目の下のクマ・たるみに悩むあなたへ。最新研究が示す、満足度アップの秘訣とは?

「なんだかいつも疲れて見える」「実年齢より上に見られる」──そんな風に感じていませんか? 目の下のクマやたるみは、多くの人が抱える美容の悩みの一つです。鏡を見るたびにため息をついたり、メイクで隠すのに苦労したりと、その悩みは日々の生活の中で小さなストレスとなり、時には心を重くすることもありますよね。

美容医療の進化は目覚ましく、これらの悩みを解決するための様々な方法が提案されています。その中でも、特に効果が期待されるのが「目の下の脱脂術」と呼ばれる治療です。今回、この目の下の脱脂術に関する、とっても興味深い研究結果が発表されたので、ご紹介します。

“世界最高峰”の医学誌に掲載された、注目の研究

TCB東京中央美容外科の田村貴彦医師らの研究チームが、目の下のクマやたるみを取り除く「経結膜的眼窩脂肪除去術」(通称:目の下の脱脂術)における患者さんの満足度について、大規模な研究を行いました。そして、その論文「Patient Satisfaction After Transconjunctival Orbital Fat Removal: A Multicenter Prospective Study of 920 Cases」が、形成外科・美容外科領域で“世界最高峰の医学雑誌”と称される「Aesthetic Surgery Journal」に掲載されたのです。

これは、日本の美容医療の学術研究が、世界のトップレベルに到達したことを示す、非常に意義深い出来事と言えるでしょう。

Aesthetic Surgery Journalの表紙と論文情報

論文情報

  • 論文タイトル:Patient Satisfaction After Transconjunctival Orbital Fat Removal: A Multicenter Prospective Study of 920 Cases

  • 掲載誌:Aesthetic Surgery Journal

  • 掲載日:2026年1月

  • 著者:Takahiko Tamura, MD, PhD , Hiromichi Okuma, MD, PhD , Ryoichi Matsumoto, MD, PhD , Tadanori Tada, MD , Hisaaki Munakata, MD , Yoshiki Morimiya, MD , Shintaro Hashimoto, MD, PhD , Nobuo Yamamoto, MD , Keisuke Matsumura, MD , Kohki Okumura, MD

  • URLhttps://academic.oup.com/asj/advance-article-abstract/doi/10.1093/asj/sjag011/8432333?redirectedFrom=fulltext

この研究で何がわかったの?

この研究の目的は、目の下の脱脂術を受けた患者さんが、具体的にどの点に満足し、どのような要素がその満足度に関わっているのかを明らかにすることでした。これまで、目の下の脱脂術は広く行われてきましたが、これほど大規模な患者さんを対象に、多角的な視点から満足度を評価した研究は少なかったのです。

研究の方法

2025年7月から8月にかけて、TCB東京中央美容外科の全国60院で、目の下の脱脂術を受けた920名もの患者さんが研究対象となりました。患者さんは、治療後の「膨隆(目の下のふくらみ)」「色素沈着(目の下の色味)」「皮膚弛緩(目の下のたるみ)」に対する満足度を5段階で評価しました。また、ヒアルロン酸注入やコラーゲンフィラー、細胞外マトリックス(ECM)製剤といった、脱脂術と併用される補助療法が満足度にどう影響するかも分析されました。

驚きの結果! 満足度を高めるポイントとは?

研究の結果、目の下の脱脂術を受けた患者さんの総合的な満足度は64〜73%と、比較的高い水準にあることが示されました。特に、目の下のふくらみ(膨隆)に関しては、多くの方が「とても満足」「満足」と回答しており、脱脂術がこの悩みに非常に効果的であることが裏付けられました。

しかし、興味深い結果もいくつか明らかになりました。

1. 年齢と皮膚のたるみ

年齢が上がるにつれて、皮膚のたるみに対する満足度が少し低下する傾向があることがわかりました。特に38歳から48歳を超えると、たるみに対する満足度が有意に低下することが示されています。これは、加齢による皮膚の弾力性の低下が、脱脂術だけでは完全にカバーしきれない部分があることを示唆しているのかもしれません。

