「動けない」と諦めてたあなたへ。健康の常識が変わるかも!?
もしあなたが、病気や体調不良でなかなか体を動かせず、「健康のために何かしたいけど、運動は無理…」と諦めかけているなら、ちょっと立ち止まって、この記事を読んでみてください。もしかしたら、あなたの健康への考え方がガラリと変わるかもしれません。
2026年3月4日の「世界肥満デー」を前に、江崎グリコ株式会社が働き世代の健康意識についてユニークな調査を実施しました。この調査で明らかになったのは、多くの人が知らない「動いていない時間」の健康の重要性です。特に注目したいのは、私たちが呼吸したり、内臓を動かしたりしている間にも消費される「安静時エネルギー消費」という言葉。なんと、これについて「知らない・理解していない」と答えた人が約90%にも上るという驚きの結果が出たんです。
24時間体がエネルギーを消費しているって知ってた?
私たちは「体を動かさないとエネルギーは消費されない」と思いがちですよね。でも、実は私たちの体は24時間ずっとエネルギーを消費し続けています。調査では、「1日のうち、体がエネルギーを使っている時間」について、「24時間」と正しく回答できた人はわずか17.0%しかいませんでした。

そして、その中でも特に見過ごされがちなのが「安静時エネルギー消費」。これは、心臓を動かしたり、体温を保ったりと、生命を維持するために不可欠なエネルギー消費のことです。驚くべきことに、この安静時エネルギー消費が、1日に消費される総エネルギー量の約60%を占めていると言われています。運動や家事などで使う「身体活動エネルギー消費」(約30%)よりも、はるかに大きな割合を占めているんです。

つまり、「動いていない=エネルギーを消費していない」という認識は、実は誤解だったということ。病気や体調不良で激しい運動が難しい人にとっても、この「安静時エネルギー消費」を意識することは、健康を考える上で非常に重要な視点になりそうですね。
みんな「座りすぎ」?でも「動かない時間」に期待する声も!
現代社会では、デスクワークや自宅でのリラックスタイムなど、座って過ごす時間がとても長くなっています。今回の調査でも、全体の約半数(50.1%)が平日に1日6時間以上座って過ごしており、さらに10人に1人(10.5%)は12時間以上も座りっぱなしだという実態が明らかになりました。
長時間座っていることに対して、健康面で後ろめたさを感じている人は53.5%。特に女性は64.0%が後ろめたさを感じているようです。この結果を見ると、多くの人が「座りすぎ」を気にしていることが分かりますね。

しかし、朗報もあります。「動いていない時間にもエネルギー消費を増やせる方法があれば試したい」と回答した人は、なんと約7割(68.0%)にものぼりました。その理由として、「簡単で続けやすそうだから」(55.1%)、「無理なく生活に取り入れられそうだから」(39.3%)が上位に挙がっています。これは、運動の重要性を認識しつつも、心身への負担を減らしたいという、多くの人の切実な思いを表していると言えるでしょう。病気で運動が難しい人にとっては、特に心強い結果ではないでしょうか。
運動は大事だけど…「時間がない」が本音?
健康のために何が重要かという問いに対して、最も多く挙がったのは「運動習慣」(66.0%)でした。多くの人が運動の重要性を理解している一方で、現実には運動時間を確保できていない人が多いことも浮き彫りになりました。
なんと、働き世代の約3人に1人(31.8%)が、平日に健康のための運動に使える時間が「1日5分未満」と回答しています。運動習慣がない人に限ると、55.5%が「運動に使える時間は1日5分未満」と答えており、運動したくても時間が取れないというジレンマを抱えているようです。

