あなたの「いつもの薬局」で、大腸がんのこと、一緒に考えてみませんか?

「大腸がん」と聞くと、ちょっと身構えてしまう人もいるかもしれませんね。でも、もし、いつものお買い物のついでに、気軽に大腸がんについて学べる機会があったら、どうでしょうか?

NPO法人ブレイブサークル運営委員会は、2026年2月8日(日)に、全国のイオン薬局289店舗(北海道・東北・九州・沖縄を除く)で、大腸がん検診の啓発イベントを開催します。このイベントは、店舗を訪れたお客様が、クイズラリー形式で楽しく大腸がん検診について学べるように企画されています。予約は不要で、参加費も無料。所要時間はたったの約5分なので、お買い物や処方薬の待ち時間にも、気軽に立ち寄って参加できますよ。

ショッピングモールで大腸がんの啓発イベントが開催されています。青いパネルに大腸がん検診や予防の情報が展示され、大人や子供たちがクイズを解きながら学んでいます。40歳からの検診が促されています。

大腸がんは身近な病気?でも、早期発見がとっても大切!

「自分だけは大丈夫」と思いたい気持ち、とてもよくわかります。しかし、大腸がんは残念ながら、日本において非常に多くの方が罹患する病気の一つです。がんの罹患数では第1位、がん死亡原因では女性で第1位、男性で第2位という厳しい現状があります。

それでも、希望の光はあります。大腸がんは、早期に発見して適切な治療を受けることで、92%以上の人が助かると言われているのです。この数字は、私たちが大腸がんと向き合い、早期発見のために行動することの重要性を強く示しています。

しかし、現実には、40歳以上の方に推奨されている年に1回の大腸がん検診(便潜血検査)の受診率は、男性で49.1%、女性で42.8%と、いずれも60%を下回っています。さらに、便潜血検査で「要精密検査」となった場合に必要な大腸内視鏡検査については、「痔だろう」「怖い」「恥ずかしい」「忙しい」といった理由から、なかなか受診に踏み切れない人が少なくないのが現状です。これにより、早期発見の機会を逃してしまうことが懸念されています。

このような背景から、NPO法人ブレイブサークル運営委員会は、地域に密着した「いつもの薬局」で啓発イベントを行うことで、より多くの人に大腸がん検診の重要性を知ってもらい、実際に検診を受けてもらうきっかけを作りたいと考えています。家族みんなで大腸がんについて考える良い機会になるでしょう。

クイズラリーで楽しく学ぶ!「5分でわかる大腸がん検診」

今回のイベントでは、店内に掲示されたポスターを読みながら、簡単なクイズに答える形式のクイズラリーが実施されます。このクイズラリーは、大腸がんの現状や検診の必要性について、堅苦しくなく、楽しみながら学べるように工夫されています。予約も参加費も不要で、たった5分程度で完了するため、お買い物の合間や処方箋の待ち時間といったちょっとした空き時間にも気軽に参加できます。

クイズに参加してくれた方には、景品として「大腸がん撲滅トイレットペーパー」がプレゼントされます。このトイレットペーパーは、大腸がんに関する大切な情報がイラスト入りで記載されており、ご自宅に持ち帰ってからも、家族みんなで大腸がんについて考えるきっかけとなるでしょう。

また、イベントでは、まだ大腸がん検診を受けていない方を対象に、「今後、大腸がん検診を受けようと思うか」といった簡単なアンケートも実施されます。このアンケートは、参加者の皆さんの検診に対する意識や、今後の受診行動につながるヒントを得ることを目的としています。地域に根差した薬局が、健康情報を発信する拠点として、私たちの健康を守るために大きな役割を担っていることを実感できるイベントになるでしょう。

各市区町村では、令和8年度(2026年度)も大腸がん検診が実施される予定です。このイベントが、検診への理解と関心を高め、実際の受診行動へとつながることを目指しています。今後も、地域でのがん検診受診率向上に貢献していくことが期待されます。

大腸がんクイズラリーってどんなもの?

