65歳を過ぎたら…「栄養の考え方」を変える時が来た!

「年を取ったら粗食がいい」なんて言葉、よく耳にしますよね。でも実は、それはちょっと違うかもしれません。特に65歳を過ぎると、私たちの体に必要な栄養のバランスは大きく変化するんです。この大切な変化に気づかず、若い頃と同じような食事を続けていると、知らず知らずのうちに「低栄養」になってしまったり、「フレイル(虚弱)」という状態に陥ってしまうリスクが高まります。

「低栄養」とは、体が健康を保つために必要な栄養が足りていない状態のこと。そして「フレイル」とは、健康な状態と、介護が必要な状態の中間に位置する、心身の活力が低下した状態を指します。これらは、単に「ちょっと元気がないな」で済まされる問題ではありません。病気にかかりやすくなったり、回復が遅くなったり、最悪の場合、命に関わることもある、とっても深刻な課題なんです。

そんな高齢期の低栄養やフレイルといった課題に、真正面から向き合っているのが、ネスレ ヘルスサイエンスが主導する「65歳を過ぎたら…栄養の考え方をギアチェンジ」プロジェクトです。この素晴らしい取り組みが、このたび「シニアライフ総研®ビジネスアワード2025 ビジネスモデル賞」を受賞しました!

なぜ「栄養のギアチェンジ」が必要なの?

年齢を重ねると、基礎代謝が落ちて食欲が減ったり、消化吸収の能力が低下したり、また、持病の影響で食事に制限があったりと、様々な理由で栄養が不足しやすくなります。特に、筋肉を作るタンパク質や、骨を強くするカルシウム、そしてビタミンやミネラルなどが不足しがちになります。

この栄養不足が続くと、筋肉量が減り、体が疲れやすくなったり、転倒しやすくなったりします。これがフレイルの始まりです。フレイルが進行すると、さらに食欲が落ち、低栄養が加速するという悪循環に陥ってしまうこともあります。まさに、病気で困っている方にとっては、日々の生活の質を大きく左右する問題なのです。

「栄養のギアチェンジ」とは、まさにこの高齢期の体の変化に合わせて、必要な栄養を意識的に摂取していくこと。例えば、タンパク質をしっかり摂る、バランスの取れた食事を心がける、といった具体的な行動に変えていくことなんです。これは、単なる食事の変更ではなく、健康寿命を延ばし、自分らしく活動的な毎日を送るための、未来への投資と言えるでしょう。

産学官連携で「栄養のギアチェンジ」を推進!

このプロジェクトが特に評価されたのは、その「産学官連携」という、強力な協力体制です。ネスレ ヘルスサイエンスを中心に、兵庫県や兵庫県栄養士会といった行政・専門職、そして医療法人社団悠翔会の佐々木淳先生のような専門家の知見が結集しています。この連携によって、地域に住む高齢者やそのご家族が、身近な場所で、そして分かりやすい形で、栄養に関する正しい情報を得られるようになっています。

具体的には、専門家の知見に基づいた「高齢期に必要な栄養の考え方」を分かりやすくまとめた冊子や解説動画が提供されています。さらに、兵庫県栄養士会と連携した相談会も実施され、地域住民が直接栄養士に相談できる場も設けられています。こうした地域に寄り添った取り組みは、まさに病気で困っている方々にとって、心強いサポートとなるはずです。

ネスレ ヘルスサイエンスの鎌田 征和氏は、「健康のためには粗食が大切」という認識と、実際の低栄養やフレイルという実態のギャップに着目したとコメントしています。そして、このギャップを埋めるために、行政・専門職・企業が連携して、高齢者の健康寿命延伸に貢献していきたいという強い思いを語っています。

ネスレ ヘルスサイエンス マーケティング&メディカルアフェアーズ統括部 鎌田 征和氏

兵庫県保健医療部健康促進課の信木 由紀子氏も、ネスレ日本との連携による多角的な取り組みの受賞を祝福し、今後も啓発活動の拡大や住民参加型イベントのさらなる展開、デジタルツールの活用による普及深化に期待を寄せています。このような行政からの期待も、このプロジェクトが社会に深く根差し、多くの人々の健康に貢献していく可能性を示唆しています。

