「最近、疲れやすいな…」「前より動くのが億劫になってきたかも…」と感じていませんか?

もしあなたが、そんなふうに感じているなら、それはもしかしたら「フレイル」と呼ばれる状態かもしれません。

「フレイル」という言葉、まだ聞き慣れない方もいるかもしれませんね。でも、これは私たちが長く健康でいるために、とても大切なキーワードなんです。今回は、2026年2月1日の「フレイルの日」に、一般社団法人 日本フレイル予防サービス振興会(JFA)が主催し、キユーピー株式会社も協力して開催された、イオンモール大垣でのフレイル予防イベントの様子をレポートします。このイベントには、あなたがもっと元気に、もっと自分らしく毎日を過ごすためのヒントがたくさん詰まっていました。

「フレイル」って、一体どんな状態のこと?

「フレイル」とは、加齢とともに心や体の活力が少しずつ低下し、健康な状態と、介護が必要な状態のちょうど中間に位置する時期のことを指します。

想像してみてください。以前はスッとできていたことが、最近は少し大変になったり、外出がおっくうになったり…。それは病気ではないけれど、「なんだか調子が良くないな」と感じる、そんなモヤモヤした状態かもしれません。でも、フレイルの素晴らしいところは、この段階で適切な対策をすることで、健康な状態へと回復できる可能性が高いということなんです。だからこそ、早めに気づいて、対策を始めることがとっても大切だと言われています。

キユーピーのウェブサイトでは、フレイル予防についてもっと詳しく知ることができます。ぜひ参考にしてみてください。
キユーピー「フレイル予防を心がけよう!」

地域の皆さんの「もっと元気になりたい」を応援するイベント

このフレイル予防イベントは、地域の皆さんの健康維持を応援する目的で開催されました。ただ知識を伝えるだけでなく、実際に体験できるプログラムや、毎日の食事に取り入れやすいレシピの紹介など、具体的な行動につながる工夫が凝らされていました。

開催されたのは、2026年2月1日(日)の午前10時から午後4時まで。場所はイオンモール大垣の1F太陽の広場です。主催は一般社団法人 日本フレイル予防サービス振興会で、岐阜県安八町やイオンリテール株式会社 中部カンパニーも協力していました。

フレイル予防イベントの様子

会場には多くの人が訪れ、熱心に説明を聞いたり、体験コーナーに参加したりしていました。皆さんの「もっと元気になりたい」という前向きな気持ちが伝わってくるような、活気あふれる雰囲気でした。

イベントで体験!フレイル予防の「3つの柱」

フレイル予防には、大きく分けて3つの大切な柱があります。それは「栄養」「身体活動」「社会参加」です。イベントでは、これらの重要性を楽しく学べるプログラムが展開されました。

イベント会場の様子

1. 自分の状態を知る「フレイル測定」

まず行われていたのは、安八町のフレイルサポーターさんたちによる「フレイル測定」です。質問票に答えたり、簡単な身体機能のセルフテストを行ったりして、今の自分の状態を客観的に把握できるコーナーでした。

「自分の体のことは自分が一番よく知っている」と思いがちですが、専門家のアドバイスを受けながら自分の状態を数値で見てみると、新たな気づきがあるものです。参加者の方々は、サポーターさんからの丁寧なアドバイスに真剣に耳を傾けていました。

2. 食事を見直す「10食品群チェックBINGO」

「栄養」は、フレイル予防の土台となる非常に重要な要素です。イベントでは、キユーピーが推奨する「10食品群(肉、魚、卵、牛乳、大豆製品、緑黄色野菜、海藻、芋、果物、油)」をバランスよく食べる習慣を啓発するために、BINGO形式のカードが活用されていました。

10食品群チェックBINGO

「今日は肉を食べたから『肉』のマスにチェック!」「よし、魚も食べたぞ!」といった具合に、ゲーム感覚で毎日の食事を振り返り、不足している食品群がないかを確認できる工夫です。食生活の偏りは、自分ではなかなか気づきにくいもの。楽しみながら食のバランスを意識できるのは嬉しいですね。

会場には、これらの食品群に関連するキユーピーの製品や、日々の食事に取り入れやすい調味料などが展示されていました。具体的な商品を見ることで、「これなら手軽に試せるかも!」と感じた方も多かったのではないでしょうか。

食品展示の様子

3. 日々の生活に落とし込む「啓発活動と実証実験」

イベントでは、フレイル予防に関するパンフレットやサンプルが配布され、日々の生活に取り入れられる具体的な予防策が分かりやすく紹介されていました。さらに、売場と連動した実証実験も行われ、スーパーマーケットで実際に販売されている商品を使って、フレイル予防に役立つ献立を提案していました。

売場連動の様子

「このドレッシングを使えば、野菜をもっと食べられるな」「この食材とあの食材を組み合わせれば、手軽にタンパク質が摂れるのか」など、具体的なイメージが湧きやすい提案は、参加者にとって非常に参考になったことでしょう。