2. ヒアルロン酸注入の併用効果

ここで注目すべきは、脱脂術と合わせてヒアルロン酸注入を行ったグループです。ヒアルロン酸注入を併用した患者さんでは、色素沈着(クマの色味)と皮膚のたるみに対する満足度が、ヒアルロン酸注入をしなかったグループと比較して、有意に高いという結果が出ました。

特に色素沈着に対しては、ヒアルロン酸注入の併用が満足度を高める独立した予測因子(つまり、満足度を左右する重要な要素)であることが多変量解析によって示されました。これは、脱脂術で脂肪を取り除くだけでなく、ヒアルロン酸で皮膚のボリュームを補ったり、色味を改善したりすることが、より総合的な満足度につながることを意味しています。

3. 複合的な治療の重要性

この研究結果は、目の下のクマやたるみの悩みを解決するためには、単一の治療だけでなく、患者さんの年齢や具体的な症状に合わせて、複数の治療法を組み合わせる「個別化された多角的治療」が非常に重要であることを強調しています。特に、皮膚のたるみが気になる高齢の患者さんにとっては、脱脂術とヒアルロン酸注入などの補助療法を組み合わせることで、より高い満足度が得られる可能性が高いと言えるでしょう。

この研究を主導した医師

白衣を着て笑顔の田村貴彦医師

この画期的な研究を主導したのは、TCB梅田大阪駅前院 主任の田村 貴彦(Takahiko Tamura)医師です。

TCB梅田大阪駅前院

TCBの学術研究への取り組み

TCB東京中央美容外科は、今回の研究だけでなく、これまでにも美容医療に関する様々な学術研究に積極的に取り組んでいます。科学的根拠に基づいた安全で効果的な治療を追求し、多くの患者さんの「キレイを幸せに」を実現するために、日々努力を重ねています。

これまでの研究活動の一部をご紹介します(※リンクはプレスリリース発表元サイトへのため、ここでは掲載しません)。

  • 「Time-Series and Demographic Trends in Cosmetic Surgery: Multicenter Analysis of Double-Eyelid Embedding in Japan」(日本における埋没式二重術の時系列・人口統計学的トレンド:多施設解析)

  • 「Multicenter Review of More Than 110,000 Facial Thread Lifting Cases From a Cosmetic Surgery Group 」(美容外科グループにおける11万件超の顔面スレッドリフト症例の多施設共同解析)

  • 「Safety Profile of 4,397 Consecutive Intravenous Sedations in Office-Based Esthetic Surgery: A Single-Center Retrospective Audit」(美容外科手術における4,397例の静脈麻酔の安全性:単施設後方視的研究)

  • 「Age-Related Variations in Reoperation Risk from Suture Loosening in Two-Point Buried Suture Double Eyelid Surgery: A Stratified Retrospective Cohort Analysis」(埋没式重瞼術(2点留法)における糸ゆるみによる再施術リスクの年齢別変動:層別後ろ向きコホート解析)

  • 「Age-Dependent Satisfaction After Transconjunctival Fat Removal for Lower Eyelid Bags: A Multivariate Analysis of Predictive Factors」(経結膜脱脂術における患者満足度の年齢依存性と満足度向上因子の解析)

  • 「Objective evaluation of platelet-rich plasma mesotherapy on facial skin quality: An interim split-face analysis using an advanced imaging system」(PRPメソセラピーによる肌質改善効果の科学的検証 ― 先進画像解析システムを用いたスプリットフェイス臨床研究 ―)

  • 「Predictors of Dissatisfaction After Polydioxanone Thread Lift: A Multicenter Retrospective Analysis」(ポリジオキサノン(PDO)糸リフト後の不満要因:多施設共同後ろ向き解析)

  • 「Five-Year Trends in Facial Thread-Lift Practice: A Nationwide Cross-Sectional Analysis of 106,639 Cases by Age Group and Thread Material」(スレッドリフト施術の5年間の動向:年齢層と糸の材質別に全国106,639件の横断的分析)

  • 「Split-Face Comparative Study of Extracellular Matrix and Polynucleotide Injectables Using Objective Skin Analysis」(肌分析機を用いた細胞外マトリックス製剤とポリヌクレオチド製剤のスプリットフェイス比較検討)

