3月4日は世界肥満デー!見取り図さんと一緒に「肥満症」について考えよう!

「太っているのは、ただの食べ過ぎ?」「運動不足だから仕方ない?」

もしあなたがそんな風に思っているなら、ちょっと立ち止まって考えてみてほしいことがあります。

2026年3月4日は「世界肥満デー」。この大切な日に合わせて、肥満症という病気についてもっと多くの人に知ってもらうためのイベントが開催されました。日本イーライリリー株式会社と田辺ファーマ株式会社が立ち上げた「その肥満、肥満症かも!」プロジェクトの一環として、お笑いコンビの「見取り図」盛山 晋太郎さんとリリーさんがゲストとして登場!日本肥満症予防協会の宮崎 滋先生と一緒に、肥満と肥満症の違いや、私たちが抱える誤解や偏見について学び、語り合いました。

その肥満、肥満症かも! World Obesity Day March 4 先入観からの解放プロジェクト 3月4日は世界肥満デー

「意思が弱いから…」盛山さんが語る、体重との長い闘いと心境の変化

イベントでは、盛山さんのこれまでの体重推移がグラフで公開されました。なんとNSC時代には125kgもの体重があったそう!当時を振り返り、盛山さんは「日常生活に支障があった」ことや、「健康への不安を常に感じていた」ことを明かしました。想像するだけで、色々な大変さがあっただろうなと思います。

World Obesity Day March 4 その肥満、肥満症かも! 見取り図 盛山晋太郎の体重増加グラフ 高校時代 100kg近くまで 20代前半 (2010年) 大食い系の仕事で 125kg 105kg 医師からの助言をきっかけに減量 仕事が多忙になり、体重管理コントロールできず104kgに 30代後半 (2023年) 94kgまで減量に成功 35歳 (2025年)

減量に挑戦してもなかなか体重が減らなかったり、せっかく減らしてもまた元に戻ってしまったり…。そんな経験がある人もいるのではないでしょうか。盛山さんも同じように苦労し、当時は「自分の意思が弱いからだ」と、すべてを自己管理の問題だと一人で抱え込んでいたそうです。相方であるリリーさんも、盛山さんのことを心配していた時期があったと語っていました。きっと、多くの人が共感できるつらい経験ですよね。

「肥満」と「肥満症」って何が違うの?見取り図さんと一緒にクイズで学ぼう!

イベントでは、見取り図のお二人が「肥満症」に関するクイズに挑戦しました。このクイズを通して、彼らはいくつかの大切な「気付き」を得たようです。

気付きその1:太る原因は「意思の弱さ」だけじゃない!

「太る原因は、食べるのが好きだから」「運動しないから」といった、個人の問題だと捉えられがちですよね。でも実は、太る原因はそれだけじゃないんです。遺伝やストレス、そして私たちが生活する社会環境など、たくさんの要因が複雑に絡み合って肥満につながることがあるんだとか。

気付きその2:「肥満」と「肥満症」は違う病気!

「肥満」と「肥満症」という言葉、同じような意味で使われがちですが、実は大きな違いがあるんです。「肥満」は、脂肪が体に過剰に蓄積した状態を指します。一方、「肥満症」は、その肥満に加えて、糖尿病や高血圧などの「健康障害」を伴う、あるいは内臓脂肪の蓄積が原因で将来的に健康障害を引き起こす可能性があり、医学的に減量が必要だと判断される「病気」なんです。つまり、肥満症は治療が必要な病気ということですね。

この新しい発見に、見取り図のお二人も驚いていた様子でした。盛山さんは、「一人で抱え込まず、専門家に相談できる」という視点を得て、心が軽くなったと語っていました。もしかしたら、あなたも同じような気持ちになったことがあるかもしれませんね。

「肥満症 ミカタ次第で 光差す」心に響く川柳が伝える希望のメッセージ

イベントでは、全国から募集された「肥満症のただしいミカタ川柳」の受賞作も発表されました。最優秀賞に選ばれたのは、「肥満症 ミカタ次第で 光差す」という作品です。この川柳には、「肥満症を単なる肥満ではなく『治療が必要な病気』として見方を変えること」「医師が味方になってくれることで、心が軽くなり、心強く感じられる」という意味が込められているそうです。

この川柳に深く感銘を受けた盛山さんは、「肥満症であることを自覚することが大事。肥満と肥満症の違いを何よりも知ってもらいたい」と力強く訴えかけました。相方のリリーさんも、言葉の二つの意味をかけた表現を絶賛し、「身近な人の味方でいることは大事」と、コンビ愛が垣間見えるコメントを寄せていました。

