親になるって、喜びだけじゃない不安もあるよね

赤ちゃんを授かること、それは人生で最高の喜びの一つですよね。でも、同時に「ちゃんと育てられるかな」「赤ちゃんは健康に生まれてきてくれるかな」といった、たくさんの不安も押し寄せてくるものです。

特に、過去につらい経験をした方、例えば原因不明で赤ちゃんを亡くした経験がある方や、特別なケアが必要な子どもを育てている方にとっては、次の妊娠への不安は計り知れません。「また同じことが起きたらどうしよう…」そんな心配を抱えながら、誰にも相談できずに悩んでいる方もいるかもしれませんね。

また、もし自分やパートナーの家系に遺伝性の病気がある場合、「赤ちゃんに受け継がれてしまうのではないか」という不安も大きくなるでしょう。そんな、親になることへの複雑な気持ちを抱える皆さんにとって、心強いサポートとなるニュースが飛び込んできました。

国際医療専門誌が認めた「優れた出生前検査サービス」

東京都港区にあるミネルバクリニックが、国際医療専門誌「Medical Care Review APAC」2025年版で、「APAC 2025 TOP NEW PRENATAL TESTING SERVICE(アジア太平洋地域における2025年度の優れた出生前検査サービス)」に選ばれ、なんとその雑誌の表紙を飾ったんです!

Medical Care Review APAC 2025 表紙

この雑誌は、アジア太平洋地域の医療・ヘルスケア分野における革新的な取り組みを紹介する専門誌で、患者さん中心の医療を実践する医療機関やリーダーが特集されています。ミネルバクリニックの出生前診断や遺伝診療に対する、医学的根拠、倫理、そして人間性を重視した包括的なアプローチが、国際的な視点から高く評価されたということですね。

もし興味があれば、掲載記事のURLもご紹介しますね。
https://www.medicalcarereview.com/magazines/December2025/Prenatal_Testing_Service_Apac/?digitalmagazine#page=14

「信頼できる答え」と「安心感」を届けるミネルバクリニックの医療

ミネルバクリニックが目指しているのは、不安を抱える方に「信頼できる答え」と「安心感」を提供することだそうです。妊娠前のキャリアスクリーニングから、高度なNIPT(新型出生前診断)、確定検査(羊水検査・絨毛検査)、そして検査結果の説明、カウンセリング、アフターフォローまで、すべてを一貫してサポートしてくれます。

検査を受けることがゴールではなく、家族が自分たちの選択肢をしっかりと理解し、それぞれの人生にとって一番良い決断ができるよう、寄り添いながらサポートしてくれるんです。仲田洋美院長は、「私の使命は、単に遺伝リスクを見つけることではありません。不確実性の中にいるカップルに科学的な明瞭さと気持ちに寄り添う支援を提供し、前へ進めるよう伴走することです」と語っています。

院長の診療哲学を育んだ国際的な経験

仲田院長が「個人の選択を尊重すること」を医療の中心に据えるようになった背景には、高校時代にベルギーで過ごした経験があるそうです。異文化の中で唯一の日本人として生活した経験が、一人ひとりの価値観に寄り添う診療哲学の礎になっているんですね。

そして、仲田院長は臨床遺伝専門医、腫瘍内科、総合内科という、幅広い専門性を持っています。科学的な根拠に基づいた診療を行いながらも、患者さんの個々の価値観を尊重し、意思決定をサポートする。少子化が進む現代社会において、このような医療のあり方が国際誌からも高く評価されたのは、とても素晴らしいことだと思います。

ミネルバクリニックの「包括的遺伝診療」ってどんなもの?