  • 「Impact of concurrent upper eyelid lipectomy on postoperative complications in buried suture double eyelid blepharoplasty: a retrospective analysis」(埋没式重瞼術における上眼瞼脂肪除去術の同時施行が術後合併症に与える影響:後ろ向き解析)

  • 「Impact of surgical experience on postoperative complications in transconjunctival buried suture blepharoplasty: a single-center retrospective study」(経結膜的埋没式重瞼術における術後合併症への術者経験の影響:単施設後ろ向き研究)

  • 「UMEDA study: Upper eyelid burial surgery for middle-aged and elderly patients with dermatochalasis」(上眼瞼皮膚弛緩を伴う中高齢者に対する埋没式重瞼術の中期成績)

  • 「Ideal Nasal Angle Preferences Among Japanese People: A Prospective Observational Study on Aesthetic Perception」(日本人における理想的な鼻角度の嗜好)

  • 「Comparison of Long-Term Stability Between Continuous and Two-Point Buried Suture Methods in Double Eyelid Surgery: A 4-Year Retrospective Cohort Study of 1000 Cases」(連続埋没法と2点埋没法における長期安定性の比較:1,000症例を対象とした4年間の後ろ向きコホート研究)

  • 「Thread Rhinoplasty With Different Methods of Barbed Thread Implantation」(糸による隆鼻術における異なる挿入法の比較)

  • 「Serious Complications of Hyaluronic Acid Fillers-A Retrospective Study of 290,307 Cases」(290,307件のヒアルロン酸注入における重篤な合併症)

  • 「Demographic Data of Orbital Fat Removal for Dark Circles Under Eyes in Nationwide Cosmetic Surgery Group」(全国規模の美容外科グループにおける経結膜的眼窩脂肪除去術の大規模調査)

  • 「経皮的埋没式重瞼術と経結膜的埋没式重瞼術における術後合併症の検討」

  • 「Efficacy of Fibrin Sealant in Submental Liposuction:A Prospective Randomized Study」(顎下脂肪吸引におけるフィブリンシーラントの有効性:無作為化前向き研究)

  • 「Investigation of Patients’ Motivation for Cosmetic Surgery in a Nationwide Cosmetic Surgery Group」(全国規模の美容外科グループにおける来院動機の調査)

  • 「Recent Status of Procedures in a Single Nationwide Cosmetic Surgery Group」(全国規模の美容外科グループにおける最近の治療状況)

TCB東京中央美容外科とは

TCBのロゴマーク

TCB東京中央美容外科は、日本全国に102院(2026年1月現在)を展開する大規模な美容クリニックグループです。患者さんの身体への負担が少ない「プチ整形」から、より専門的な手術まで、幅広い美容医療メニューを提供しています。「理想のあなたを着飾る」という理念のもと、丁寧なカウンセリングとシミュレーションを通じて、一人ひとりの患者さんの「理想」を追求しています。

  • クリニック名:TCB東京中央美容外科

  • 理事長:寺西 宏王

  • クリニック数:102院(2026年1月時点)

  • 診療時間:9:00~19:00(一部の院では診療時間が異なります)

  • 休診日:院により異なります

  • オフィシャルサイトhttps://aoki-tsuyoshi.com/

目の下の悩みは、もう一人で抱え込まないで

目の下のクマやたるみは、単なる外見上の問題だけでなく、自信の喪失や精神的な負担につながることもあります。今回の研究結果は、目の下の脱脂術が多くの人にとって有効な選択肢であること、そして、特に年齢を重ねた方や、より複合的な悩みを抱えている方にとっては、ヒアルロン酸注入などの補助療法を組み合わせることで、さらに高い満足度が得られる可能性を示してくれました。

美容医療は、あなたの「こうなりたい」という願いを叶え、日々の生活に輝きを取り戻すための一つの手段です。もし、目の下のクマやたるみで悩んでいるなら、今回の研究で示された科学的な知見を参考に、専門のクリニックで相談してみてはいかがでしょうか。きっと、あなたの悩みに寄り添い、最適な解決策を一緒に見つけてくれるはずです。一人で抱え込まず、新しい一歩を踏み出す勇気を持ってみてくださいね。