生理のモヤモヤ、一人で抱え込んでいませんか?
生理の時期って、体調が不安定になったり、気持ちが沈んだり、いつも以上にナーバスになることがありますよね。お腹が痛くて授業に集中できなかったり、貧血で立ちくらみがしたり……。もしも、そんな時に限って急な生理が来てしまったり、ナプキンをうっかり忘れてしまったりしたら、どうしますか?「どうしよう、誰かに相談できるかな…」と、不安な気持ちでいっぱいになる人もいるかもしれません。
また、生理用品って毎日使うものだから、意外と家計を圧迫することもありますよね。経済的な理由で生理用品の購入をためらったり、我慢してしまったりする「生理の貧困」という問題も、残念ながら私たちの身近に存在しています。生理用品が手元にない時や、手に入れにくい時、学校のトイレで「どうしよう…」と一人で悩んだ経験がある学生さんもいるのではないでしょうか。こうした生理にまつわる困りごとは、決して一人だけの問題ではなく、心や体に大きな負担をかける、とてもつらい状況です。
「生理だから仕方ない」と諦めてしまうのではなく、誰もが安心して生理を過ごせる社会にしたい。そんな願いを形にする、とても心強い取り組みが始まりました。トイレの個室で生理用ナプキンを無料で受け取れるサービス「トレルナ」と、国際協力NGOジョイセフが連携するプロジェクトです。この連携は、生理の困りごとでつらい思いをしているあなたの、大きな助けになるかもしれません。
心強い味方が登場!「トレルナ」とジョイセフがタッグ
「トイレットペーパーのように、生理用ナプキンも必要な時にいつでも手に入るのが当たり前になってほしい。」そんな想いから生まれたのが、株式会社ネクイノが提供する「toreluna(トレルナ)」というサービスです。これは、トイレの個室に設置されたディスペンサーから、スマートフォンアプリを使って無料で生理用ナプキンを受け取れる、画期的な仕組みです。
そして今回、「トレルナ」がタッグを組んだのは、国際協力NGOジョイセフです。ジョイセフは、すべての人が自分の意思で生き方を選択できる世界を目指し、半世紀以上にわたり日本を含む43の国と地域で、女性の命と健康を守る活動を続けている、信頼できる国際協力NGOです。性の健康と権利(SRHR)の推進や啓発、教育など、多岐にわたる活動を行っています。
今回の連携の目的は大きく二つあります。一つは、教育現場での生理用品の恒常的な設置を推進し、学生さんたちがいつでも生理用品を利用できる環境を整えること。そしてもう一つは、月経を含むSRHRに関する理解を深めるための教育プログラムを実施することです。生理の悩みは、体調だけでなく、心の健康や学業、日常生活にも大きく影響します。特に多感な時期である学生さんたちにとって、生理用品が手に入らない不安や、生理に関する正しい知識が不足していることは、学業や日常生活に大きな支障をきたす可能性もあります。この連携は、そんな困りごとを根本から解決しようとする、心強い一歩と言えるでしょう。
「1minute,1napkin」:みんなの協力でナプキンを届けよう
この取り組みの中心となるのが、「1minute,1napkin(ワンミニッツ・ワンナプキン)」というプロジェクトです。これは、「トレルナ」が設置されている全国のトイレで広告が1分間放映されるごとに、1枚の生理用ナプキンが、自治体や学校、被災地など、生理用品を必要としている場所へ届けられる仕組みです。
つまり、私たちが「トレルナ」を利用する際に表示される広告が、そのまま社会貢献につながるというわけです。企業が「トレルナ」に広告を出すことで、それが直接、生理用品の寄付という形で困っている人の助けになる。これは、企業と利用者が一体となって社会を良くしていく、とても素敵な応援の仕組みですね。誰もが安心して生理を過ごせる社会のために、私たち一人ひとりができる小さな行動が、大きな力になるのです。
集められた生理用ナプキンは、ジョイセフを通じて、同団体が支援している全国の中学・高校・大学などに寄贈されます。これにより、学校内で生理用ナプキンが常に用意され、必要な時にいつでも利用できる環境が整っていくことが期待されます。最初の寄贈状況の報告は、2026年6月頃に予定されているとのことなので、今後の進捗にも注目していきたいですね。

生理のタブーをなくす!SRHR教育で正しい知識と選択を
生理用品の提供だけでなく、今回の連携では「教育/理解促進プログラム」も重要な柱となっています。2026年秋頃から、ジョイセフが実施する月経を含むSRHRに関する教育プログラムが、各学校の教員や関係者、そして学生さんたちを対象に順次実施される予定です。
SRHRとは、セクシュアル・リプロダクティブ・ヘルス/ライツの略で、「性と生殖に関する健康と権利」を意味します。これは、誰もが自分の意思で、安全で責任ある性生活を送ることができ、また、子どもを産むかどうか、いつ、何人産むかを自由に決めることができる権利のことです。生理は、このSRHRの一部であり、女性の健康にとって非常に重要なテーマなのです。
日本では、まだまだ生理についてオープンに話しにくい雰囲気があると感じる人もいるかもしれません。生理痛がひどくても「我慢するものだ」と思ってしまったり、生理に関する正しい知識がないために、不必要な不安を感じたり、適切なケアができなかったりすることもあります。こうした状況は、学生さんたちの心身の健康だけでなく、自己肯定感にも影響を与えかねません。