ミネルバクリニックでは、患者さんがご自身のリスクや価値観に合わせて最適な選択ができるように、様々な検査メニューが用意されています。

妊娠前キャリアスクリーニング

これは、一生に一度の検査で、将来の妊娠に潜む遺伝的なリスクを明らかにするものです。100種類以上の常染色体劣性疾患やX連鎖疾患を対象としていて、ACMG(米国遺伝医学会)が推奨する遺伝子をすべて網羅しているそうですよ。

ミネルバクリニック独自の包括的NIPT

もしリスクが見つかった場合、次に役立つのがNIPTです。ミネルバクリニックのNIPTは、一般的なNIPTの範囲を超えて、

  • 単一遺伝子疾患

  • 微細欠失症候群

まで検出できる、とても包括的な検査を提供しています。単一遺伝子疾患は、お父さんの年齢が高くなるにつれて増えることが知られていますし、染色体異数性はお母さんの年齢が高くなるにつれて増える傾向があります。また、微細欠失症候群は、お父さんやお母さんの年齢に関わらず、一定の頻度で発生すると言われています。

ミネルバクリニックの大きな特徴は、お父さんとお母さん、双方の高齢化に伴うリスクに対応したNIPTができる点です。特に、お父さんの高齢化とともに増加するとされる単一遺伝子疾患に対応した出生前検査は、国内でも実施できる医療機関が限られているため、ミネルバクリニックならではの取り組みと言えるでしょう。

精度を優先した世界基準の検査体制

ミネルバクリニックでは、NIPTの検査機器を自院に置いて検査する体制はとっていません。なぜなら、NIPT用のシーケンサーを単に購入して行う以上のことは、各検査会社が独自の技術力を競って開発しており、その開発には莫大なコストがかかるからです。

だからこそ、ミネルバクリニックでは、しっかりとした体制に裏付けられ、FDA(アメリカ食品医薬品局)やEU(欧州連合)での認可をきちんと受けた検査を採用しています。そして、検査結果は専門医が医学的に解析・説明し、必要に応じて院内で羊水検査や絨毛検査といった確定検査へとスムーズにつなげているそうです。

日本のNIPT制度への問題意識と、一貫診療体制への進化

「医療の分断をなくし、家族にとって一貫した出生前診断を」

日本のNIPT制度には、いくつかの構造的な課題がある、とミネルバクリニックは考えています。日本では、日本医学会がNIPTの実施施設を認証する制度を運営していますが、制度上の理由から、本来専門性を持つ臨床遺伝専門医がNIPTの提供に十分に関与できない状況が続いてきたそうです。

一方で、形成外科や皮膚科など、必ずしも遺伝学的な専門知識が十分でない医療機関がNIPTを提供する例も増えていると言います。仲田院長は、この状況を「科学的観点と倫理的配慮の両面から課題のある構造」と捉えてきました。臨床遺伝専門医の研修カリキュラムには出生前診断が含まれており、十分な専門性を備えているにも関わらず、NIPTの認可施設で関与するには、小児科か産婦人科をベースとする臨床遺伝専門医と決められており、それ以外の診療科をベースとする臨床遺伝専門医の関与が制限されてきたためです。

シェアード・ディシジョン・メイキングの重要性

仲田院長は、以前に経験したこんなエピソードを語っています。

ある患者さんが、NIPTで特定の染色体異常が陽性と示されました。当時は院内で確定検査ができなかったため、外部医療機関に羊水検査を依頼したところ、結果は陰性でした。しかし、その後の経過で、当該染色体異常と関連が指摘される重篤な心臓疾患が確認されたのです。

患者さんには「心臓だけの問題なら手術できる」という説明がされたそうですが、羊水検査が万能ではなく、「それ以外の場所にある異常は把握できない場合がある」という説明がされないまま、小児心臓血管外科医に紹介されてしまいました。もし、「このお子さんは少なくとも胎盤と心臓には問題を抱えている。心臓の手術は可能だけれど、問題が心臓だけかどうかは現時点では予測できない」という説明がなされていたら、どうだったでしょうか。

仲田院長は、すべての情報をきちんと与えられて初めて、患者さんが適切な意思決定をできるのではないかと感じたそうです。これが、ミネルバクリニックが大切にしている「シェアード・ディシジョン・メイキング」(共同意思決定)の考え方の根幹にあるんですね。

