病気だけじゃない!暮らし全体を支える新しい病院のカタチ
病気になったとき、病院に行けば専門家による治療を受けられます。それはもちろん大切で、私たちにとってなくてはならないものです。しかし、医療が向き合うべき課題は、病気そのものだけにとどまらないのではないでしょうか。私たちは日々の暮らしの中で、様々な不安や困りごとを抱えています。
「こうのす共生病院」が目指しているのは、まさにその部分。病院という枠を超えて、地域の方々の暮らしに寄り添い、病気の予防から日々の健康維持、そして退院後の生活まで、まるっとサポートする新しい地域医療のカタチです。その中心にあるのが、「コミュニティナース(コミナス)」という存在です。

あなたの「おせっかい」が、誰かの「嬉しい」に変わる?コミュニティナースってどんな人たち?
コミュニティナースとは、株式会社CNC(島根県雲南市)が提唱する新しい概念の看護師です。病院や施設の中だけでなく、地域に出て、住民の皆さんの暮らしの動線上で「毎日の嬉しいや楽しい」を一緒に創り出そうと活動しています。
想像してみてください。
病気で病院を退院した後、一人暮らしで食事の準備が億劫になったり、運動する気力が湧かなかったり、ちょっとした不調があっても「病院に行くほどでもないかな…」と我慢してしまったり。そんなとき、もし近所に、あなたのことを気にかけてくれる人がいたら、どう感じますか? 地域のイベントで顔を合わせたり、ちょっとした相談に乗ってくれたり、時には「最近顔色悪いけど、大丈夫?」なんて、まるで家族のように声をかけてくれる人がいたら、きっと心強いですよね。
コミュニティナースは、まさにそんな存在なんです。
「こうのす共生病院」では、「共に生きる」と「おせっかい」という二つの大切な精神を掲げています。
-
『共に生きる』: これは、地域の方々と一緒に何かをしたり、共に時間を共有し、暮らしの中に溶け込んでいくこと。例えば、地域の清掃活動に参加したり、お祭りの準備を手伝ったり、病院の畑で一緒に野菜を育てたり。医療従事者と住民という垣根を越え、一人の人間として地域の一員になることを意味します。
-
『おせっかい』: これは、相手を思いやり、自ら積極的に手を差し伸べる行動です。困っている人がいたら、見て見ぬふりをするのではなく、「何かできることはありますか?」と声をかける。ちょっとした変化に気づいたら、「無理しないでくださいね」と気遣う。そんな、温かい心配りの積み重ねが、地域全体の安心感につながっていくのです。
このように、コミュニティナースは、医療の専門知識を持ちながらも、地域住民の皆さんの「ご近所さん」として、日々の生活の中での「嬉しい」や「楽しい」を一緒に見つけ、創り出していく活動をしています。病気と診断される前の「ちょっとした不調」や「漠然とした不安」にも寄り添い、地域全体で健康で豊かな暮らしを支えようとしているのです。
クラウドファンディング支援者限定!「コミナス見学会」で1年間の軌跡を体感しよう
「こうのす共生病院」のこのような新しい挑戦は、多くの人々の共感を呼び、クラウドファンディングを通じてたくさんの支援が集まりました。そのご支援のおかげで、コミュニティナースの活動は本格的に展開され、この1年間で様々な「おせっかい」が地域で育まれてきました。
そして今回、この活動を支えてくださったクラウドファンディングの支援者の皆さんを対象に、現地報告会「コミナス見学会」が2026年3月に開催されます。この見学会は、皆さんの温かい想いが、具体的にどのような「つながり」を生み出しているのかを、ご自身の目で確かめてもらうための特別な機会です。まさに「地域医療の共同オーナー」として、活動のプロセスや成果の現在地を体験できる、貴重な報告会となるでしょう。

見学会では、コミュニティナースが皆さんをガイドとして、活動の現場をご案内します。例えば、病院の病棟に配置されたコミュニティナースが、患者さんとどのように関わっているのか、その活動の様子を間近で見学できます。また、耕作放棄地を活用して地域の方々と一緒に何かを創り出している現場や、院内の売店が地域住民の「居場所」としてどのように機能しているのかなど、具体的な実践の様子を知ることができます。
病気で困っている方にとって、病院が「治療をする場所」から「暮らしを支える場所」へと変化していく様子は、きっと大きな希望となるはずです。
活動の軌跡を凝縮!「アニュアルレポート」で全貌を公開
この1年間、クラウドファンディングのご支援を受けて本格展開したコミュニティナース活動の「1年目の軌跡」を凝縮した「アニュアルレポート(年次活動報告書)」が現在制作中です。このレポートは、2026年3月中旬に「こうのす共生病院」の公式ウェブサイトで公開される予定です。
レポートには、病院が地域と共にどのように実践してきたか、そして皆さんのご支援が地域の「嬉しい」や「楽しい」という日常へどのように繋がり始めているのかが記されています。活動の現在地と、これから目指す未来が具体的にわかる内容となっているとのこと。ぜひ、ウェブサイトでの公開を楽しみに待っていてくださいね。
見学会の詳細情報(※クラウドファンディング支援者限定です)
この「コミナス見学会」は、クラウドファンディングで「おせっかいが街を救う!?未来を創る病院プロジェクト!」を支援された方限定の企画です。一般の方の参加は受け付けていませんので、ご了承ください。
しかし、このような素晴らしい取り組みが地域で行われていることを知るだけでも、きっと心に温かい光が灯るのではないでしょうか。
見学会の概要は以下の通りです。
医療法人社団鴻愛会 こうのす共生病院
所在地:埼玉県鴻巣市上谷2073-1
クラウドファンディング詳細:https://readyfor.jp/projects/communitynurse-gogo
【プラン①:病棟内でのつながりを体感】
-
日時: 2026年3月17日(火) 10:00–12:30
-
内容: 院内見学、病棟コミュニティナースの活動見学、ランチ交流会
【プラン②:病院と地域をひらく、居場所と対話】
-
日時: 2026年3月28日(土) 11:30–14:30
-
内容: 地域拠点「こうのすえん」見学、ランチ交流、住民との「井戸端会議」見学
※本イベントはクラウドファンディング支援者限定の企画であり、一般参加は受け付けておりません。取材をご希望のメディア関係者様、見学をご希望の病院関係者様は、個別にお問い合わせください。
お問い合わせ・取材のお申し込み
この取り組みにご興味を持たれた方、特に病院関係者やメディア関係者で、見学や取材をご希望の場合は、以下の連絡先までお気軽にお問い合わせください。
医療法人社団鴻愛会
こうのす共生病院 広報室
電話:048-541-1131
メール:info@kouaikai.jp
公式サイト:https://kouaikai.jp/
まとめ:病気と向き合うあなたに、そっと寄り添う「おせっかい」の輪
病気や体の不調を抱えていると、どうしても孤独を感じてしまうことがありますよね。でも、「こうのす共生病院」の取り組みは、そんなあなたの心に温かい光を届けてくれるはずです。
病院が地域に開かれ、コミュニティナースが「おせっかい」を焼きながら、地域の人々と共に「嬉しい」や「楽しい」を創り出す。それは、病気で困っている人たちが、医療の専門家だけでなく、地域全体で支えられ、安心して暮らせる未来を意味しています。
「心と体の安心が自然と生まれる町」というビジョンは、決して夢物語ではありません。一歩ずつ、着実に、地域に根差した「おせっかい」の輪が広がっていくことで、きっと多くの人々の暮らしが豊かになっていくでしょう。この温かい取り組みが、これからもたくさんの笑顔を生み出していくことを願っています。

