NPOこどこどってどんな団体?
NPOこどこどは、2011年11月11日に設立された東京都千代田区にあるNPO法人です。その名前には「こどもたちのこどもたちのこどもたち」、つまり100年後の将来世代まで幸せになれるように、という熱い思いが込められています。
彼らは、「楽しみながら、学びながら、そして誠実に」という姿勢で、社会が抱える様々な課題を見つめ、解決し、社会に貢献していくことをミッションとしています。まさに、未来のために今を良くしようと頑張っている、素敵な団体なんです。

NPOこどこどについてもっと知りたい方は、ぜひ公式サイトを訪れてみてくださいね。
NPOこどこど 公式サイト
なぜ「うつ病予防」が今、こんなに大切なの?
先ほどもお伝えしたように、日本ではうつ病の患者さんが増え続けています。そして、病院に行くほどではないけれど、心に不調を感じている「予備群」の方もたくさんいらっしゃいます。こうした状況は、個人のつらさだけでなく、社会全体にとっても大きな損失となっています。
これまでの対策は、病気になってから治療するという「後追い」の形がほとんどでした。でも、本当に大切なのは、病気になる前に手を打つ「予防」ですよね。軽い不調のうちに気づいて、早めに対処できれば、重い病気にならずに済む可能性が高まります。
NPOこどこどは、この「予防」にスポットを当て、休眠預金等活用制度に基づき、一般財団法人日本民間公益活動連携機構(JANPIA)の助成を受けて、約3年半にわたる「うつ病予防支援事業」を実施しました。JANPIAは、社会課題解決に取り組む団体を支援している心強い存在です。

どんな取り組みで「うつ病予防」を進めたの?
この事業では、うつ病予防の専門家である5つの団体と連携し、本当に多様なアプローチで予防活動が行われました。それぞれの団体がどんな活動をしたのか、ご紹介しますね。
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株式会社フェアワーク:
働く人の心の健康をサポートする、ラインケア・カウンセリングにつながるサーベイを提供しています。職場のストレスを早期に発見し、適切なケアにつなげることで、心の不調が深刻になる前に手を打つことができます。
株式会社フェアワーク 公式サイト -
特定非営利活動法人東京メンタルヘルス・スクエア:
「誰でも利用することができる無料電話相談窓口」や「お話パートナー」といったサービスを通じて、気軽に心の悩みを打ち明けられる場所を提供しています。誰かに話を聞いてもらうだけでも、心が軽くなることってありますよね。
特定非営利活動法人東京メンタルヘルス・スクエア 公式サイト -
特定非営利活動法人森林セラピーソサエティ:
都会の喧騒から離れて、森の中で深呼吸するだけでも心が落ち着きますよね。この団体では、心身のストレス改善効果が科学的に証明されている「森林セラピー」を提供しています。自然の力ってすごいんです!
特定非営利活動法人森林セラピーソサエティ 公式サイト -
株式会社イーガイア(株式会社S’UIMIN):
「睡眠についてもっと知るセミナー」や「睡眠の質を可視化する睡眠計測」を通じて、睡眠の大切さを伝えています。質の良い睡眠は、心の健康を保つための基本中の基本。自分の睡眠を見直すきっかけになりますね。
株式会社イーガイア 公式サイト
株式会社S’UIMIN 公式サイト -
一般社団法人ローランズプラス:
花や植物には、私たちを癒やす不思議な力があります。この団体では、花や植物を通じたメンタルヘルスの改善に取り組んでいます。美しい花に囲まれることで、心が穏やかになる体験は、きっと素晴らしいものになるでしょう。
一般社団法人ローランズプラス 公式サイト
これらの団体が一体となって、心の不調に悩む人々をサポートしてきました。
「予防」の効果はどれくらいあったの?驚きの「削減率12.3%」を達成!
NPOこどこどは、これらの取り組みがどれだけの効果を生んだのかを客観的に示すために、「社会的インパクト評価」を事業の最初から導入しました。これは、単にお金がかかったか、どれだけの人が参加したかだけでなく、実際に社会にどんな良い影響を与えたかを数値で測る画期的な方法です。
具体的には、どれだけの人が活動に参加したか(リーチ数)、そのうちどれだけの人が実際にプログラムを始めたか(参加率)、そしてどれだけの人が継続してくれたか(継続率)、そしてうつ病のリスクがどれだけ減ったか(削減率)という指標を設定しました。
その結果、2025年末時点で、事業にかかった費用が推計2億4282万円だったのに対し、生み出された社会的価値はなんと6億802万円にも上ることが判明!事業総額の約2.5倍もの効果があったと評価されたんです。すごい成果ですよね!
うつ病リスクが12.3%も減ったってどういうこと?
さらに驚くべきは、うつ病予防の効果が具体的な数字で示されたことです。各団体の予防プログラムに参加する前と後で、「簡易抑うつ症状尺度(QIDS-J)」というアンケートを実施しました。
その結果、プログラム実施前(1回目)に比べて、実施後(2回目)では、「正常」と診断される方が増え、「軽度」や「中等度」の症状を持つ方が減る傾向が見られました。残念ながら「重度」の方には大きな変化は見られませんでしたが、多くの方が改善の兆しを見せたんです。

