特定保健指導をLINEで提供開始

特定保健指導をLINEで。実装は最短1日、アンケートから目標管理・修了証までを自動化する「特定保健指導機能」をリリース

株式会社Bot Expressは、スマホ市役所「GovTech Express」において、特定保健指導の一部プロセスをLINEで自動化する「特定保健指導機能」の提供を開始しました。これにより、最短1日で実装が可能となり、アンケートから目標管理、修了証の発行までをLINE上で完結させることが可能になります。

特定保健指導は、特定健康診査の結果に基づいて生活習慣病の発症リスクが高い方に対し、食事や運動などの生活改善を支援する制度です。しかし、従来の面談や電話による指導は、多忙な生活の中で参加者にとって負担となることがあり、参加率の向上が課題とされていました。本機能は、この課題に対応し、より多くの住民が手軽に特定保健指導を受けられる環境を整備することを目指しています。

機能の概要

本機能では、初回面談時に自治体のLINE公式アカウントへの登録を促します。その後、設定された期間(2〜12週間、カスタマイズ可能)で定期的なアンケートが自動配信されます。対象者は自身の都合の良いタイミングでLINEから回答することができ、回答内容は管理画面でリアルタイムに確認可能です。必要に応じて職員が個別にメッセージを送信し、きめ細やかなサポートを提供することもできます。

特定保健指導の流れ

LINEアプリを利用した健康管理サービスのフローを示す画像です。初回登録、2週間後の状況確認アンケートへの回答、そして回答完了後に食事に関する健康TIPS(炭水化物の摂取方法など)が自動送信される一連の流れが説明されています。

  1. 初回面談時にLINE登録
  2. 初回面談から2週間おきに自動送信されるアンケートに回答
  3. 回答完了後に健康に関するTIPSを自動送信

主な特徴

1. アンケートの自動配信

初回面談日を起点として、2週間ごと(カスタマイズ可能)にアンケートが自動送信されます。質問項目は体重、腹囲、血圧、生活習慣の取り組み状況などがあり、自由に内容を追加・修正できます。設定された日数以内に回答がない場合には、自動でリマインド配信も行われます。これにより、職員の運用負担を増やすことなく、対象者は自身のペースで回答を進めることができます。

特定保健指導の管理画面とLINEでのやり取りを示す画像。管理画面では対象者の指導状況、初回面談日、目標などが表示され、LINEでは市役所がアンケート回答のリマインドを送り、対象者の目標再確認と現状の取り組み状況を尋ねている。

2. 目標の継続的な確認

特定保健指導において求められる、初回面談で設定した行動目標や行動計画の経過確認に対応するため、LINEアンケートでは回答開始時に目標が表示される仕組みが導入されています。これにより、対象者は毎回の回答を通じて自然に目標を振り返り、継続的な行動改善へと繋げることが期待されます。

LINEのようなチャット画面で、市役所からのアンケート回答催促と、ユーザーの目標「毎日〇km歩く」が提示され、無理なく続けるよう促すメッセージが表示されています。

3. 回答内容に応じたメッセージの出し分け

体重や腹囲が初回面談時より減少している場合など、回答内容に応じて特別なメッセージが自動で表示されます。食習慣や睡眠習慣に関する回答に応じたメッセージの出し分けや、アンケート終了後のTIPS表示など、自動化されながらも、対象者に寄り添う温かみのあるコミュニケーションが実現されています。

LINEのようなチャット画面で、ユーザーが健康管理アプリを通じて目標達成状況を確認し、体重や腹囲、血圧などの身体データを入力している様子が描かれています。入力に対し「改善されていますね!」と返信があります。

4. 個別メッセージによる双方向コミュニケーション

自動メッセージに加え、「フォローアップ」機能を利用することで、職員が対象者に個別のメッセージを送ることが可能です。これにより、対象者の回答に応じた詳細なコミュニケーションが可能となり、よりきめ細やかな支援体制を構築できます。

健康管理システムの画面とチャットのやり取りを示す画像。保健師が特定保健指導の進捗について質問し、対象者は仕事の忙しさから運動ができなかったと回答している。

5. 修了証の自動配信

設定された回数(動機付け支援の場合は2回、回数はカスタマイズ可能)のアンケートにすべて回答した対象者には、名前入りの修了証がLINEを通じて自動で配信されます。これは、対象者の達成感を共有し、モチベーション維持に貢献する仕組みです。

LINEのチャット画面で、特定保健指導に3ヶ月以上参加し、生活習慣改善と健康増進に励んだことに対する修了証が送られている様子が映されています。ブラウンのキャラクターがお祝いしています。

導入とシステム基盤

「GovTech Express」には、アンケートのテンプレートをインストールできる「アンケートインストーラー」機能が搭載されており、本機能も「特定保健指導」として既に掲載されています。そのため、パートナー自治体は最短1日で本機能を実装することが可能です。

詳細については、以下のリンクをご参照ください。

システムの基盤としては、日本政府が定めるセキュリティ要求を満たすクラウドサービス評価登録制度「ISMAP」に登録されているSalesforceをプラットフォームとして採用しています。LINEから入力されたデータはSalesforceのシステムのみに保存され、高いセキュリティが確保されています。

詳細については、以下のリンクをご参照ください。

株式会社Bot Expressについて

株式会社Bot Expressは、「つくろう。愛される行政サービスを」をミッションに掲げるGovTech Companyです。住民利用率・満足度の高いサービスを提供し、共鳴するパートナー自治体と共に社会の実現を目指しています。

会社概要

  • 会社名: 株式会社Bot Express

  • 設立日: 2019年2月1日

  • 資本金: 1億円

  • 所在地: 〒105-6923 東京都港区虎ノ門4-1-1 神谷町トラストタワー 23階

  • 代表者: 代表取締役 中嶋 一樹

  • 事業内容: 官公庁専用対話型アプリケーション「GovTech Express」の提供

  • 公式サイト: https://www.bot-express.com/

  • 導入自治体: https://note.bot-express.com/n/naeaa32eb2b4b

2025年12月時点で、国税庁、群馬県、北海道士幌町、秋田県湯沢市、山形県庄内町、渋谷区、練馬区、世田谷区、神奈川県座間市、金沢市、富山県魚津市、愛知県豊田市、神戸市、岡山市、広島市、高知市、福岡県古賀市、沖縄県与那原町など、350以上の団体が導入しています。お問い合わせは、メール(hello@bot-express.com)または公式サイトのお問い合わせフォームより可能です。