あなたの血管、大丈夫?見えない「老化」のサインに気づくために

「血圧が高いって言われたけど、血管そのものの状態ってどうなんだろう?」

そう思ったことはありませんか?私たちは普段、血圧の数値は気にしても、血管そのものがどれくらい健康なのか、どれくらい年齢を重ねているのかを知る機会はほとんどありません。でも実は、血管の健康は私たちの全身の健康を左右するとても大切なものなんです。

血管が硬くなったり、弾力性が失われたりする「血管の老化」は、動脈硬化へとつながります。そして、この動脈硬化こそが、心臓病や脳卒中といった命に関わる病気のリスクを高める、静かなる脅威なのです。残念ながら、これらの病気は一度発症してしまうと、元の健康な状態に戻すのはとても難しいことが多いですよね。だからこそ、病気になってから慌てるのではなく、その前の段階、つまり「未病」の状態で自分の体の変化に気づき、早めに対策を講じることが、私たち自身の健康を守る上で極めて重要になります。

国もこの問題に真剣に取り組んでおり、政府が閣議決定した「健康・医療戦略」では、国民の健康寿命を延ばすために「未病(ME-BYO)」対策を強力に推進することが明記されています。しかし、「未病改善」と言われても、「具体的に何をすればいいの?」「自分の未病の状態ってどうやって知ればいいの?」と疑問に感じる方も多いのではないでしょうか。そんな皆さんの悩みに、新しい技術が希望の光を灯そうとしています。

新しい希望『家庭用パセーサ』って何?

そんな「未病」の課題に挑む画期的な製品が、株式会社志成データムから登場しようとしています。それが、血管の硬さを示す新しい指標「API(動脈圧容積指標)」と「AVI(動脈速度脈波指標)」を測定できる血圧計、『家庭用パセーサ(Vascular Aging Monitor System)』です。

家庭用パセーサの試作品イメージ

この「家庭用パセーサ」は、理化学研究所と産業技術総合研究所という、日本のトップクラスの研究機関との共同研究から生まれた、まさに最先端の技術の結晶なんです。これまでの血圧測定では捉えきれなかった、血管の「物理的な硬さ」を測定できるというのが、その最大の特徴。まるで血管に直接触れて、その状態を確かめているかのような、信頼性の高い測定が可能になります。

現在、この「家庭用パセーサ」の試作機が完成したと発表され、2026年内の製品化を目指して開発が進められています。これは、私たちの自宅で、これまで医療機関でしか測定できなかったような、より深い健康情報が得られるようになることを意味します。病気で困っている方や、将来の健康に不安を感じている方にとって、これは本当に心強いニュースではないでしょうか。

自宅で血管年齢がわかる!『パセーサ』がもたらす3つのすごいこと

「家庭用パセーサ」が私たちの健康管理にどんな新しい風を吹き込むのか、具体的なメリットを3つご紹介します。

1. 「血管年齢」の見える化で、自分の体を深く知る喜び

毎日の血圧測定は、健康管理の基本ですよね。でも、「家庭用パセーサ」を使えば、その血圧測定と同時に、あなたの血管がどれくらいの年齢なのか、つまり「血管年齢」が算出されます。鏡で自分の顔のシワや白髪を見て「年をとったなぁ」と感じるように、血管にも「年齢」があるんです。

「え、私ってこんなに血管が若い/老けてるの!?」

と、自分の血管年齢を知ることは、きっと大きな気づきになるでしょう。この具体的な数値が、漠然とした健康への不安を解消し、自分の体の状態を客観的に把握できる安心感を与えてくれます。そして、「もっと血管を若く保ちたい!」という、前向きな健康意識へとつながるはずです。

2. 統計じゃない!物理法則に基づいた「信頼性」

世の中には様々な健康指標がありますが、「家庭用パセーサ」が採用している「API」と「AVI」は、統計的な推測に頼るのではなく、血管の物理的な挙動を直接解析する独自のアルゴリズムに基づいています。これは、科学的な根拠が非常にしっかりしているということ。

この指標については、すでに50編を超える原著論文が発表されており、循環器臨床だけでなく、ストレス、睡眠、運動といった生活習慣との関連性についても、国内外で多種多様な医学的・生理学的エビデンスが蓄積されています。信頼できる数値だからこそ、安心して毎日の健康管理に活用でき、「きっと、私の血管の状態を正確に教えてくれるだろう」と期待できますね。

