動
「良かれと思ってやっていたことが、実は肌に負担をかけていた…」なんてこともあります。以下のNG行動には注意しましょう。
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熱いお湯での洗顔(38度以下のぬるま湯を推奨)
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スクラブや強い洗浄力の洗顔料の使用
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新しい化粧品を複数同時に試す
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肌をこする・触る行為の増加
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紫外線対策を怠る
揺らぎ肌を早く改善するポイント
肌の不調を早く乗り越えるために、こんなことを意識してみましょう。
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スキンケアは3ステップ(洗顔・保湿・日焼け止め)に絞る
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セラミド配合の低刺激の保湿剤を選ぶ
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帰宅後すぐに洗顔して花粉を落とす
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室内でも日焼け止めを塗る習慣をつける
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睡眠時間を7時間以上確保するなど、生活習慣を整える
皮膚科受診の目安と美容医療の選択肢
セルフケアで改善しない場合は、専門家である皮膚科医に相談することも大切です。
どんな時に皮膚科に行くべき?
「これくらいで病院に行っていいのかな?」と迷う人もいるかもしれません。以下のサインが出たら、皮膚科を受診することをおすすめします。
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2週間以上症状が改善しない
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赤み・かゆみ・ヒリヒリ感が強い
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市販薬を使っても効果がない
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同じ部位に繰り返し症状が出る
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化粧水がしみるなど日常的なケアに支障がある
揺らぎ肌だと思っていても、実はアトピー性皮膚炎や接触皮膚炎など、治療が必要な疾患が隠れている可能性もあります。早めに専門医に診てもらうことで、適切な診断と治療を受けられ、症状の長期化を防ぐことができますよ。
敏感肌でも受けられる美容医療ってあるの?
「美容医療に興味はあるけど、敏感肌だから無理かな…」と諦めていませんか?調査でも73.3%が関心を示しているように、敏感肌の方でも受けられる美容医療はあります!
髙桑医師によると、肌の状態を整えてから行うマイルドなケミカルピーリングや、炎症を抑える効果のあるLED治療、保湿成分を導入するエレクトロポレーションなどは、比較的安心して受けられる施術だそうです。ただし、施術前には必ず医師の診察を受け、今の肌状態に合っているか判断してもらうことが大切です。
まとめ:揺らぎ肌と上手に付き合うために
春先の揺らぎ肌は、多くの人が経験する一時的な肌の不調です。主な原因は花粉、寒暖差、紫外線量の急激な変化。大切なのは、肌に優しい「引き算のスキンケア」を心がけ、保湿と紫外線対策をしっかり行うこと。
もしセルフケアを2週間続けても症状が改善しなかったり、赤みやかゆみが強かったりする場合は、迷わず皮膚科を受診しましょう。専門家の助けを借りることで、つらい肌トラブルを乗り越え、健やかな肌を取り戻せるはずです。敏感肌の方でも受けられる美容医療もあるので、気になる方はぜひ相談してみてくださいね。
よくある質問(Q&A)
Q1. 春に肌荒れしやすい原因は何ですか?
A. 主な原因は、花粉、寒暖差、紫外線量の急激な変化の3つです。今回の調査でも68.7%が「花粉の影響」を挙げています。花粉は肌に刺激を与えるだけでなく、バリア機能を低下させることも。また、寒暖差で皮脂バランスが乱れ、冬の乾燥ダメージが残った肌が急増する紫外線にさらされることで、複合的に肌トラブルが起きやすくなります。
Q2. 揺らぎ肌のスキンケア方法を教えてください。
A. 「洗顔・保湿・日焼け止め」のシンプル3ステップに絞り、低刺激な製品を使うのが基本です。調査では62.0%が「保湿を強化する」と回答していましたが、大切なのは「引き算のケア」。複数のアイテムを重ねるより、セラミドやヒアルロン酸配合の低刺激保湿剤を優しく塗布しましょう。洗顔は38度以下のぬるま湯で、帰宅後すぐに花粉を洗い流す習慣も効果的です。
Q3. 敏感肌でも受けられる美容医療はありますか?
A. はい、あります。マイルドなケミカルピーリング、LED治療、エレクトロポレーションなどは、比較的安心して受けられる施術です。調査でも73.3%が敏感肌向け美容医療に関心を示しています。ただし、必ず施術前に医師の診察を受け、現在の肌状態に合っているか判断してもらうことが大切です。
Q4. 季節の変わり目の肌トラブルは皮膚科に行くべきですか?
A. 2週間以上症状が改善しない場合や、赤み・かゆみが強い場合は皮膚科受診をおすすめします。調査では皮膚科受診経験がある人は31.3%にとどまりましたが、揺らぎ肌と思っていても、治療が必要な疾患が隠れている可能性も。早めに皮膚科を受診することで、適切な診断と治療を受けられ、症状の長期化を防げます。
Q5. 揺らぎ肌と敏感肌の違いは何ですか?
A. 揺らぎ肌は、花粉や寒暖差などの環境変化によって一時的にバリア機能が低下する「一過性」の状態です。一方、慢性的な敏感肌は、遺伝的要因などが関係し、通年で症状がある状態を指します。揺らぎ肌は原因がなくなれば改善しやすいですが、毎年春に肌トラブルが増えるような方は、バリア機能が低下しやすい体質かもしれません。皮膚科でアドバイスを受けることも検討しましょう。
アイシークリニックのご案内
今回ご紹介した調査を行ったアイシークリニックは、皮膚科・美容皮膚科を併設し、肌トラブルから美容医療まで一貫した診療を提供しています。保険診療と自由診療の両方に対応し、患者さんの症状や希望に応じた治療を提案。都内5院(新宿院・渋谷院・上野院・池袋院・東京院)と大宮院の6院体制で、どの院でも同水準の診療を受けられます。敏感肌の方向けの低刺激な美容医療メニューも複数用意されています。
診療予約はこちらから可能です。
アイシークリニック各院
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新宿院:東京都渋谷区代々木2-5-3 イマス葵ビル2階
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渋谷院:東京都渋谷区渋谷3-16-2 ニュー三水ビル5階
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上野院:東京都台東区東上野3-16-5 サンク・ユービル1F
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池袋院:東京都豊島区南池袋2-15-3 前田ビル9階
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東京院:東京都中央区日本橋3-6-2 日本橋フロント3階
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大宮院:埼玉県さいたま市大宮区大門町1-60 福美メディカル2階B区画
