月経前の「つらい」に、新しい光が差し込むかも
毎月やってくる月経前、なんだか気分が落ち込んだり、イライラしたり、何もやる気が起きなくなったり……。多くの女性が経験する「月経前症候群(PMS)」や、さらに重い「月経前不快気分障害(PMDD)」の症状は、日常生活に大きな影響を及ぼし、一人で抱え込んでいる方も少なくありませんよね。
「これは私だけなのかな?」「どうしたらいいんだろう?」と悩んでいるあなたに、朗報かもしれません!
この度、株式会社LABバイオテックとコスモ・バイオ株式会社が共同で、北海道の白カブから生まれた特別な乳酸菌「Pediococcus sp. KB-1株」に、PMSによる心身の不調、特に「ゆううつ感」や「無気力感」を和らげる効果があることを発見し、その効果を新規の用途特許として共同出願したんです。
これは、薬に頼らずに、日々の生活の中で気軽に試せる新しい選択肢になる可能性を秘めた、とってもワクワクするニュースなんですよ。

みんなが悩んでるPMS、その「つらさ」って?
日本人女性の7〜8割もの方が、月経前に何らかの不調を感じていると言われています。特に20代から40代の女性では、20人に1人が生活に支障が出るほどの重いPMS症状に悩んでいるという報告もあるんです。
「イライラして周りに当たってしまう」「涙が止まらない」「何もしたくない」といった心の不調は、仕事や学業、人間関係にも影響を与え、「もしかして私、病気なのかな?」と不安になることもありますよね。重い場合はPMDDと診断され、通院や投薬が推奨されることもあります。
でも、できれば薬に頼らず、もっと自然な形でこのつらさをどうにかしたい……。そんな「非薬物的アプローチ」へのニーズが、実はとても高まっているんです。
希望の光、乳酸菌KB-1株ってどんな菌?
今回、PMSの心身の不調を和らげる効果が確認された「Pediococcus sp. KB-1株」は、LABバイオテックが長年研究を続けてきた、北海道の白カブから見つかった乳酸菌です。
これまでの研究で、このKB-1株には、体を元気にする「免疫賦活作用」や、アレルギーを抑える「抗アレルギー作用」、さらには胃酸に強い「胃酸耐性」があることが分かっていました。まさに、私たちの健康を多方面からサポートしてくれる、頼もしい存在なんですね。
大豆イソフラボンとの素敵な関係
このKB-1株、実は大豆イソフラボンを効率よく吸収しやすい「アグリコン型」に代謝する能力が非常に高いことも明らかになっています(こちらは別の特許も出願中だそう)。大豆イソフラボンは、女性ホルモンに似た働きをすることが知られていて、PMS症状の改善にも期待されています。でも、そのままでは体内に吸収されにくいという課題があったんです。
KB-1株がこの吸収の壁を乗り越える手助けをしてくれるとしたら、これはもう、女性の健康にとって素晴らしいパートナーになりそうですよね!
臨床試験で驚きの結果が!
LABバイオテックとコスモ・バイオは、KB-1株が大豆イソフラボンを吸収しやすい形に変えることで、PMS症状の改善につながるのではないかと考え、共同で臨床試験を行いました。
試験には、20歳以上49歳以下のPMS症状を持つ女性12名が参加し、1ヶ月間、KB-1株の生菌カプセルを飲んでもらいました。そして、摂取前と摂取後の黄体後期(月経前の不調が出やすい時期)に、月経前症状質問票(PSQ)で心身の状態をチェックしたんです。
その結果は、まさに驚くべきものでした!
特に「ゆううつ・落ち込んだ感じ」「興味がわかない」「無気力感」「圧倒された感じ」といった、主に精神的な症状の項目で、スコアが大きく改善されていることが明らかになったんです。

このグラフを見ると、摂取後に明らかに症状のスコアが下がっているのが分かりますね。Pediococcus属の乳酸菌を直接飲むことでPMSによる心身の不調が改善するという臨床試験結果は、世界的に見てもとても珍しい報告例だそうです。(2026年3月現在、LABバイオテック調べ)
これは、「乳酸菌が女性特有の心身の不調に働きかけることができる」という、新しい可能性を示してくれる画期的な発見と言えるでしょう。
特許出願が意味するもの
今回の共同研究成果が用途特許として出願されたことは、この発見が単なる一時的なデータではなく、科学的に確立された、社会に役立つ技術であることを意味します。
特許のポイントは次の通りです。
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世界でも報告例が少ないPediococcus属乳酸菌によるPMS症状の改善作用を発見したこと。
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PMSやPMDDの核心となる「気分の落ち込み」や「無気力感」といった精神的症状にアプローチできること。
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多くの女性が抱える社会課題に対し、日常的な予防習慣という新しい解決策を提案できること。
PMSやPMDDは「我慢するもの」と捉えられがちでしたが、この乳酸菌の発見は、日々のケアで症状を和らげ、女性たちがもっと自分らしく輝ける未来への一歩となるかもしれませんね。
これからの展開にも期待大!