3. 「未病改善」が数値で実感できる!モチベーションアップに繋がる

「健康のために運動を始めたけど、本当に効果があるのかな?」「食事に気をつけているけど、変化が感じられない…」

生活習慣を改善しようと努力しても、その効果が目に見えにくいと、モチベーションを維持するのはなかなか大変です。「家庭用パセーサ」は、そんな悩みを解決してくれます。自宅で継続的に測定することで、あなたの努力が「血管年齢」という具体的な数値で表れるのです。

例えば、健康的な食事を心がけたり、ウォーキングを続けたりした結果、「血管年齢が少し若返った!」という数値の変化を目の当たりにしたら、どうでしょう?きっと、大きな喜びと達成感を感じ、さらに健康習慣を続ける大きなモチベーションになるはずです。神奈川県と共同で進めている実証事業も、この「未病の見える化」がもたらす効果を検証しているとのこと。私たちの努力が報われる日が、もうすぐそこまで来ているのかもしれません。

国や研究機関も注目!社会全体で「未病」に取り組む

この「家庭用パセーサ」が注目される背景には、国を挙げた「未病改善」への取り組みがあります。政府の「健康・医療戦略」では、国民一人ひとりが健康寿命を延ばすために、病気になる前の「未病」段階での対策が非常に重要だとされています。そして、その際には客観的な「数値や指標」を使って健康状態を可視化することが、極めて重要視されているのです。

「API」と「AVI」は、まさにこの国の戦略に合致した有力な指標候補として、大きな期待が寄せられています。すでに、社会実装に向けた様々なプロジェクトが進行中です。

  • 神奈川県との共同実証: 神奈川県が強力に推進する「未病改善」に向け、API、AVIによる未病の見える化の実証事業が共同で継続されています。
    神奈川県の未病改善への取り組みはこちら

  • 横浜市立大学による研究発表: 先日開催された「ME-BYO科学技術フォーラム」では、共同研究先の横浜市立大学から、この指標(血管年齢)を用いた研究成果が発表されました。これにより、医学的・科学的な有効性が改めて示された形です。
    ME-BYO科学技術フォーラムでの研究成果発表

このように、自治体やアカデミア(学術機関)との強固な連携によって、この技術が社会に根付いていく基盤が着々と築かれています。病気で困っている方々にとって、こうした公的な機関のサポートがあることは、大きな安心材料となるでしょう。

また、この技術の普及と学術支援活動の資金調達を目的に、クラウドファンディングサービス「READYFOR」での募集が近日中に開始される予定です。
READYFORはこちら

テレビでも話題に!あなたの健康の未来を覗いてみよう

この革新的な「家庭用パセーサ」の技術は、メディアからも大きな注目を集めています。なんと、2026年2月8日(日)に放送されるテレビ神奈川(TVK)の番組で、パセーサが詳しく紹介されることが決定しました!

  • 番組名: TVK「カナフルTV」

  • 放映日時: 2026年2月8日(日)18:00〜18:30

  • 特集: 『最新技術で未病を「見える化」~健康づくりを目指して~』

神奈川県の未病への取り組みと、「家庭用パセーサ」が創る未来の健康管理について、きっと分かりやすく解説されることでしょう。テレビでこの技術が紹介されることで、より多くの人が自分の血管の健康について考えるきっかけになるかもしれませんね。
TVK「カナフルTV」の番組情報はこちら

また、関連する動画も公開されています。
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まとめ:あなたの「血管」が教えてくれる、新しい健康習慣

「家庭用パセーサ」の登場は、単に新しい血圧計が一つ増える、というだけではありません。これは、私たち一人ひとりが、自分の体の状態をより深く理解し、病気になる前に自ら健康を守るための強力なツールを手に入れることを意味します。

特に、すでに生活習慣病のリスクを抱えている方や、ご家族に病歴があり将来に不安を感じている方にとって、自宅で手軽に血管年齢をモニタリングできることは、早期発見・早期対策の道を開く大きな希望となるでしょう。毎日の測定を通じて、自分の生活習慣が血管にどんな影響を与えているのかが「見える化」されることで、健康への意識が大きく変わり、より良い選択ができるようになるはずです。

株式会社志成データムは、この血管指標APIおよびAVIの社会実装を通じて、「患者様のみならず、すべての国民が日常的に自らの『血管状態』を把握し、主体的に未病改善に取り組める社会」の構築を目指しています。健康寿命の延伸という、私たち共通の大きな目標に向けて、この技術がどう貢献していくのか、これからの展開が本当に楽しみですね。

きっと、多くの人の健康意識を変え、より豊かな生活を送るきっかけになるでしょう。病気で困る人が一人でも減り、誰もが自分らしく、いきいきと毎日を過ごせる未来が、もうすぐそこまで来ているのかもしれませんね。