ほくろ除去に関する意識調査:約7割がレーザー治療を選択、費用相場は5,000円〜30,000円が最多
医療法人社団鉄結会アイシークリニックは、ほくろ除去を検討または経験したことのある20〜60代の男女300名を対象に、治療法の選択基準や費用、ダウンタイムに関する意識調査を実施しました。この調査は、美容意識の高まりに伴うほくろ除去のニーズ増加と、治療法に関する情報が錯綜する現状を受けて、正確な情報提供を目的として行われました。
調査概要
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調査対象: ほくろ除去を検討中または経験したことのある全国の20〜60代の男女
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調査期間: 2025年11月18日〜11月27日
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調査方法: インターネット調査
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調査対象人数: 300名
調査結果のポイント
本調査の主なポイントは以下の通りです。
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ほくろ除去経験者の68.7%がレーザー治療を選択しています。
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治療法選択で最も重視される点は「傷跡の目立ちにくさ」で52.3%を占めます。
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レーザー治療後の再発を経験した人は23.4%に対し、切除法では4.2%にとどまっています。
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費用相場は5,000円〜30,000円が最多価格帯であり、6割以上が3万円以内で治療を受けています。
各調査結果の詳細
約7割がレーザー治療を選択
ほくろ除去の治療法として、約7割の方がレーザー治療を選択していることが明らかになりました。「傷跡が目立ちにくい」「治療時間が短い」「抜糸が不要」といった手軽さが、レーザー治療が選ばれる主な理由と考えられます。一方で、大きなほくろや病理検査を希望する方は切除法を選択しています。

「傷跡の目立ちにくさ」を最重視
治療法を選ぶ際、半数以上(52.3%)の方が傷跡の目立ちにくさを最も重視していることがわかりました。特に顔のほくろ除去を検討している方にとって、仕上がりの美しさは費用以上に重要な判断基準となっています。

費用は5,000円〜30,000円が最多価格帯
ほくろ除去にかかった費用、または予算として、6割以上の方が3万円以内で治療を行っていることが明らかになりました。保険適用の切除法を選択した場合は1万円未満で済むケースも多く、費用を抑えたい方には有効な選択肢となります。

ダウンタイムの最大の懸念は「赤みや色素沈着の持続期間」
ほくろ除去後のダウンタイムについて、45.0%の方が「赤みや色素沈着がいつまで続くか」を最も懸念していると回答しました。レーザー治療後の赤みは通常3〜6か月で薄くなりますが、紫外線対策を怠ると色素沈着が長引くことがあるため、適切なアフターケアが重要です。

レーザー治療経験者の約4人に1人が再発を経験
レーザー治療経験者206名を対象とした調査では、23.4%がレーザー治療後にほくろが再発した経験があると回答しました。これは、レーザーでは皮膚深部の母斑細胞を完全に除去できない場合があるためと考えられます。再発リスクを避けたい方や大きなほくろの場合は、切除法が推奨されます。

