あなたも「三重苦」経験者かも?深刻な肌トラブルの実態
医療法人社団鉄結会アイシークリニックが、花粉症または花粉シーズンに肌荒れを経験したことがある全国の20〜60代の男女300名を対象に行った調査で、花粉シーズンの肌トラブルに関する驚きの実態が明らかになりました。
8割以上が「三重苦」を経験!
「花粉シーズン(2〜4月)に、花粉症の症状とマスクによる肌荒れの両方を同時に経験したことがありますか?」という質問に対して、「毎年経験している」が45.3%、「時々経験する」が35.0%と、合わせて80.3%もの人が「三重苦」を経験していることが分かりました。約半数の人が毎年悩まされているなんて、これはもう国民的な肌悩みと言っても過言ではないかもしれません。

肌トラブルは「目の周り」と「頬」に集中!
特に気になる肌トラブルの部位としては、目の周り(31.7%)と頬(28.3%)がトップ2を占めました。これって、花粉がつきやすい場所と、マスクが擦れる場所が重なっている部分ですよね。口周りやあご(18.7%)も合わせると、顔の下半分にトラブルが集中していることが分かります。マスク生活が肌に与える影響、やっぱり大きいんですね。

「花粉皮膚炎」って何?知らない人が7割弱!
「花粉皮膚炎」という言葉、聞いたことがありますか?調査の結果、なんと67.0%もの人が「知らない」と回答しました。花粉症といえば、くしゃみや鼻水、目のかゆみが一般的ですが、実は花粉が肌に触れることで肌荒れを起こす「花粉皮膚炎」というものがあるんです。この認知度の低さが、適切な対策ができていない原因の一つかもしれません。

保湿はしてるけど…複合的な対策はまだまだ
花粉シーズンの肌荒れ対策として実践していることでは、「保湿剤をしっかり塗る」(34.0%)と「帰宅後すぐに洗顔する」(22.3%)が上位でした。これは良いことですが、これらを組み合わせて総合的な対策をしている人は少ないようです。さらに、12.7%の人が「特に対策をしていない」と回答しており、肌荒れを放置しているケースも少なくないことが分かりました。