この教育プログラムを通じて、生理に関する正しい知識や、SRHRの重要性について学ぶことで、学生さんたちが自分の体について理解を深め、自分らしく生きるための選択ができるようになることを目指します。生理は決して恥ずかしいことではなく、誰もが持っている大切な体の機能であるという認識を広めることで、生理にまつわる困りごとをオープンに話し合える環境が生まれるでしょう。また、教員や関係者も学ぶことで、学校全体で生徒たちが安心して生理を過ごせるようなサポート体制が強化されることが期待されます。
さらに、学校や自治体を含む関係者との報告会も行われ、この取り組みの成果や課題が共有されるとのことです。これにより、教育現場にとどまらず、地域や社会全体に生理に関する理解が広がり、誰もが生きやすい社会へとつながっていくことが期待されます。
「トレルナ」を実際に使ってみよう!利用方法と設置場所
「トレルナ」は、「トイレットペーパーのように、生理用ナプキンも無料で提供されるのが当たり前になってほしい」という願いから生まれたサービスです。利用方法はとっても簡単なので、困った時にぜひ活用してみてくださいね!
- 専用アプリをダウンロード
スマートフォンに専用アプリ「toreluna(トレルナ)」をダウンロードします。 - QRコードをスキャン
アプリを起動して、トイレの個室に設置されているデバイス(デジタルサイネージ)画面の右下にあるQRコードを読み込みます。 - ナプキンを受け取る
すると、ディスペンサーから生理用ナプキンが無料で受け取れます。
一度ナプキンを受け取ると、アプリ上で2時間のロックがかかる仕組みになっています。また、1カ月に受け取れるナプキンは7枚までという上限があります。これは、多くの人が公平に、そして本当に必要な時に利用できるようにするための配慮ですね。



「トレルナ」がどこに設置されているかは、公式サイトの「Spot」ページで確認できます。もしお近くの施設に設置されていなくても、今後の展開で増えていくことが期待されます。
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トレルナ公式サイト: https://toreluna.com
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設置場所一覧: https://toreluna.com/spots
また、「トレルナ」は、広告パートナーや設置パートナーによって支えられています。この素敵な取り組みに賛同し、応援したいという企業や団体の方も募集しているそうなので、興味がある方はぜひ問い合わせてみてくださいね。
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パートナーについて: https://toreluna.com/partners
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パートナー募集に関するお問い合わせ: https://toreluna.com/contact
「この一枚を、あたりまえに。」誰もが安心して過ごせる未来へ
今回のジョイセフとの連携により、「トレルナ」は教育現場だけでなく、自治体や企業とも協力しながら、生理用品を必要とする人々に届け続ける仕組みを持続的に運用していく予定です。生理のことで困っている人が、もう一人で悩むことがない社会を目指し、活動の幅を広げていくことでしょう。
単にナプキンを寄贈するだけでなく、教育や啓発の機会を提供したり、地域と連携したりと、多方面で活動がさらに広がる計画があるとのこと。これは、生理用品の提供にとどまらず、生理に対する社会全体の意識を変え、より包括的なサポート体制を築いていこうとする強い意志の表れだと感じます。
「必要とする誰もが、いつでも生理用ナプキンを手に入れられる社会」の実現に向けて、「トレルナ」はこれからも多くの企業や団体の皆さまとともに、安心して過ごせる環境づくりを進めていくことでしょう。この取り組みが、生理にまつわる困りごとでつらい思いをしているあなたの助けとなり、生理に対する社会全体の意識を変え、より良い未来を築くきっかけとなることを心から期待します。
「トレルナ」を運営する株式会社ネクイノとは
「トレルナ」を運営する株式会社ネクイノは、「世界中の医療空間と体験をRe▷designする」を掲げ、ICTを活用したオンライン診察や健康管理支援に取り組んでいます。2016年6月の創業以来、一人ひとりのライフスタイルや健康状態に合わせて選択・活用できる医療環境の構築を目指しています。
特に、2018年6月に婦人科領域に特化したオンライン診察プラットフォーム「スマルナ」をリリースするなど、女性の健康をサポートするサービスを多く提供しています。オフラインのサポート拠点として、大阪・心斎橋にてユース世代向け相談施設「スマルナステーション」を運営するなど、多角的に女性の健康課題と向き合っています。
- 株式会社ネクイノ 公式サイト: https://nextinnovation-inc.co.jp/