LABバイオテックとコスモ・バイオは、今回の発見をさらに発展させるために、今後の展開も考えています。
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臨床データの拡充と機能性表示食品化の検討:より多くのデータで効果を裏付け、機能性表示食品として、誰もが安心して手に入れられるようにすることを目指しています。
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PMS/PMDD向けサプリメントの共同開発:具体的に症状に悩む方々が使いやすいサプリメントの開発も進めていくとのこと。
乳酸菌という、私たちの身近な存在が、女性の健康を大きくサポートしてくれるかもしれないなんて、本当に楽しみですね!
研究に携わった方々の熱い想い
この素晴らしい発見の背景には、研究者たちの熱い想いがあります。
LABバイオテック 代表取締役 村上 睦さんは、
「PMS/PMDDは『我慢するもの』ではなく、科学的に対処すべき社会課題です。KB-1が精神的症状に作用する今回の発見は、女性のQOLを大きく向上させる可能性を持っています。コスモ・バイオ社との共同研究を通じ、世界に通用する日本発のソリューションを社会実装していきます。」
とコメントされています。
また、コスモ・バイオ 代表取締役社長 柴山 法彦さんは、
「女性特有の健康課題に対して新たな選択肢を提供する、今回のLABバイオテック社との共同研究の成果は、科学的根拠に基づき、乳酸菌の力で日々の健やかなリズムと心身のコンディションを支え、誰もが自分らしく輝ける社会の実現に寄与するものです。これは、当社が掲げる『ライフサイエンスの力で次代の価値を共創する』というビジョンにも合致しています。今後も、より広い視点から研究成果と社会課題を結びつけ、新たな価値を提供できるよう邁進してまいります。」
と語っています。
お二人のコメントからは、単に研究を進めるだけでなく、女性たちの「つらい」を本当に解決したいという強い願いが伝わってきますね。
LABバイオテックとコスモ・バイオってどんな会社?
株式会社LABバイオテック
北海道大学発の認定スタートアップ企業で、新しい乳酸菌の開発に挑戦しています。900株を超える独自の乳酸菌ライブラリーを持ち、それぞれの機能性を評価。最近では、乳酸菌が細胞外に放出する「乳酸菌EVs」にも注目し、その精製技術の確立やライブラリー化、株ごとの特性評価など、最先端の研究を進めている、まさに乳酸菌のスペシャリスト集団です。
コスモ・バイオ株式会社
製薬会社や大学、研究機関などが基礎研究を行う上で欠かせない試薬や機器を販売している、ライフサイエンス分野に特化した専門商社です。世界中の約500社から1,000万品を超える商品を取り扱い、研究者のサポートをしています。自社での試薬・機器の製造や受託サービスも行っており、ライフサイエンスの発展に大きく貢献している企業です。
あなたの「つらい」が、きっと「笑顔」に変わる日を願って
月経前の心身の不調は、決してあなたのせいではありませんし、一人で抱え込む必要もありません。今回の乳酸菌KB-1株の発見は、そんな悩みを抱える多くの女性にとって、希望の光となるでしょう。
「もしかしたら、この乳酸菌が私の助けになるかもしれない!」そう思えただけでも、少し心が軽くなるのではないでしょうか。
これから、この研究がさらに進み、機能性表示食品やサプリメントとして私たちの手元に届く日が来るのが待ち遠しいですね。日常に乳酸菌を取り入れることで、月経前の「ゆううつ」や「無気力感」が和らぎ、もっと自分らしく、毎日を笑顔で過ごせるようになることを心から願っています。
LABバイオテックのウェブサイトはこちらからチェックできます。
