ジャーナリストの魂出版、老いの疑問に答える『超高齢社会のエキスパート12人に聞いた 老いと向き合う生き方』を刊行

ジャーナリストの魂出版は、2026年1月15日に新刊『超高齢社会のエキスパート12人に聞いた 老いと向き合う生き方』を刊行します。本書は、親の介護、定年後の生活、終活など、超高齢社会における「老い」に関する広範かつ複雑な問題に対し、読者が学びを始めるための「ポータルブック」として企画されました。

「老い」と向き合う新しい視点

従来の「終活」は、遺言や葬式、お墓選びといった「死の準備」に重点が置かれる傾向がありました。しかし、本書では、死後の備えだけでなく、心身が老いていく過程、それに伴う生活上のリスク、そして老いの各段階で注意すべき点について深く掘り下げています。健康寿命の先に待ち受ける要介護状態を具体的にイメージし、「どうする」かよりも「どうある」かを事前に考えることの重要性を提示しています。介護を受けながらも自分らしさを保ち、できることを続けるための心の切り替えを促す内容です。

執筆者と書籍概要

本書は、元日本経済新聞記者の相川浩之氏と、フリーアナウンサーの町亞聖氏が執筆を担当しています。相川浩之氏は、日本経済新聞社で41年間記者を務めた後、2023年にジャーナリストの魂出版を立ち上げました。

書籍はA5判、272ページ、横書きで、本体価格1,500円(電子書籍はAmazon Kindleストアにて1,200円)です。全国の主要書店(紀伊國屋新宿本店、丸善丸の内本店、ジュンク堂書店池袋本店、代官山 蔦屋書店など)で販売されます。

超高齢社会のエキスパート12人に聞いた 老いと向き合う生き方

目次構成

本書の目次は、老いに関する多角的なテーマを扱っています。

  • まえがき(相川浩之)

  • 第1章 晩年の人生計画を作ろう

    • 子どもも老いや死を考える

    • デスカフェや対話ツールで死や死生観を語る

    • 65〜74歳は、ACP第1段階、信頼できる医者を見つける

    • 75〜84歳は、ACP第2段階、家族と話し合う

    • 85歳からは、ACP最終段階、家族や医師と改めて意思確認を

    • 死と死後の世界をテーマにしたオススメの映画、ドラマ、アニメ

  • 第2章 老いと正面から向き合う

    • 評論家 樋口恵子さん(上)自らの“ヨタヘロ期”を語るーー「悪戦苦闘の人生も面白い」

    • 評論家 樋口恵子さん(下)改めて問われる「大介護時代」への対処

    • 社会学者 上野千鶴子さん(上)介護保険制度の危機を乗り越え「ケア社会」をつくる

    • 社会学者 上野千鶴子さん(下)老いを受け入れる勇気をーーボーヴォワール「老い」を読む

  • 第3章 新しい高齢者

    • 精神科医 和田秀樹さん(上)従来の高齢者像にとらわれる企業やメディア

    • 精神科医 和田秀樹さん(下)シン・老人が日本に元気を取り戻す

    • ITエバンジェリスト 若宮正子さん(上)国や社会や個人生活を楽しくするITとは

    • ITエバンジェリスト 若宮正子さん(下)高齢になっても交流を広げられる秘訣

  • 第4章 フレイル、死とどう向き合う

    • 東京大学高齢社会総合研究機構機構長 飯島勝矢さん(上)生きがいを持ち、社会性を保つことがフレイル予防になる

    • 東京大学高齢社会総合研究機構機構長 飯島勝矢さん(下)地域包括ケアで高齢者は幸せな最期を送れるのか?

    • 緩和ケア医 山崎章郎さん(上)「がん共存療法」は緩和ケアの新しい選択肢

    • 緩和ケア医 山崎章郎さん(中)がん共存療法は標準治療を補う存在に

    • 緩和ケア医 山崎章郎さん(下)末期がんなどの患者とどうコミュニケーションをとるか

  • 第5章 高齢期に避けたいリスク

    • 社会福祉士 藤田孝典さん(上)コロナ禍で明らかになった社会保障の弱点

    • 社会福祉士 藤田孝典さん(下)社会システムの歪みが下流老人を生み出す

    • 経営コンサルタント 濱田孝一さん(上)要介護状態になっても住める高齢者住宅が足りない

    • 経営コンサルタント 濱田孝一さん(下)終の棲家の確保で高まる市町村の役割

  • 第6章 高齢者のための法律

    • 司法書士 福村雄一さん(上)医療・介護職と連携、ACPとALPの一体化を目指す

    • 司法書士 福村雄一さん(下)おひとりさまでも安心、死後事務委任契約

    • 法学者 樋口範雄さん(上)成年後見制度は時代に逆行、別の支援策が望ましい

    • 法学者 樋口範雄さん(下)安心して最期を迎えるために必要な「事前準備」とは

  • 第7章 知っておきたい「在宅」と「投資」

    • 医療法人社団悠翔会理事長 佐々木淳さん 在宅療養は、ハートのある医者がいれば、苦にならない

    • 経営コンサルタント/投資家 岩崎日出俊さん(上)10年、20年後の世界が信じられるならば株式投資を

    • 経営コンサルタント/投資家 岩崎日出俊さん(下)日々の暮らしの中に投資のチャンスはある

  • あとがき(町亞聖)

関連情報

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