災害時の「食」の課題、私たちはどう備える?
近年、日本では地震や豪雨など、予測不能な自然災害が頻発しています。そして、世界でも類を見ないスピードで高齢化が進む私たちの国では、2025年には65歳以上の高齢者が総人口の約30%を占めると推計されています。
このような状況で、災害時に特に課題となるのが、高齢の方や病気などで食形態への配慮が必要な方の食事確保です。一般的な災害用備蓄食品として広く知られている乾パンやアルファ化米は、確かに便利で長期保存も可能です。しかし、これらは「かむ力」や「飲み込む力」が低下している方にとっては、摂取しにくい場合があります。想像してみてください。水や電気が止まり、通常の調理ができない状況で、普段の食事形態に調整すること自体が困難になるかもしれません。
「食べられるものがなくて、食事量が減ってしまったら…」
「水分が十分に摂れなくて、脱水症状になってしまったら…」
災害は、ただでさえ心身に大きな負担をかけます。その上、食事が満足に摂れないとなると、体力や気力も低下し、回復が遅れることにも繋がりかねません。だからこそ、日頃からの備えが本当に大切なのです。
救世主となる「ユニバーサルデザインフード(UDF)」って知ってる?
ここでぜひ注目していただきたいのが、「ユニバーサルデザインフード(UDF)」です。日本介護食品協議会が自主規格を制定しているこのUDFは、かむ力や飲み込む力の状態に応じて、4段階に区分された食品のこと。多くの食品メーカーが、この規格に適合した製品を製造・販売しており、パッケージにはUDFマークと区分が表示されています。
UDFの4つの区分
- 容易にかめる:固いものが食べにくい方でも、比較的楽にかみ砕けるやわらかさ。
- 歯ぐきでつぶせる:歯ぐきでつぶせるくらいやわらかく、形は残っているもの。
- 舌でつぶせる:舌でつぶせるほどやわらかく、形は残っているが、まとまりやすいもの。
- かまなくてよい:かむ必要がなく、飲み込みやすいペースト状やゼリー状のもの。
これらの区分があることで、利用者はご自身の状態に合った食品を選びやすくなります。そして何より、市販されているUDF製品の中には、常温で長期間保存できるレトルト食品が非常に多く存在します。これらは普段の食事としてはもちろん、まさに「災害時の備蓄食品」として大いに活用できるのです!
「これなら、いざという時でも安心して食べられるものがある!」
そう思えるだけで、心の負担がずいぶん軽くなるはずです。
「日常の延長」で災害に備える新常識
「防災備蓄」と聞くと、特別なものを準備しなければならない、と構えてしまうかもしれません。でも、日本介護食品協議会が提案するのは、もっと身近で、もっと続けやすい「日常の延長」としての備えです。
今回のキャンペーンでは、在宅訪問管理栄養士の伊藤清世氏が監修した「UDF利用者のための災害備蓄チェックリスト」が公開されます。このチェックリストは、ただ備蓄品を羅列するだけのものではありません。
チェックリストで考える「自分たちだけの備蓄」
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食べられる形態の食事が確保できるか?
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安全に水分が摂れるか?
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アレルギーや苦手な食材はないか?
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好きな味や、気分が落ち着くような食品はあるか?
きっと、このような視点から、ご家族で話し合い、個々の身体状況に応じた備蓄内容を検討するきっかけを与えてくれるでしょう。特別なことではなく、普段の食卓に並ぶUDF製品を少し多めにストックしておく「ローリングストック」も有効な方法の一つです。
「いつも食べているものが、災害時にも食べられる」
これは、身体的な栄養だけでなく、精神的な安心感にも繋がる、とても大切なことではないでしょうか。
豪華賞品も当たる!LINEキャンペーンに参加しよう!
日本介護食品協議会は、2026年3月1日から3月31日まで、公式LINEを通じたキャンペーン「いざという時のための準備が大事。UDFで災害に備えるキャンペーン」を実施しています。

キャンペーン概要
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キャンペーン名:\防災グッズなど320名様に当たる/ いざという時のための準備が大事。UDFで災害に備えるキャンペーン
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実施期間:2026年3月1日(日)~3月31日(火)
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応募方法:日本介護食品協議会の公式LINEを友だち追加し、簡単なアンケートに回答するだけ!