そして2025年、ミネルバクリニックは産婦人科を併設し、NIPTから確定検査までを一貫して提供できる診療体制へと進化しました。これにより、検査結果の解釈から次の選択肢の提示まで、同じ医療チームが責任を持ってサポートすることが可能になったんです。

「命を選ぶ」ためではなく、「命を迎える準備」のために

実際の診療現場では、検査結果そのものよりも、その結果をどう受け止め、どのような選択をするのかという家族それぞれの意思決定が、大きな意味を持つとミネルバクリニックは考えています。

クリニックには、幼い頃の記憶や家族の背景、過去の経験、そして夫婦それぞれの思いを抱えながら、対話を重ね、悩み抜いた末に選択を行った、さまざまなエピソードがあるそうです。

家族の意思決定を支えたエピソード

  • 例1:幼少期の記憶に揺さぶられた女性
    障害のあるきょうだいを持ち、幼い頃から家族の介護に寄り添ってきた女性が、不妊治療の末に第二子を妊娠。PGT(着床前遺伝子検査)では異常なしでしたが、ミネルバクリニックでのNIPT検査で単一遺伝子異常が陽性となり、確定診断されました。継続するかどうか非常に悩んだ末、きょうだいを支え続けた経験から、苦渋の選択として中断を選びました。

  • 例2:22q11.2欠失を持つ子どもの母親
    22q11.2欠失を持つお子さんを育てているお母さんは、「自分のせい」と長年自責の念を抱えていました。次の妊娠が怖くなり、ミネルバクリニックに相談。マイクロアレイ検査で、お母さん自身には欠失がないことが判明しました。長年の罪悪感から解放され、無事に出産を迎えられました。

  • 例3:トリソミー21で悩み抜いた夫婦
    一度目の妊娠でトリソミー21が陽性となり、中断を選択した夫婦が、次の妊娠でも再びトリソミー21と診断されました。夫は中断を希望しましたが、妻は継続したいと強く願っていました。超音波検査では大きな問題は見られず、何度もカウンセリングを重ねた結果、夫婦は継続を選択。その後、健康な赤ちゃんが誕生し、幸せに暮らしているそうです。

仲田院長は、「出生前診断は、“命を選ぶ”ためだけが目的ではなく、“命を迎える準備”のためにもあります」と話しています。これらのエピソードは、まさにその言葉を裏付けていると言えるでしょう。

検査後も続く、安心のケア体制

検査結果が出るまでの間って、とても不安ですよね。ミネルバクリニックでは、同じ医師が一貫して対応し、外部への丸投げを最小限に抑えることで、患者さんが安心して過ごせる環境を整えています。

  • 結果は迅速に返却されます。

  • 医師やスタッフに直接連絡できる専用ポータルがあります。

  • 陽性結果に対する追加料金なしで、無制限のカウンセリングを受けることができます。

  • 患者さんからのフィードバックを積極的に取り入れ、サービスの改善を続けています。

  • 新しい技術を導入する際は、常に「それは本当に患者さんと家族の利益になるのか」という基準で慎重に判断しています。

ミネルバクリニックは、検査後の時間も含めて医療だと考え、科学、倫理、人間性のバランスを重視しながら、答えを求めるすべての人に希望と信頼を届け続ける存在でありたいと願っています。

ミネルバクリニックについて

ミネルバクリニックロゴ

ミネルバクリニックは、臨床遺伝専門医が運営する、日本でも数少ない遺伝専門のクリニックです。遺伝性疾患、さまざまな先天性疾患の遺伝医療、出生前診断、遺伝性腫瘍、キャリアスクリーニングなど、幅広い分野をカバーし、国際的なエビデンス(科学的根拠)に基づいた医療を提供しています。

仲田 洋美院長プロフィール

医療法人社団ミネルバ 理事長/ミネルバクリニック院長
臨床遺伝専門医・医師

仲田洋美院長についてさらに詳しく知りたい方はこちら

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