このクイズラリーは、NPO法人ブレイブサークル運営委員会が無償で提供している大腸がん検診啓発資材を活用しています。大腸がんの現状や、大腸がん検診・精密検査の重要性について解説した4枚のポスターと、それらに関連する5問の簡単なクイズで構成されています。毎年、多くの自治体や企業が健康イベントでこの資材を活用しており、その効果は実証済みです。

1. 増えている大腸がん

「増えている大腸がん」について解説。日本では年間約15万人が罹患し、女性のがん死亡原因1位、男性2位。高齢化、肥満、飲酒、喫煙、運動不足がリスクを高める。早期には自覚症状が少ないため、40歳以上は年1回の便潜血検査による早期発見が重要です。

最初のポスターでは、「増えている大腸がん」というテーマで、大腸がんの現状が詳しく紹介されています。日本では年間約15万人もの方が新たに大腸がんにかかっており、男女ともに40歳ごろから罹患する人が増え始めます。2023年には全国で5万人以上が大腸がんで亡くなっており、女性のがん死亡原因の第1位、男性では第2位という厳しい現実が示されています。大腸がんになりやすいリスク要因としては、高齢化に加え、肥満、飲酒、喫煙、運動不足などが挙げられています。そして最も重要なのは、大腸がんの初期には自覚症状がほとんどないため、症状がないうちに発見できるよう、40歳以上は年に1回の便潜血検査を受けることが強く推奨されている点です。

2. 大腸がん検診(便潜血検査)

大腸がん検診の便潜血検査を紹介。自宅で便を採取する簡単な検査で、無症状の健康な人が対象。陽性なら精密検査が必要。毎年受診で死亡リスクが減り、陰性でも症状があれば医療機関受診を促す。

次のポスターでは、大腸がん検診の具体的な方法である「便潜血検査」について解説されています。この検査は、気になる症状がない健康な方が対象です。自宅で便の表面をこすり取るだけの簡単な検査で、痛みも食事制限もありません。2日分の便を採取し、指定の窓口へ提出します。便潜血検査では、大腸がんやポリープがあると便とこすれて出血することがあるため、そのわずかな血の有無を調べて病気の疑いを発見します。毎年検診を受けることで、大腸がんによる死亡リスクが60~80%も減少すると言われています。もし検査結果が「陽性(+)」であれば、必ず精密検査を受けることが大切です。また、陰性(-)でも気になる症状がある場合は、迷わず医療機関を受診するよう促しています。

3. 大腸の精密検査

便潜血検査で陽性や要精密検査が出た場合の全大腸内視鏡検査の重要性、手順、発見される異常(ポリープ、がん)や治療法を解説。早期発見・早期治療の重要性を強調。

3枚目のポスターでは、便潜血検査で「要精密検査」や「陽性(+)」と判定された場合の「大腸の精密検査」について説明されています。この場合、全大腸内視鏡検査が推奨されます。検査前には1~2リットルの腸洗浄剤を飲んで大腸内をきれいにし、肛門から内視鏡を入れて腸内に異常がないかを詳しく検査します。多くの方が「怖い」「恥ずかしい」と感じるかもしれませんが、お尻にスリットの入った検査着をはくため、心配はいりません。この検査で、大腸がんは早期発見・早期治療によって95%以上の人が治ると言われています。検査中にポリープなどが見つかれば、その場で切除することも可能です。早期発見が、その後の治療の選択肢を広げ、より良い結果につながることを教えてくれます。

4. がんの予防

このポスターは、がんの予防法を解説。禁煙、節酒、食生活の見直し、運動、適正体重維持の5つの健康習慣でがんリスクを低減できることを示し、定期的な健康診断とがん検診の重要性を強調しています。

最後のポスターは「がんの予防」がテーマです。がんにかかる原因は、生活習慣や細菌・ウイルス感染など様々ですが、5つの健康的な生活習慣を実践することで、がんになるリスクを低減できることが研究で分かっています。この5つの習慣とは、「たばこは吸わない」「お酒を大量に飲まない」「食生活を見直す」「適度に運動する」「適正体重を維持する」です。これらを実践することで、男性で43%、女性で37%もがんリスクが低下するとされています。ただし、生活習慣に気を付けてもがんにならないと保証されるわけではないため、定期的な健康診断と、胃がん、肺がん、大腸がん、乳がん、子宮頸がんといった国が推奨するがん検診を定期的に受けることの重要性も強調されています。

クイズラリーの解答用紙とアンケート

大腸がん検診に関するQ&Aとアンケート。検診の対象年齢や便潜血検査の解説を通じ、大腸がんの早期発見を啓発。受診頻度、未受診理由、受診動機を問う設問で、検診実態の把握を目指す。

がんの予防法として、禁煙、飲酒制限、食生活改善などの5つの習慣と、胃、肺、大腸、乳、子宮頸がんの定期検診を推奨しています。各検診の対象年齢と受診間隔も示されており、大腸がん検診の受診意向を問うアンケートも含まれています。

解答用紙には、これらのポスターの内容を理解できたかを確認するためのクイズと、参加者の皆さんの大腸がん検診に対する受診状況や思いを尋ねるアンケートが記載されています。このアンケートは、皆さんの声を通じて、今後の啓発活動をより効果的なものにするために役立てられます。検診の必要性を感じない理由や、受診する理由など、皆さんの率直な意見を聞かせてくださいね。

「大腸がん撲滅トイレットペーパー」って何だろう?