運動習慣がない人の48.0%は、健康のために「特に実践していることはない」と回答しており、運動ができないことが「何もできていない」という認識につながっている可能性がうかがえます。もしあなたが今、病気で思うように体が動かせず、「自分は健康志向じゃない」と感じていても、それは決してあなたのせいだけではないのかもしれません。忙しい日々の中で、運動時間を確保することの難しさは、多くの人が直面している課題なのです。
健康習慣も「コスパ」「メンパ」「タイパ」重視の時代へ!
では、そんな中で人々はどんな健康習慣を求めているのでしょうか? 調査結果によると、重視されるポイントは「お金をかけすぎずに取り組めること」(46.3%)が最多でした。これは「コスパ(コストパフォーマンス)」ですね。そして、ほぼ同率で「心理的な負担が少なく、無理なく続けられること」(46.0%)が続き、これは「メンパ(メンタルパフォーマンス)」と言えるでしょう。さらに、「できるだけ短い時間で効果を実感できること」(41.5%)も上位に挙がり、これは「タイパ(タイムパフォーマンス)」を重視する傾向を示しています。

この結果から、健康習慣においても、費用対効果だけでなく、心の負担の少なさや時間効率が強く求められていることが分かります。病気と闘いながら、あるいは体調が優れない中で、無理なく、効率的に、そして心穏やかに続けられる健康習慣こそが、今の時代に求められているのかもしれませんね。
小さな一歩が大きな変化に!「安静時」を味方につける健康戦略
日本肥満症予防協会の執行理事である佐野喜子先生は、今回の調査結果について次のようにコメントしています。
「健康づくりは小さな成功体験の積み重ねがポイント」であり、「忙しくて具体的な計画が立てられない方にはスモールステップ(小さな目標設定による成功体験)の積み重ねが自己効力感を高めます。安静時という日常の時間を味方につけることは持続可能な健康戦略といえるでしょう。」

この言葉は、私たちに大きな希望を与えてくれますよね。病気で運動が難しいからといって、健康づくりを諦める必要はありません。むしろ、意識すべきは「動いていない時間」。「安静時エネルギー消費」という、これまで見過ごされてきた健康指標に目を向けることで、無理なく、小さなことから健康習慣をスタートできる可能性があります。きっと、この「スモールステップ」が、あなたの自信と健康を取り戻すきっかけになるでしょう。
あなたの「生活習慣B面」をチェック!
江崎グリコは、この「動いていない時間」を見過ごされてきた「生活習慣のB面」と名付け、自身の生活習慣B面を可視化するチェックシート「生活習慣B面診断」を公式サイトで公開しました。

この診断は、簡単な質問に答えるだけで、あなたの「動かない時間」の傾向をタイプ診断してくれるツールです。自分の現状を知ることで、どんな健康習慣が自分に合っているのか、無理なく続けられるヒントが見つかるかもしれません。
長時間の座りっぱなしや、運動不足に悩んでいる方、あるいは病気で思うように体が動かせないけれど、健康のために何かしたいと願っている方は、ぜひ一度この診断を試してみてはいかがでしょうか。
腸の健康も忘れずに!「タンサ®脂肪酸プロジェクト」
ちなみに、3月4日は「短鎖脂肪酸の日」でもあるそうです。江崎グリコは、人々の健康寿命延伸を使命と考え、腸の健康と腸内細菌の研究に力を入れています。2022年6月には「タンサ脂肪酸プロジェクト」を立ち上げ、短鎖脂肪酸に関する情報発信や、独自のビフィズス菌に関する研究を進めているとのこと。
腸の健康は全身の健康に繋がると言われています。もしあなたが病気で悩んでいるなら、もしかしたら腸内環境も一つの要因になっているかもしれません。自分の「B面」と向き合いながら、腸の健康にも意識を向けてみるのも良いでしょう。
まとめ
「動いていない時間」に意識を向けるという新しい健康の視点は、忙しい現代人や、病気や体調不良で運動が難しいと感じている人にとって、大きな希望となるでしょう。無理なく、小さな一歩から始められる健康習慣は、きっとあなたの心と体に良い変化をもたらしてくれるはずです。
今日から、あなたの「動かない時間」に隠された可能性を見つけてみませんか?
