がんと診断されても、仕事を続けたいあなたへ
「がん」と聞くと、治療のことばかり考えてしまいがちですが、多くの方が直面するのが「仕事との両立」という大きな壁です。もしかしたら、あなたも今、治療の不安と同時に、キャリアや生活への不安を感じているかもしれませんね。
日本では、2人に1人が一生のうちに「がん」と診断されると言われています。これはもう、特別なことではなく、誰もが直面しうる身近な問題なんです。だからこそ、がん治療を続けながら働くことは、決して珍しいことではありません。でも、いざ自分のこととなると、「どうしたらいいんだろう…」「会社に理解してもらえるかな…」と、たくさんの疑問や不安が押し寄せてくることでしょう。

そんなあなたの悩みに寄り添い、具体的なヒントやサポートの道筋を示してくれる研修会が、兵庫県公認心理師会によって開催されます。この研修会は、治療と仕事の両立に悩む方々、そしてその方々を支えたいと願うすべての人にとって、きっと大きな希望となるはずです。
医療と産業、両方の視点から「両立」を考える
がん治療と仕事の両立は、一筋縄ではいかない課題です。治療のスケジュール、体調の変化、副作用への対応、職場の理解、経済的な不安、心理的なストレス…さまざまな側面が複雑に絡み合っています。だからこそ、医療現場の専門家と、働く現場の専門家、両方の視点からアプローチすることが大切なんです。
この研修会では、まさにその両方の専門家が登壇します。医療の現場でがん患者さんと向き合ってきた心理職の方と、企業や職場で働く人の心と健康を支えてきた心理職の方が、それぞれの経験と知識をもとに、治療と仕事の両立をめぐる課題や、現場で実践されている支援のポイントを紹介してくれます。
きっと、あなたは「病院では治療の話ばかりで、仕事のことは相談しにくいな…」「会社には病気のことをどこまで話せばいいんだろう…」と感じているかもしれません。この研修会では、そんな悩みに具体的にどう向き合えばいいのか、本人・職場・医療がどう協力し合えばいいのか、そのための心理支援や環境調整の工夫を、両方の視点から整理してくれます。今までバラバラだった情報が、一本の線でつながるような、そんな体験ができるのではないでしょうか。
研修会の詳細をご紹介!
この貴重な研修会は、2026年2月22日(日)の午後に神戸で開催されます。詳細はこちらです。
開催日時:2026年2月22日(日)13:30 – 16:30(13:15受付開始)
会場:ANCHOR KOBE(アンカー神戸)
〒650-0001 兵庫県神戸市中央区加納町4丁目2−1 神戸三宮阪急ビル 15階
プログラム内容
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講義① 医療領域の視点から
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講師:酒見 惇子 氏(公認心理師・臨床心理士)
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所属:神戸大学医学部附属病院緩和ケアチーム/がん相談室
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医療の現場で、がん患者さんが治療とどう向き合い、どんな悩みを抱えているのか、そして病院側からどのようなサポートができるのかを詳しく教えてくれます。がん相談室の役割や、緩和ケアチームとの連携など、具体的な支援の形が見えてくることでしょう。
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講義② 産業領域の視点から
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講師:本岡 寛子 氏(公認心理師・臨床心理士)
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所属:近畿大学 総合社会学部 総合社会学科 教授/みどりトータル・ヘルス研究所
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企業や職場の視点から、がん治療中の社員をどのように支えるべきか、人事担当者や管理職、産業保健スタッフが知っておくべきこと、そして本人と会社がスムーズにコミュニケーションを取るためのコツなどを教えてくれます。職場での具体的な困りごとや、会社との交渉に役立つ情報が得られるかもしれません。
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グループディスカッション・情報交換会
- 講義で得た知識を深めるだけでなく、参加者同士で意見を交換できる貴重な時間です。がんの治療をしながら働くことをめぐる課題や、必要とされる支援・取り組みについて、医療と産業の両面からオープンに話し合うことができます。同じ悩みを持つ人や、支援に関心のある人とつながることで、一人では見えなかった解決策や、新たな気づきが得られることでしょう。きっと、あなたの心に寄り添い、背中を押してくれるような出会いがあるはずです。
参加費
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兵庫県/大阪/滋賀県/和歌山県公認心理師(協)会 会員:1,000円
- (2025年度年会費支払い済の方のみ会員価格で申し込み可能です)
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非会員:3,000円
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公認心理師を目指す学生・院生:1,000円
定員
60名(先着順)
この研修会は、少人数制で、参加者一人ひとりがじっくりと学べるように配慮されています。先着順ですので、興味のある方は早めの申し込みをおすすめします。
お申し込み締め切り
2026年2月20日(金)23:59
キャンセルはできませんので、ご注意くださいね。
どんな人が参加できるの?
「心理職向けの研修会かな?」と思うかもしれませんが、そんなことはありません!この研修会は、心理職の方はもちろん、企業の人事担当者、管理職、産業保健スタッフなど、企業関係者の方々にもぜひ参加してほしい内容です。そして、何よりもこのテーマに関心のある方なら、どなたでも参加できます。
もしかしたら、今まさにがん治療と仕事の両立に悩んでいるあなた自身や、あなたの家族、友人、同僚など、大切な人がこの問題に直面しているかもしれません。そんな方々にとって、この研修会は、具体的な支援の知識を得るだけでなく、同じ悩みを抱える人がいることを知り、一人ではないと感じられる貴重な機会となるはずです。

なぜ「両立支援」が必要なの?
がん治療は、身体的な負担だけでなく、精神的な負担も大きいものです。それに加えて、仕事のプレッシャーや経済的な不安が重なると、心身ともに疲弊してしまいます。しかし、仕事を続けることは、経済的な安定だけでなく、社会とのつながりを保ち、生きがいを感じる上でも非常に重要な役割を果たします。
治療に専念したい気持ちと、仕事を続けたい気持ちの間で揺れ動くのは当然のことです。そんな時、適切な情報や支援があれば、あなたの選択肢はもっと広がるはずです。この研修会は、まさにその「適切な情報」と「支援のヒント」を提供してくれる場となるでしょう。
例えば、
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医療機関での相談の仕方:がん相談室やソーシャルワーカーなど、病院内で利用できるサポート体制をどう活用するか。
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職場での配慮の依頼方法:上司や人事に、病状や希望をどのように伝えれば良いか、どんな配慮を求めることができるか。
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心理的なサポートの重要性:治療中の不安やストレスにどう向き合い、心の健康を保つか。
といった具体的な疑問に対するヒントが得られるかもしれません。
一人で抱え込まず、専門家の知恵を借り、他の参加者と情報を交換することで、あなたの不安はきっと和らぎ、前向きな一歩を踏み出す勇気が湧いてくるでしょう。
申し込みと問い合わせ先
この研修会に参加して、あなたの「がん治療と仕事の両立」に関する悩みを解決するヒントを見つけませんか?
- お申し込みはこちらから:https://hcppcaca2025.peatix.com/
何か不明な点があれば、主催者である一般社団法人兵庫県公認心理師会事務局までお問い合わせください。
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Eメール:office@hyogo-cpp.com
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ホームページ:https://www.hyogo-cpp.com
あなたにとって、この研修会が、がん治療と仕事を両立させるための新たな道を開くきっかけとなることを心から願っています。ぜひ、この機会を逃さずに参加してみてくださいね。