正しい対策、知ってる人はわずか2割強
そして最も衝撃的だったのが、花粉・マスク・肌荒れの「三重苦」に対する正しい対策方法を「十分理解している」「ある程度理解している」と答えた人が、合わせて23.7%にとどまったことです。4人に3人以上が正しい対策を知らない、あるいは考えたこともないという結果は、多くの人が肌トラブルに悩む原因を物語っています。
知っておきたい!花粉皮膚炎・マスク皮膚炎・バリア機能
正しい対策を始める前に、まずは「三重苦」のキーとなる3つの用語を理解しておきましょう。これらが分かると、なぜその対策が必要なのかがスッキリするはずです。
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花粉皮膚炎とは
スギやヒノキなどの花粉が肌に直接付着することで起こる皮膚炎です。目や鼻の症状がなくても発症することがあり、顔や首など、肌が露出している部分に赤み、かゆみ、乾燥が現れるのが特徴です。アトピー性皮膚炎や乾燥肌の人は特に注意が必要です。 -
マスク皮膚炎とは
マスクを長時間つけることで起こる肌トラブルの総称です。マスクによる摩擦や蒸れ、素材の刺激などが原因で、口周りや頬、耳の後ろなど、マスクが触れる部分に湿疹やニキビ、かぶれなどができます。 -
皮膚バリア機能とは
私たちの肌の一番外側にある角質層が、外部の刺激から体を守り、肌の水分が蒸発するのを防ぐ大切な働きのことです。この機能が弱まると、花粉やマスクの刺激を受けやすくなり、肌荒れが起こりやすくなってしまいます。
皮膚科医が教える!「三重苦」を乗り切る3つのポイント
アイシークリニックの髙桑康太医師は、花粉シーズンの肌荒れは「花粉皮膚炎」「マスク皮膚炎」「乾燥による肌バリア機能低下」が複雑に絡み合っているため、どれか一つだけの対策では不十分だと指摘しています。そして、根本的な対策として、次の3つのステップを提案しています。
- バリア機能の強化:肌を外部刺激から守る力を高める
- 物理的刺激の軽減:マスクなどによる摩擦や刺激を減らす
- アレルゲンの除去:肌についた花粉をしっかり洗い流す
それでは、具体的な対策方法を見ていきましょう!
朝のスキンケアでバリア機能をしっかり強化
朝のスキンケアは、日中の花粉やマスクの刺激から肌を守るための大切な準備です。
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洗顔後3分以内に、すぐに保湿剤を塗って肌の水分が逃げるのを防ぎましょう。
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セラミドやヒアルロン酸など、肌のバリア機能を助けてくれる成分が配合された保湿剤を選ぶのがおすすめです。
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外出前には、ワセリンや花粉ブロックスプレーを、顔の露出する部分に薄く塗布するのも効果的です。
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特に、マスクが触れる頬や口周りには、念入りに保湿をしてくださいね。
帰宅後はすぐに花粉をオフ!正しい洗顔と保湿
外から帰ってきたら、肌についた花粉をなるべく早く取り除くことが肝心です。
- 玄関で、服や髪の毛についた花粉を優しく払い落としましょう。
- 帰宅したらすぐに、ぬるま湯で優しく洗顔します。ゴシゴシこすらず、たっぷりの泡でそっと洗い流すのがポイントです。
- 洗顔後は、肌が乾燥しないうちに、速やかに保湿剤を塗布しましょう。
- 可能であれば、入浴や洗髪をして、全身の花粉を洗い流すのが理想的です。
マスク選びと着用にも一工夫!
マスクによる肌荒れを防ぐためには、マスクの選び方や使い方にも気を配りましょう。
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不織布マスクは花粉カット効果が高いですが、肌への摩擦が気になる場合は、肌に優しいシルクやコットン素材のインナーマスクを重ねて使うのがおすすめです。
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顔のサイズに合ったマスクを選び、過度な摩擦を防ぎましょう。大きすぎたり小さすぎたりすると、肌への負担が増えてしまいます。
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長時間マスクを着用する場合は、途中で新しいマスクに交換すると良いでしょう。
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マスクの内側にガーゼを挟むと、蒸れや摩擦を軽減できますよ。
| 対策方法 | 花粉皮膚炎への効果 | マスク皮膚炎への効果 | 手軽さ |
|---|---|---|---|
| ワセリン塗布 | ◎(バリア形成) | ○(摩擦軽減) | ◎ |
| 低刺激性マスク使用 | △(花粉は通過) | ◎(刺激軽減) | ○ |
| 帰宅後すぐの洗顔 | ◎(花粉除去) | ○(汗・皮脂除去) | ◎ |
| 保湿剤の徹底 | ◎(バリア強化) | ◎(肌保護) | ◎ |
| 花粉ブロックスプレー | ◎(付着防止) | △(効果限定的) | ○ |
| 抗ヒスタミン薬内服 | ○(かゆみ軽減) | △(効果限定的) | ○ |
※一般的な目安であり、個人差があります。
こんな時は迷わず皮膚科へ!
セルフケアを2週間以上続けても症状が改善しない場合や、かゆみが強くて夜眠れない、日常生活に支障が出ている、湿疹がジュクジュクしているといった場合は、早めに皮膚科を受診しましょう。症状によっては、ステロイド外用薬や抗ヒスタミン薬など、専門的な治療が必要になることもあります。
放置してしまうと、慢性的な炎症でシミが残ったり、掻き壊しから細菌感染を起こしたり、肌のバリア機能がさらに低下して敏感肌になってしまうリスクもあります。また、花粉皮膚炎がきっかけでアトピー性皮膚炎に移行してしまう可能性も指摘されています。
よくある質問(Q&A)
Q1. 花粉皮膚炎とマスク皮膚炎って何が違うの?
A. 花粉皮膚炎は花粉に対するアレルギー反応が原因で、目の周りや頬など、花粉がつきやすい露出部分に赤みやかゆみ、乾燥が出やすいのが特徴です。一方、マスク皮膚炎はマスクによる摩擦や蒸れが原因で、マスクの縁に沿った部分や耳の後ろに湿疹やニキビなどができます。両者が重なる頬の部分は、特に症状が出やすいので、両方の対策が必要になります。
Q2. 花粉シーズンに良いマスクってある?
A. 花粉をしっかりカットしたいなら不織布マスクが良いですが、肌への負担が大きいのが難点ですよね。そんな時は、不織布マスクの内側にシルクやコットン素材のインナーマスクを重ねて使うのがおすすめです。これなら、花粉カットと肌への優しさを両立できます。あとは、顔のサイズに合ったマスクを選ぶことも大切ですよ。
Q3. 市販薬で花粉皮膚炎を治せる?
A. 軽い赤みやかゆみ程度なら、保湿剤と市販の抗ヒスタミン薬で症状が和らぐこともあります。でも、2週間以上症状が続く場合や、かゆみや赤みが強い場合は、市販薬では対処しきれないことが多いです。そんな時は、早めに皮膚科を受診して、適切な薬を処方してもらうのが一番の近道です。
Q4. 目や鼻の症状がなくても花粉皮膚炎になるって本当?
A. はい、本当です!くしゃみや鼻水といった典型的な花粉症の症状がなくても、花粉皮膚炎だけを発症することは珍しくありません。「自分は花粉症じゃないから大丈夫」と思っていても、花粉シーズンに顔の肌荒れが悪化するなら、花粉皮膚炎の可能性を疑ってみてください。特にアトピー性皮膚炎や敏感肌の人は、花粉皮膚炎になりやすいので要注意です。
Q5. 「三重苦」を根本的に解決する方法はある?
A. 根本的な解決には、「バリア機能の強化」「物理的刺激の軽減」「アレルゲンの除去」の3つの対策を花粉シーズン中、毎日継続することが最も効果的です。朝晩の徹底した保湿、肌に優しいマスクの選び方と使い方、そして帰宅後すぐに花粉を洗い流す洗顔。これらをしっかり実践してみてください。症状がひどい場合は、迷わず皮膚科を受診して、専門的な治療を組み合わせることで、より確実に症状をコントロールできますよ。
諦めないで!あなたの肌を守るために
花粉シーズンに「花粉×マスク×肌荒れ」の三重苦に悩む人は本当に多いですが、正しい知識と対策で、つらい症状はきっと和らげることができます。
今回ご紹介した対策を参考に、あなたの肌を守るためのケアを始めてみませんか?もし、セルフケアだけでは改善しないと感じたら、一人で抱え込まずに皮膚科を受診することも大切な一歩です。
アイシークリニックでは、皮膚科専門の医師が花粉皮膚炎やマスク皮膚炎の診断から治療まで、あなたに寄り添って対応してくれます。新宿、渋谷、上野、池袋、東京、大宮に6院あり、土日祝日も診療しているので、お仕事や学校帰りにも立ち寄りやすいでしょう。
あなたの肌が健やかでいられますように、心から応援しています!
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