GENKIMIRUプラットフォームにチャット機能と指導用ビデオ通話機能が実装され、PHRを活用した継続支援を強化
株式会社Y4.com(本社:東京都千代田区、代表取締役:安嶋 幸直)は、自治体・保険者向けPHRヘルスケアプラットフォーム「GENKIMIRU(ゲンキミル)」に、チャット機能および指導用ビデオ通話機能を新たに実装し、サービス提供を開始しました。この新機能により、PHRデータと連動した日常的な相談やオンライン指導が可能となり、従来の一過性の保健指導から、継続的かつ伴走型の重症化予防支援が強化されます。

背景:チャット・ビデオ通話機能の必要性
生活習慣病の重症化予防においては、健診結果に基づく一時的な介入のみでは不十分であり、日々の行動や数値の変化を踏まえた継続的なフォローが重要であるとされています。しかしながら、保健師、管理栄養士、医師といった専門職のマンパワーには限りがあり、すべての対象者に対して頻繁な面談や訪問を行うことは現実的ではありません。血糖、血圧、体重、歩数、睡眠、服薬といったPHRデータは取得可能となったものの、これらを効果的な支援に繋げる運用面には依然として課題が存在します。
「GENKIMIRU」は、これらの課題に対し「データ × 専門職 × デジタルコミュニケーション」を組み合わせた実践的な解決策を提供します。
サービス概要:GENKIMIRU 予防プラットフォーム
1. PHRダッシュボード連携
健診結果、血糖(持続血糖測定(CGM)機器等)、家庭血圧、体重・体組成、歩数・活動量、睡眠、服薬・生活習慣ログを統合し、保健師、管理栄養士、医師が対象者の状態を直感的に把握できるダッシュボードが提供されます。
2. チャット機能による日常フォロー(新規実装)
対象者は、保健師、管理栄養士、看護師などの専門職とアプリ内チャットで気軽に相談できます。生活記録やPHRデータの変動に応じて、タイムリーかつ個別性の高いアドバイスが提供され、支援のハードルを下げ、行動変容の継続を後押しします。
指導期間中は専門職がチャットを通じて相談に対応し、指導期間終了後も利用者はバイタルゲインアプリを継続して利用可能です。指導期間終了後の相談対応については、専門職が設計したルールに基づき、ヘルスケアAIエージェントが一次的な対応を担う仕組みが採用されており、日常的な不安や健康管理に関する相談を継続的に支援します。このように、人的支援とAI支援を段階的に切り替える設計は、「GENKIMIRU」の特長の一つです。
3. 指導用ビデオ通話機能(新規実装)
初回面談、中間評価、終了時面談などの節目指導や、数値悪化・体調変化が見られた際には、ビデオ通話によるオンライン保健指導が提供されます。加えて、医療機関が実施するオンライン診療につなぐための連絡や予約調整等の支援も行われます。利用者のPHRダッシュボードを共有しながら振り返ることで、対象者自身が数値の意味を理解し、納得して行動を選択できる支援が実現されます。
※PHRデータは本人の同意のもと取得・連携され、適切な安全管理措置のもとで取り扱われます。
将来構想:一次介入を担うヘルスケアAIエージェント
「GENKIMIRU」では、今後の進化として、専門職が定義した評価指標・介入基準に基づき、PHRデータを継続的にモニタリングし、診断や最終判断は行わず、一次的な声かけや受診・指導提案を担うヘルスケアAIエージェントの開発・提供が予定されています。
監視対象となる主な指標の例としては、歩数や活動量の推移、体重・体組成の変化傾向、睡眠時間や生活リズムの変化、食事記録の有無や継続状況、セルフチェック(質問票)への回答状況、一定期間における行動変化の継続性などが挙げられます。
段階的な一次介入イメージ
「GENKIMIRU」のヘルスケアAIエージェントは、PHRデータの変化量や継続性に応じて、介入の強度を段階的に切り替える設計となっています。
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軽微な逸脱: チャットによる声かけやセルフ振り返りを促し、利用者自身が早期に行動を修正できるように支援します。
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中等度のリスク: チャットとセルフチェック(質問票)を用い、生活状況や体調変化を整理し、専門職による判断につなげるための情報を保管します。
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明確なリスク: 一次的な声かけや、受診・指導の検討を促す案内を行い、最終判断は保健師、管理栄養士、医師等の専門職が行います。
このようにAIは人の代替となるのではなく、人による専門支援を最適なタイミングで届けるための補助役として設計されます。
※本AIエージェントは診断・治療を目的とするものではなく、最終判断は専門職が行います。
保険者・自治体・企業健保への提供価値:専門職の工数最適化
「GENKIMIRU」のAIエージェントは、専門職が本来注力すべき判断、対話、支援に時間を使えるよう、業務プロセス全体を段階的に支援します。
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日常的な確認・声かけ業務の自動化: 軽微な変化や定型的な確認についてはAIが担うことで、専門職は全対象者を常時モニタリングする必要がなくなります。
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介入判断に必要な情報整理の効率化: セルフチェックやログの変化をAIが整理・要約することで、専門職は状況把握ではなく判断から支援を開始できます。
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専門的な対面支援への集中: 明確なリスクが認められるケースに限定して人が介入することで、限られた人員でも質の高い支援を継続的に提供することが可能になります。
これにより、単なる業務削減ではなく、支援の質を維持・向上させながら持続可能な運用が実現します。
今後の展開
「GENKIMIRU」は、糖尿病・高血圧など生活習慣病の重症化予防を起点に、将来的にはメンタルヘルス、フレイル、がんサバイバー支援など、対象領域を拡大していく予定です。
株式会社Y4.com 会社概要
所在地:東京都千代田区大手町1-5-1 大手町ファーストスクエアイーストタワー4F
設立:2012年4月
代表者:安嶋 幸直
事業内容:
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自治体向け ICT・PHRプラットフォーム「GENKIMIRU」の開発・提供
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ヘルスケア関連システムの企画・開発・運営
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自治体向け健康増進プログラム、特定保健指導、重症化予防・介護予防、妊産婦支援事業等を展開。
URL:https://y-4.jp/ja/
本件に関するお問い合わせ
株式会社Y4.com 管理部
E-mail:info@y-4.jp
