医誠会国際総合病院、難病医療の動画シリーズ「教えて医誠会」を開始

医療法人医誠会は、2026年1月7日(水)に、医誠会国際総合病院の医師や医療スタッフが講師・監修を務める医療情報動画シリーズ「教えて医誠会」において、難病医療をテーマとした解説動画の公開を開始しました。

このシリーズの第1回では、難病医療を専門とする医誠会国際総合病院 難病医療推進センター センター長の大薗恵一医師が、日本における難病医療の制度や歴史を中心に、その全体像を分かりやすく解説します。

難病医療における情報提供の課題と動画の目的

日本には、指定難病制度や小児慢性特定疾病制度など、難病患者を支える医療の仕組みが存在します。しかし、これらの制度内容や医療体制が十分に知られていない現状があり、どこに相談すればよいか分からずに悩みを抱える方も少なくありません。

難病は患者数が少ない疾患が多く、身近な人に相談しづらいという側面もあります。そのため、専門的な医療情報にたどり着くまでに時間を要したり、専門医の存在を知らないまま不安や疑問を抱え続けたりするケースが見受けられます。

このような状況を踏まえ、医誠会国際総合病院では、難病医療に関わる医師が自ら情報を発信し、難病医療の全体像や医療体制について分かりやすく伝えることが重要であると認識しました。動画形式を用いることで、専門的な内容も整理しやすくなり、医療情報に触れるきっかけを提供することを目指しています。

本動画シリーズは、難病で悩む方が、専門的な医師が関わる医療機関の存在を知り、安心して医療情報に向き合える環境づくりの一助となることを目的としています。医療機関が主体となって情報発信を行うことで、難病医療に対する理解が深まり、悩みを抱える方が減少することにつながるよう取り組まれています。

難病医療の制度の動きを解説する画像

第1回動画「難病医療の取り組み|日本の制度と歴史をわかりやすく解説」の概要

今回公開された動画は、医療情報動画シリーズ「教えて医誠会」の難病医療をテーマとした解説動画の第1回です。医誠会国際総合病院 難病医療推進センター センター長の大薗恵一医師が、日本における難病医療の制度と歴史を中心に解説を行います。

動画では、1960年代に社会問題となったスモンを契機とする調査研究の開始から、1972年の難病対策要綱の策定、そして2015年に施行された指定難病制度に至るまで、日本の難病対策がどのように制度として整備されてきたのかが整理されます。

また、指定難病制度が法制度として整備された背景や、制度の公平性と継続性を確保するための仕組みについても解説されます。加えて、小児慢性特定疾病制度の成り立ちや、近年の制度改正による対象疾患の拡大にも触れ、難病医療を取り巻く医療と福祉の枠組みが俯瞰的に紹介されます。制度の歴史をたどることで、現在の難病医療がどのような考え方に基づいて構築されてきたのかを理解できる内容となっています。

視聴方法と今後の公開予定

第1回動画概要

  • 公開日:2026年1月7日(水)19:00

  • タイトル:「難病医療の取り組み|日本の制度と歴史をわかりやすく解説【教えて医誠会】」

  • 出演:医誠会国際総合病院 難病医療推進センター センター長 大薗惠一 医師

  • 配信場所:医誠会公式YouTubeチャンネル「ホロニクスグループch」

  • 視聴URLhttps://youtu.be/p09FVFq3gHc

今後の公開予定

  • 「難病医療の取り組み|新薬開発と治療の進歩をわかりやすく解説【教えて医誠会】」(2026年1月14日公開予定)

  • 「難病医療の取り組み|医誠会国際総合病院における難病医療推進活動【教えて医誠会】」(2026年1月21日公開予定)

医誠会国際総合病院が難病医療協力病院であることを示す画像

医療法人医誠会について

医療法人医誠会は1979年に大阪市で創立され、ホロニクスグループとして大阪を中心に全国で病院、クリニック、介護老人保健施設などを運営しています。医誠会国際総合病院は、46診療科、総職員数1,971名体制(2025年4月現在)で、低侵襲治療、先進・先制医療、医療DX、本格的タスクシフト・タスクシェア、中央管制システムの導入に取り組み、先進的かつ国際標準の総合病院を目指しています。

地域医療に貢献するほか、2024年12月にはJCI認証を取得し、国際医療ツーリズムにも挑戦しています。また、救急医療においては、24時間365日体制で救急医療を提供。初期救急から2.5次救急患者を対象に診療を行い、必要に応じて各診療科が支援する救急医療体制を構築しています。救急車6台(ドクターカー4台・救急車2台)、医師9名、看護師30名、救急救命士25名で「断らない救急」「待たせない救急」をスローガンに掲げ、様々な救急患者を受け入れています。重症度に応じ、医師・看護師が同乗する救急救命士3名体制の医誠会「病院救急」搬送システムを実施し、広域医療に取り組んでいます。