川柳の受賞作はこちらからご覧いただけます:https://news.mynavi.jp/kikaku/20260303-3853782/

「その肥満、肥満症かも!」プロジェクトが目指すもの

日本イーライリリーと田辺ファーマは、このイベントの他にも、「その肥満、肥満症かも!」プロジェクトを立ち上げ、肥満症の正しい理解を広めるための活動を続けています。

日本における「肥満」と「肥満症」の現状と定義

日本で「肥満」に該当する人は、なんと推定2,800万人もいると言われています(厚生労働省 国民健康・栄養調査 令和元年より)。「肥満」は、体格指数(BMI)が25以上の場合を指します。

一方、「肥満症」は、単なる肥満とは異なります。BMIが25以上の肥満に加えて、以下のいずれかの状態がある場合に診断されます(日本肥満学会「肥満症診療ガイドライン2022」より)。

  • 肥満に起因または関連する健康障害(合併症)を1つ以上持っている:糖尿病、高血圧、脂質異常症、睡眠時無呼吸症候群など、肥満が原因で起こる病気がある場合。

  • 内臓脂肪の蓄積があり、関連する健康障害の合併が予測され、医学的に減量が必要な場合:まだ病気になっていなくても、将来的に合併症のリスクが高いと判断される場合。

つまり、肥満症は「減量による医学的治療の対象となる慢性疾患」なんです。単なる見た目の問題ではなく、治療が必要な「病気」として捉えることがとても大切です。

その肥満、肥満症かも!先入観からの解放プロジェクト

肥満症が抱える社会的な課題

肥満症は、他の病気を引き起こしたり、すでに持っている病気を悪化させたりするリスクがあります。でも、これまで肥満症の診断や治療は、他の慢性疾患と同じように十分には行われてこなかったのが現状です。

そして、肥満症になる原因は、個人の生活習慣だけではありません。遺伝、ストレス、仕事や生活環境など、さまざまな要因が複雑に絡み合って発症すると言われています。だから、「自分の努力だけでは解決が難しい」とされているんです。それなのに、「自己管理ができていないからだ」という誤解や偏見(オベシティ・スティグマ)が社会に存在し、肥満症で悩む人をさらに苦しめてしまうという社会課題があります。

プロジェクトが目指す「生き生きと活躍できる社会」

このような状況を変えるために、日本イーライリリーと田辺ファーマは、「その肥満、肥満症かも!」プロジェクトを通じて、肥満症のある人やその周りの人々が、肥満症について正しく理解を深められるよう活動しています。肥満症に対する思い込みや偏見をなくし、誰もが生き生きと活躍できる健康的な社会を築いていくことを目指しているのです。

両社はこれからも、さまざまな疾患啓発活動を通して、肥満症の正しい理解を広めていくことを約束しています。

もしかして、あなたも「肥満症」かも?一人で悩まず、専門家に相談しよう!

今回のイベントを通して、見取り図のお二人が語ったように、「肥満症」は単なる自己管理の問題ではなく、治療が必要な病気であるということがお分かりいただけたでしょうか?もしあなたが「もしかしたら、自分も肥満症かもしれない」と少しでも感じたら、一人で抱え込まずに、ぜひ専門家に相談してみてください。

肥満症に関するさらに詳しい情報は、肥満症当事者向けの疾患啓発WEBサイト「その肥満、肥満症かも.com」で確認できます。ぜひアクセスしてみてくださいね。

https://www.obesity-disease.jp/

肥満症治療について大切なこと

肥満症の治療の目的は、単に体重を減らすことだけではありません。大切なのは、減量することで肥満に関連する健康障害を改善することなんです。美容や痩身のためのダイエットとは異なり、肥満症と診断された方を対象とした医療行為です。

肥満症治療薬などについても、必ず医師の診断のもと、適切な使い方を守って使用することが求められます。ご自身の肥満症の診断や治療方針については、必ず医師に相談してくださいね。


日本イーライリリー株式会社について

日本イーライリリー株式会社は、米国イーライリリー・アンド・カンパニーの日本法人です。50年以上にわたり、がん、糖尿病、アルツハイマー病など、幅広い領域で革新的な医薬品を提供し、日本の患者さんの健康と豊かな生活に貢献しています。

https://www.lilly.com/jp

田辺ファーマ株式会社について

1678年創業の歴史ある製薬企業である田辺ファーマは、医療用医薬品事業を中心に、「病と向き合うすべての人に、希望ある選択肢を。」をミッションとしています。中枢神経、免疫炎症、糖尿病・腎領域、がん領域など、多岐にわたる分野で、患者さんの困りごとに応えるソリューションを提供しています。

https://www.tanabe-pharma.com/ja/

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