例えば、こんなレシピカードが紹介されていました。

主菜:鮭のコーンクリームマヨ焼き

鮭のコーンクリームマヨ焼きレシピ

1食あたりたんぱく質24.4g、エネルギー361kcalという、フレイル予防に嬉しい栄養バランスです。マヨネーズを使うことで、鮭を美味しく、手軽に調理できる工夫がされていますね。

主食:ケチャマヨ から揚げ丼

ケチャマヨ から揚げ丼レシピ

「から揚げ丼がフレイル予防に?」と驚くかもしれませんが、1食あたりたんぱく質18.0g、エネルギー676kcalと、必要な栄養をしっかり摂れる献立です。市販のから揚げを活用すれば、忙しい日でも手軽に作れるのが魅力です。

副菜:蒸し豆とたまごと小松菜のごま風味サラダ

蒸し豆とたまごと小松菜のごま風味サラダレシピ

たんぱく質12.0g、エネルギー258kcalのヘルシーな副菜です。蒸し豆や卵、小松菜といった栄養豊富な食材を組み合わせることで、手軽に栄養をプラスできます。ごま風味のドレッシングで美味しくいただけますね。

これらのレシピは、栄養バランスを考えつつも、日々の食卓に取り入れやすい工夫がされていることがわかります。難しく考えずに、普段の食事に少しの変化を加えるだけで、フレイル予防につながるヒントが満載でした。

参加者の声と専門家からのメッセージ

イベントに参加された方からは、こんな声が寄せられました。

「食べすぎには注意していたが、年を取ったらむしろタンパク質やエネルギーを意識してしっかり食べることの方が重要だということを初めて知った」

これは、多くの方が抱えている誤解かもしれません。若い頃と同じ感覚で食事量を減らしてしまうと、フレイルのリスクを高めてしまうことがあります。年齢を重ねるごとに、むしろ意識してしっかり栄養を摂ることが大切なのですね。

「食べて元気にフレイル予防」をキーワードに

主催である一般社団法人 日本フレイル予防サービス振興会の南部 裕一事務局長は、「『食べて元気にフレイル予防』をキーワードに、地域の皆さまが明るく元気に過ごせるよう応援していきたい」と語りました。自治体や企業が一体となって取り組むことの意義を強く感じさせる言葉です。

難しく考えず、楽しみながら「健やかな100年人生」を

そして、今回のプロジェクトを推進するキユーピー サステナビリティ推進部 食と健康チームの西山 博氏からは、今後の献立提案について、次のような心強いメッセージがありました。

イベントブースでの様子

「フレイル予防において、献立を難しく考える必要はありません。いつもの食事に『卵を一つ足す』あるいは『サラダに豆をトッピングしてタンパク質を増やす』その積み重ねが結果的に10食品群の摂取に繋がります。こうしたパズルを楽しむような工夫が、健康な体をつくる基盤になります。私たちの商品が、多種多様な食品をおいしく食べるための『架け橋』となり、誰もが笑顔で『健やかな100年人生』を歩める未来を創っていきたいと考えています」

「卵を一つ足す」「豆をトッピングする」といった、本当にちょっとした工夫で良いのですね。これなら、今日からでもすぐに実践できそうです。献立を考えるのが苦手な方や、毎日の食事に変化をつけたい方も、きっと楽しみながら取り組めるのではないでしょうか。キユーピーが、食を通じて私たちの「健やかな100年人生」を支えていこうとしている姿勢が伝わってきます。

これからも続く、フレイル予防への取り組み

今回のイベントに続き、2月15日(日)には「そよら上飯田(イオンスタイル上飯田)」においても、JFAによるフレイル測定やBINGOを活用したイベントが開催される予定です。

一般社団法人 日本フレイル予防サービス振興会とキユーピーは、これからも協力して、食を通じたフレイル予防の啓発活動を続けていくとのことです。地域の皆さんの健康長寿への貢献に力を入れていることがわかります。もしお近くで開催される機会があれば、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

まとめ:今日からできる「元気への一歩」

「フレイル」は、決して特別な人だけのものではありません。誰もが年齢を重ねる中で、心身の活力が低下する可能性を秘めています。しかし、このイベントで示されたように、フレイルは「予防できる」「回復できる」状態なのです。

今日からできること、見つけられましたか?

  • 食事のバランスを見直す: 「10食品群チェックBINGO」のように、意識して多様な食品を摂る。タンパク質を意識して「卵を足す」「豆をトッピングする」など、簡単な工夫から始めてみましょう。

  • 体を動かす: 無理のない範囲で、散歩やストレッチなど、少しずつでも体を動かす習慣を。

  • 社会とつながる: 趣味の活動に参加したり、友人や家族と交流したり、地域活動に顔を出したり。人とのつながりも、心の健康には欠かせません。

もしあなたが今、「最近、なんだか調子が良くないな」と感じているなら、それは体があなたに「もっと自分を大切にしてね」とサインを送っているのかもしれません。このイベントで見つかったヒントを参考に、今日からあなたなりの「元気への一歩」を踏み出してみませんか?少しの意識と工夫で、きっと明るく健やかな毎日が待っていますよ。