受賞が示す「ビジネスモデル」としての価値

今回の受賞は、シニアマーケティングメディア「シニアライフ総研®」が主催する「シニアライフ総研®ビジネスアワード2025 ビジネスモデル賞」です。このアワードは、2025年内に配信された『特選ニュース』の中から、今後も注目・期待したい企業・団体の取り組みを選出するもので、特に「新たな切り口でシニア市場の活性化が期待できる企業または団体の活動や取組み」が評価される部門です。

選定委員の一人である臨床心理士・保健学博士の黒川 由紀子氏は、高齢期における低栄養がフレイルや死に至る可能性があることを指摘し、「身近な場所で受けることができる栄養指導は、高齢者の生命、生活の維持に不可欠である」とコメントしています。このコメントは、このプロジェクトが単なるビジネスモデルとしてだけでなく、社会的な意義を強く持っていることを示しています。

シニアライフ総研®ビジネスアワード2025 選出委員

この受賞は、「栄養の考え方をギアチェンジ」というアプローチが、高齢者の健康課題解決において、いかに革新的で効果的なモデルであるかを証明しています。病気で困っている人々にとって、このような取り組みが社会全体で推進されることは、非常に心強いことでしょう。

シニアライフ総研®のウェブサイトで、今回の受賞について詳しく見ることができます。

これまでの具体的な取り組み

「栄養のギアチェンジ」プロジェクトは、これまでにも様々な形で啓発活動を展開してきました。その一部をご紹介します。

  • 地域イベントでの啓発: 淡路市やウエルシアと連携し、市民向けのイベントでフレイルや栄養のギアチェンジに関する情報を提供し、相談会を実施してきました。

  • 啓発動画のリリース: 兵庫県や兵庫県栄養士会と協力し、「65歳を過ぎたら…栄養の考え方をギアチェンジ」をテーマにした解説動画を公開し、多くの人が手軽に学べる機会を提供しています。

これらの活動は、高齢者の皆さんが、ご自身の健康を考え、日々の食生活を見直すきっかけとなることを目指しています。地域に密着した活動を通じて、病気で困っている人々やその予備軍の方々が、必要な情報やサポートにアクセスしやすくなっていると言えるでしょう。

シニアライフ総研®とは?

シニアライフ総研ロゴ

「シニアライフ総研®」は、ルーツ・オブ・コミュニケーション株式会社が運営するシニアマーケティングメディアです。シニア世代が自分に合った「モノ」や「コト」を享受し、いつまでも健康でアクティブに充実した生活を送るための情報を発信しています。シニアマーケットでのビジネス展開を支援し、ひいては生活者の健康寿命を延ばす社会の実現に貢献することを目指しています。

ネスレ ヘルスサイエンスとは?

ネスレ ヘルスサイエンスロゴ

ネスレ ヘルスサイエンスは、2011年にネスレによって創設された、先進的なヘルスサイエンスカンパニーです。世界140カ国以上で事業を展開し、消費者向けの健康製品、医療介護施設向けの栄養補助製品、科学的知見を取り入れたビタミンやサプリメントなど、幅広いブランドを提供しています。「栄養の力」を基軸に、総合的に健康をサポートする提案を行っており、「栄養を通じて、人々のより健康的な生活を支援すること」をパーパス(目的)としています。

まとめ:あなたの未来を変える「栄養のギアチェンジ」

「65歳を過ぎたら…栄養の考え方をギアチェンジ」プロジェクトの受賞は、高齢期の栄養問題が社会全体で取り組むべき重要なテーマであることを改めて教えてくれました。低栄養やフレイルは、決して他人事ではありません。年齢を重ねる中で、誰もが直面する可能性のある課題です。

もしあなたが、最近疲れやすいと感じたり、食欲が落ちたと感じたり、あるいはご家族の健康が気になっているなら、ぜひこの「栄養のギアチェンジ」という考え方を思い出してみてください。適切な栄養摂取は、病気のリスクを減らし、日々の活力を取り戻し、何よりも「自分らしく生きる」ための大切な土台となります。

地域での相談会や、オンラインで公開されている情報などを活用して、今日からあなたも「栄養のギアチェンジ」を始めてみませんか?きっと、あなたの健康寿命を延ばし、より豊かなセカンドライフを送るための大きな一歩となるでしょう。