対象となった741名の中で、うつ病リスクの削減率はなんと12.3%!統計的にも「p<4.61E-08」という、非常に信頼性の高い有意なリスク削減が示されました。これは、NPOこどこどの取り組みが、本当に多くの人の心の健康に良い影響を与えた証拠です。
みんなの「うつ病予防」への認識も大きく変わった!
この素晴らしい成果をより多くの人に知ってもらうため、NPOこどこどは「健康経営EXPO」への出展や「事業報告会」の開催も行いました。
健康経営EXPOでは、企業や関係者が集まる場で、NPOこどこどの知見や成果を直接伝える機会となりました。企業の担当者の方々も、「予防」の重要性に改めて気づいたことでしょう。

そして、今年2月に開催された事業報告会では、メンタルヘルスの専門家の方々も登壇し、うつ病予防に関する理解をさらに深める場となりました。医学界の方や産業保健職の方々も参加され、この取り組みへの関心の高さがうかがえます。
この報告会に合わせて、社会全体に予防の重要性を啓発するための事業報告書「メンタルヘルスの手引き」も作成されました。

この「メンタルヘルスの手引き」は、2026年3月26日(木)17:00までに申し込むと、無料で冊子版を送ってもらえます!ぜひ、この機会に手に入れて、心の健康について考えてみませんか?
「うつ病は予防できる!」という希望が広がった!
健康経営EXPOと事業報告会で参加者に行ったアンケートでは、うつ病予防に対する認識に大きな変化が見られました。
特に、日頃からメンタルヘルスに課題を感じている方々の間では、「うつ病は予防できる」という視点を改めて認識できたことが大きな成果となりました。これまでは、病気になってからの対応が重視されがちでしたが、予防の可能性を知ったことで、「今後の業務にも予防の観点を取り入れていきたい」と感じた方も多くいらっしゃったようです。

この結果は、心の不調に悩む人々にとって、「きっと、自分にもできることがある」という希望につながるのではないでしょうか。
これからの課題とNPOこどこどの挑戦
もちろん、すべての問題が解決したわけではありません。アンケートからは、実際の現場では経営層の理解不足や、組織としての体制がまだ整っていないといった課題も浮き彫りになりました。予防の重要性は理解されても、それを実際に組織全体で実践していくには、まだ乗り越えるべき壁があるようです。
しかし、NPOこどこどは、これらの課題を「もっと良くしていくためのヒント」として捉えています。今後も問題意識を持ち続けながら、より効果が高く、実践しやすい「うつ病予防の取り組み」に挑戦し続けると宣言しています。
NPOこどこどのその他のサービスもご紹介!
NPOこどこどは、うつ病予防支援事業以外にも、私たちの健康と未来をサポートする様々なサービスを展開しています。
POSRI(ポスリ)

「POSRI」は、メンタルヘルスの不調を早期発見し、うつ病予防をサポートするスマホアプリです。アンケートに答えるだけで心の状態をチェックでき、健康習慣を簡単に記録できます。300種類以上のエビデンスに基づいた健康習慣が掲載されていて、継続的な健康行動を応援してくれます。まさにつらい状況になる前に「罹患リスクの先送り」をお手伝いしてくれる、心強い味方です。
POSRI 公式サイト
GreenChord(グリーンコード)

「GreenChord」は、人間ドックや健診施設で受けられる遺伝学的検査です。自分の体の傾向を知ることで、よりパーソナルな健康管理に役立てることができます。
GreenChord 公式サイト
ゲノムコンシェルジュ

「ゲノムコンシェルジュ」は、ゲノムの解説やアドバイスを行う資格です。遺伝子に関する知識を深め、それを活かして人々の健康をサポートしたいと考える方にとって、魅力的な資格となるでしょう。
ゲノムコンシェルジュ 公式ページ
まとめ:うつ病予防は、あなたの未来を変える希望になる!
NPOこどこどが実施した「うつ病予防支援事業」は、単なる活動報告にとどまらず、うつ病で悩む多くの人々に「予防」という新たな選択肢と、未来への希望を与えてくれるものです。
「うつ病は予防できる」という認識が広がり、実際にリスクが削減されたという事実は、私たち一人ひとりが心の健康について考え、行動するきっかけになるはずです。もしあなたが今、心の不調に苦しんでいるなら、どうか一人で抱え込まずに、NPOこどこどや連携団体の提供するサービスに目を向けてみてください。
未来はきっと、明るい方向に変えられます。あなたの心の健康を、心から応援しています!
本事業に関するお問い合わせは、NPOこどこど担当窓口まで。
kyumin@kodokodo.or.jp