- 友だち追加はこちら: https://lin.ee/hNeQzyp
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賞品内容:
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UDFセット(3,000円分):100名様
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「えらべるPay®」500ポイント:200名様
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防災バッグ付きUDFセット:20名様
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合計320名様に当選のチャンス!
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特典:LINE友だち追加後、リッチメニューから「UDF利用者のための災害備蓄チェックリスト」をダウンロードできます。
このアンケートは、食形態への配慮が必要な方がいらっしゃるご家庭の備蓄状況やニーズを把握し、今後のUDFの普及啓発活動に役立てるために実施されるとのこと。あなたの声が、今後の活動に繋がるかもしれませんね。
備蓄はUDFだけじゃない!プラスαで安心を
UDF製品は災害時の食事に大きな安心をもたらしますが、備蓄はそれだけではありません。ぜひ、以下のポイントも参考に、ご家庭の防災対策を見直してみてください。
水の確保は最優先
人間が生きていく上で最も重要な「水」。飲料水だけでなく、体を拭いたり、食器を洗ったりする生活用水も必要になります。一人あたり1日3リットルを目安に、最低3日分、できれば1週間分の備蓄を目指しましょう。ペットボトルの水はもちろん、浄水器や携帯浄水ボトルなども検討すると良いでしょう。
栄養補助食品や常備薬も忘れずに
UDF製品で栄養バランスを考慮しつつ、さらに手軽に栄養補給ができる栄養補助食品(ゼリー飲料や栄養バーなど)も役立ちます。また、普段服用している常備薬は、最低1週間分、できれば多めにストックしておきましょう。お薬手帳のコピーや、スマートフォンで写真を撮っておくことも大切です。
暖を取る工夫、情報収集の手段
災害時は停電で暖房が使えなくなることもあります。毛布やカイロ、防寒着などを準備しておきましょう。また、テレビやインターネットが使えなくても、情報収集ができるように、手回し充電ラジオやモバイルバッテリーなども備えておくと安心です。
家族で話し合う「もしも」の時のこと
「災害が起きたらどこに避難する?」「家族と連絡が取れない時はどうする?」など、日頃からご家族で具体的な行動を話し合っておくことが重要です。食形態への配慮が必要な方がいる場合は、特にその方の避難時の移動手段や、避難所での生活についてもしっかりとシミュレーションしておきましょう。
日本介護食品協議会の思い
日本介護食品協議会は、2002年に設立されて以来、かむ力や飲み込む力に配慮した食品「ユニバーサルデザインフード(UDF)」の自主規格の策定、登録審査、そして普及啓発に取り組んできました。高齢化が進む社会の中で、誰もが安心して食事ができる環境を整えることは、非常に重要なミッションです。
同協議会は、今回のLINEキャンペーンを通じて、UDFの認知度向上だけでなく、災害時における食事確保という社会的な課題を広く啓発することを目指しています。今後もLINEなどのデジタルツールを活用し、より多くの人々に情報を届けていくとのことです。
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日本介護食品協議会公式サイト: https://www.udf.jp/index.html
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日本介護食品協議会YouTubeチャンネル: https://youtube.com/channel/UCggyVBrjfXVWnZeXRAR60cQ?si=lEgRw09qVH-Y2Qtl
今日からできる「一歩」を踏み出そう
災害は、残念ながらいつ私たちを襲うか分かりません。だからこそ、日頃からの備えが、あなたや大切な人の命を守ることに繋がります。
まずは、日本介護食品協議会のLINEを友だち追加して、専門家監修のチェックリストをダウンロードしてみませんか?そして、ご家族で「いざという時の食」について話し合う時間を作ってみてください。きっと、それだけでも大きな一歩になるはずです。
このキャンペーンが、あなたの「もしも」の時の不安を少しでも和らげ、安心に繋がるきっかけとなることを願っています。