イベントの景品にもなっている「大腸がん撲滅トイレットペーパー」は、NPO法人ブレイブサークル運営委員会が制作している有償の啓発資材です。このトイレットペーパーのロール面には、大腸がんの現状や大腸がん検診に関する説明が、分かりやすいイラスト入りで記載されています。

トイレという誰もが毎日利用する場所で、自然と大腸がんに関する情報に触れる機会を創出することを目的に作られました。ご自宅のトイレに設置することで、家族みんなで大腸がん検診について学び、話し合うきっかけとなるでしょう。また、健康系のイベントなどで配布され、持ち帰った市民の皆さんが、より気軽に大腸がんについて知識を深められる資材として活用されています。

大腸がんの早期発見を啓発する広告です。「自分だけは大丈夫?」と感じる人に向けて、毎年1回の検診で早期発見できることを強調しています。健康意識を高めるためのメッセージとQRコードが記載されています。

大腸がんで悲しむ人をなくすために活動する「NPO法人ブレイブサークル運営委員会」

今回のイベントを支援しているNPO法人ブレイブサークル運営委員会は、「大腸がんで亡くなる人を減らしたい」という強い思いを持って活動している団体です。行政、医療従事者、民間企業など、さまざまな立場の人々と連携しながら、大腸がん検診の大切さを広く、そして継続的に社会へ呼びかける活動を全国各地で行っています。

彼らは、今回のような啓発イベントで使われる資材の提供だけでなく、スマートフォンで手軽に読める大腸がん検診の小冊子の公開など、現代のニーズに合わせた情報提供にも力を入れています。多くの人々が、場所や時間を選ばずに大腸がんに関する正しい知識を得られるよう、様々な工夫を凝らしています。

もし、NPO法人ブレイブサークル運営委員会の活動に興味を持たれたり、大腸がん検診についてもっと詳しく知りたいと思われたりしたら、ぜひ彼らのウェブサイトを訪れてみてください。きっと、あなたの疑問や不安を解消するヒントが見つかるはずです。

彼らの活動は、一人でも多くの命を救い、大腸がんで苦しむ人を減らすための大切な取り組みです。私たち一人ひとりが大腸がんについて正しい知識を持ち、行動することで、この活動を支えることにもつながります。

イベント概要まとめ

最後に、今回のイベントの概要をもう一度確認しておきましょう。

  • 開催日: 2026年2月8日(日)

    • ※開催時間は店舗によって異なりますので、お近くのイオン薬局にご確認ください。
  • 会場: イオン薬局 289店舗(北海道・東北・九州・沖縄を除く)

  • 参加費: 無料

  • 内容: 大腸がん検診に関するクイズラリー

    • 店内に掲示されたポスターを読みながらクイズに解答します。

    • 参加者には「大腸がん撲滅トイレットペーパー」がプレゼントされます。

    • 未受診者を対象とした簡単なアンケートも実施されます。

このイベントは、あなたの健康を考える貴重な機会です。ぜひ、ご家族や友人と一緒に参加して、大腸がん検診について学んでみませんか。

最後に:あなたの健康のために、一歩踏み出してみませんか?

大腸がんは、早期に発見すれば、高い確率で治る病気です。しかし、その早期発見のためには、私たち一人ひとりが「検診を受けよう」と一歩踏み出すことが何よりも大切になります。

「忙しいから」「面倒だから」「ちょっと怖いから」……。様々な理由で検診をためらってしまう気持ちは、決して珍しいことではありません。でも、今回のイオン薬局でのイベントは、そんなあなたの気持ちに寄り添い、気軽に、そして楽しく大腸がんについて知るための絶好の機会です。

たった5分で、あなたの未来を変えるかもしれない大切な知識が得られます。そして、もしあなたがまだ検診を受けていないなら、このイベントが、検診への第一歩を踏み出すきっかけになることを心から願っています。

あなたと、あなたの大切な人の健康のために、ぜひイオン薬局のイベントに足を運んでみてください。あなたの健康は、何よりも大切な宝物です。その宝物を守るために、今できることから始めてみませんか?

NPO法人ブレイブサークル運営委員会とイオン薬局は、皆さんの健康を心から願っています。