レーザー治療と切除縫合法の比較
ほくろ除去には主にCO2レーザー治療と切除縫合法があります。それぞれの特徴を以下の表にまとめます。
| 比較項目 | レーザー治療 | 切除縫合法 |
|---|---|---|
| 適応サイズ | 直径5mm以下が目安 | サイズ制限なし |
| 費用目安(1個) | 5,000〜15,000円(自由診療) | 5,000〜10,000円(保険適用3割負担) |
| ダウンタイム | 1〜2週間 | 2〜4週間 |
| 抜糸 | なし | 5〜7日後に必要 |
| 傷跡 | 赤みが数か月残る可能性 | 線状の傷跡 |
| 再発リスク | 10〜30%程度 | 5%未満 |
| 病理検査 | 不可 | 可能 |
| 治療時間 | 5〜10分/個 | 15〜30分/個 |
※この数値は、医療法人社団鉄結会アイシークリニックの監修医師の30,000件以上の皮膚腫瘍手術実績に基づいています。
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CO2レーザー(炭酸ガスレーザー)とは: 波長10,600nmの赤外線レーザーを用いて皮膚組織を蒸散させる治療法です。水分に吸収されやすい特性を持ち、ほくろやイボなどの皮膚良性腫瘍の除去に用いられます。出血が少なく、傷跡が目立ちにくいという特徴があります。
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切除縫合法とは: メスを用いてほくろを周囲の正常皮膚ごと切り取り、縫合する外科的治療法です。病理検査が可能で再発リスクが低いという特徴を持ち、大きなほくろや悪性が疑われる病変に用いられます。
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母斑細胞とは: ほくろ(色素性母斑)を構成するメラニン色素を産生する細胞です。皮膚の表皮と真皮の境界部や真皮内に存在し、この細胞が増殖することでほくろが形成されます。
医師からのコメント
アイシークリニックの髙桑康太医師は、ほくろ除去は「見た目の改善」だけでなく「悪性の可能性の除外」という医学的観点からも重要であると述べています。治療法の選択は、ほくろのサイズ・深さ・部位、そして患者のライフスタイルを総合的に考慮して決定すべきです。
レーザー治療は傷跡が目立ちにくく治療時間も短いメリットがありますが、皮膚深部の母斑細胞を完全に除去できない場合があり、再発リスクが10〜30%程度存在します。一方、切除縫合法は線状の傷跡が残りますが、再発リスクは5%未満と低く、病理検査で悪性でないことを確認できる安心感があります。
特に注意が必要なのは、悪性黒色腫(メラノーマ)との鑑別です。色調が不均一、境界が不明瞭、急速に大きくなっている、出血しやすいなどの特徴がある場合は、必ず切除して病理検査を行うことが推奨されます。レーザーでは組織が蒸散してしまうため、病理検査はできません。
ダウンタイムに関しては、レーザー治療の場合、治療当日から軟膏とテープ保護を行い、7〜14日で表面は上皮化します。ただし、赤みは3〜6か月続くことがあり、この期間の紫外線対策が仕上がりを左右します。切除法の場合は抜糸まで5〜7日、その後もテープ固定を1〜2か月継続することで、傷跡の幅が広がることを防ぎます。
日本皮膚科学会のガイドラインでは、良性のほくろ(色素性母斑)に対する治療法として、切除縫合法、レーザー治療、くり抜き法などが挙げられています。アイシークリニックの監修医師の30,000件以上の皮膚腫瘍手術実績に基づくと、直径5mm以下で平坦なほくろはレーザー治療で良好な結果が得られる一方、5mmを超えるものや盛り上がりのあるものは切除法がより適しているとされています。
レーザー治療が向いているケース
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直径5mm以下の平坦なほくろ
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顔など目立つ部位で傷跡を最小限にしたい方
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抜糸のための通院が難しい方
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複数の小さなほくろを一度に除去したい方
切除縫合法が向いているケース
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直径5mm以上の大きなほくろ
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盛り上がりのあるほくろ(隆起性病変)
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悪性の可能性を否定したい方(病理検査希望)
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再発リスクを最小限にしたい方
治療後に注意すべきポイント
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紫外線対策を最低6か月間徹底する
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指示された期間はテープ保護を継続する
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赤みが長引く場合や再発の兆候がある場合は早めに受診する
よくある質問(Q&A)
Q1. ほくろ除去はレーザーと切除どちらがいいですか?
A. ほくろのサイズと特徴によって最適な方法は異なります。医療法人社団鉄結会アイシークリニックの監修医師の実績に基づくと、直径5mm以下の平坦なほくろにはレーザー治療が適しており、傷跡が目立ちにくいメリットがあります。一方、5mm以上のほくろや盛り上がりのあるもの、悪性の可能性を否定したい場合は切除縫合法が推奨されます。本調査では68.7%がレーザーを選択していますが、23.4%が再発を経験しているため、再発リスクを重視する方には切除法をお勧めします。
Q2. ほくろ除去の費用はいくらかかりますか?
A. レーザー治療は1個5,000〜15,000円、切除法は保険適用で5,000〜10,000円程度です。本調査では64.0%の方が3万円以内で治療を完了しています。レーザー治療は自由診療のため、サイズや個数により料金が変動します。切除法は保険適用となる場合があり、3割負担で5,000〜10,000円程度となります。ただし、美容目的の場合は保険適用外となることがあるため、事前に確認が必要です。
Q3. ほくろ除去後のダウンタイムはどのくらいですか?
A. レーザー治療は1〜2週間、切除縫合法は2〜4週間が目安です。レーザー治療の場合、7〜14日で表面は上皮化しますが、赤みは3〜6か月続くことがあります。本調査では45.0%の方が「赤みや色素沈着がいつまで続くか」を懸念していました。切除縫合法では抜糸まで5〜7日、その後1〜2か月のテープ保護が推奨されます。いずれの方法でも、紫外線対策がダウンタイム短縮の鍵となります。
Q4. レーザーでほくろを取ったら再発しますか?
A. レーザー治療後の再発率は10〜30%程度あり、本調査でも23.4%が再発を経験しています。レーザーは皮膚表面の組織を蒸散させる治療法のため、皮膚深部に母斑細胞が残っている場合、数か月〜数年後に再発することがあります。再発した場合は再度レーザー治療を行うか、切除法に切り替えることで対応可能です。再発リスクを避けたい方には、最初から切除縫合法をお勧めすることもあります。
Q5. ほくろ除去に保険は適用されますか?
A. 切除縫合法は保険適用となる場合がありますが、レーザー治療は基本的に自由診療です。ほくろの切除縫合法は、医学的に必要と判断された場合(悪性の疑い、引っかかりやすい部位など)に保険適用となります。その場合、3割負担で5,000〜10,000円程度です。一方、美容目的でのほくろ除去や、レーザー治療は保険適用外となります。詳細はクリニックにご相談ください。
放置のリスクと受診の目安
放置のリスク
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悪性黒色腫(メラノーマ)など皮膚がんの見落としリスク
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大きくなったほくろは治療後の傷跡も大きくなる可能性
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自己判断での処置による感染や傷跡のリスク
受診の目安
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ほくろが急に大きくなった、色が変化した場合
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ほくろから出血しやすい、かゆみがある場合
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形が左右非対称、境界が不明瞭な場合
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見た目が気になり、除去を希望される場合
クリニック案内
医療法人社団鉄結会アイシークリニックは、皮膚科・形成外科診療を全国6院(新宿・渋谷・上野・池袋・東京・大宮)で展開しています。
アイシークリニックの特徴:
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全院駅徒歩3分以内、土日祝日も診療で通院しやすい
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保険診療・自由診療いずれにも対応
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皮膚腫瘍手術30,000件以上の実績を持つ監修医師が在籍
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病理検査に対応し、悪性の可能性を適切に評価
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ほくろ治療の詳細については、以下のページもご参照ください。
