医療現場の課題と「Medii Q」の解決策
近年、医療技術や新薬開発は著しい進歩を遂げていますが、増え続ける医学情報を医師が網羅することは困難であり、専門医療の細分化も進んでいます。このような「医療は進化しているものの、患者に行き渡らない」という構造的な課題に対し、「Medii Q」は以下の点で評価を受けました。
1. 「AI」と「人」のシームレスな統合
「Medii Q」は、医師の臨床疑問に対し、生成AIが信頼性の高い科学的根拠を短時間で提示します。さらに、必要に応じてその分野のエキスパート専門医に症例相談できる導線が一体化されています。AIによる効率化に加え、1,900名以上のエキスパート専門医の実践知へアクセスできる点が特徴です。
2. 社会課題とビジネス課題を同時解決するモデル
「Medii Q」は医師が無料で利用できるサービスであり、専門知識が主治医に届くことで、早期診断と最適治療を促進します。これは同時に、製薬企業が抱える「開発した新薬が、届けたい患者に届かない」という課題も解決します。この新たな価値提供がビジネスモデルとして確立され、多くの製薬企業との協業プロジェクトへと発展しています。
3. サービス開始直後からの急成長
サービス開始から3ヶ月で利用率は8.3倍に急増し、検索総数は既に5万件を突破しています。多くの医師が日常診療の中で効率化と意思決定の安心感を実感しており、課題解決数は拡大を続けています。
「Medii Q」の主な特長
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高性能AIモデルを搭載し、PubMed論文やガイドラインなど信頼性の高い一次情報をもとに情報整理・提示を行います。
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参照した論文やガイドラインへのリンクが表示され、根拠を迅速に確認できます。
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個人情報が誤って入力された場合でも自動的にマスク処理され、入力内容がAIの学習に利用されることはありません。
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判断に迷う症例は、会員登録後に専門医相談へ連携可能です。AIが相談文の下書きを自動生成し、手間を軽減します。
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登録不要でお試し利用が可能であり、会員登録後も費用はかからず、回数制限なしで全ての機能を利用できます。
今後の展望
「Medii Q」は現在、信頼性の高い医学文献などのオープンデータを参照元としていますが、今後は「Medii Eコンサル」に蓄積された豊富な実症例データをもとにしたエキスパート専門医の臨床推論や経験則といった暗黙知も活用可能な仕組みへと進化していく予定です。教科書的な知識だけでは補えない、実臨床の文脈に即した高度な情報収集の実現を目指しています。
また、AIによる検索だけでは判断に迷う課題に対し、シームレスに専門医相談できる「Medii Eコンサル」を不可欠な機能として統合しています。独自のデータで高度化したAIと、それでも残る課題を解決へ導くエキスパート専門医へのホットラインというハイブリッドなモデルを通じて、あらゆる臨床課題に対して最適な意思決定をサポートするインフラを目指していくとのことです。

株式会社Mediiについて
株式会社Mediiは「誰も取り残さない医療を」というミッションを掲げ、希少疾患やがんなど、診断技術や治療法が高度に進化する領域を中心に医療課題の解決に取り組んでいます。医師が無料で利用できる臨床疑問解消プラットフォームとして、AIで効率的にエビデンスを調べられる「Medii Q」と、専門医に相談できる「Medii Eコンサル」を提供し、主治医の迅速でより良い意思決定を支援しています。また、製薬企業との協業プロジェクトを通じて、持続可能な新しい医療インフラの構築を目指しています。
関連情報
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Medii Q:https://medii.jp/q
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Medii Eコンサル:https://medii.jp/e-consult
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株式会社Medii:https://medii.jp
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Medii採用情報:https://medii.jp/careers
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カジュアル面談の応募:https://herp.careers/v1/medii/fq1alIlza6Qa
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日経優秀製品・サービス賞について:https://www.nikkei.com/edit/news/special/newpro/2025/index.html
