毎日を記録する新習慣「声日記」ってどんなもの?

「声日記」は、脳の健康を日々の生活の中で手軽に意識し、活性化に取り組むための機能です。文字を入力する必要は一切なく、たった3つのステップで誰でも簡単に日記をつけられます。

ステップ1:日付を選ぶ

今日の出来事を記録するのはもちろん、過去7日間の記録も可能です。例えば「昨日のこと、しっかり思い出して記録してみよう」といった使い方もできます。記憶をたどる行為自体が、脳の活性化につながる大切な一歩です。

ステップ2:スマホに話すだけ

「今日あった出来事や思っていること、何でもはなせます」という優しいガイドに従って、自由に話すだけ。録音ボタンをタップすれば記録が始まり、もし「やっぱり言い直したいな」と思ったら「やり直し」ボタンで納得いくまで録り直せます。自分のペースで、心ゆくまで話せるのが嬉しいポイントですね。

声日記3ステップ

ステップ3:今日の気分を選ぶ

日記を話し終えたら、今日の気分を5段階の猫のアイコンから選ぶだけ。「昨日はどんな一日でしたか?」と聞かれたら、直感的に最も近い気分を選んでみましょう。言葉にするのが難しい微妙な感情も、アイコンなら気軽に記録できます。

今日の気分を選ぶ

記録の振り返りも、とっても簡単!

話した内容は自動的に文字に変換され、日付とともに保存されます。カレンダー形式で月間の記録状況が一目でわかり、過去の日記をタップするだけで簡単に振り返りが可能です。「今月の記録を見る」機能を使えば、自分の日々の変化を俯瞰してチェックできます。これまでの自分の歩みを振り返ることで、新たな発見があるかもしれませんね。

振り返りカレンダー

いつも使っているLINEから、手軽にスタート!

新しいアプリをダウンロードする手間は一切ありません。「はなしてね」は、LINE公式アカウントから利用できます。普段使い慣れたLINEアプリから、「脳の健康測定をはじめる」「声日記」「あなたへのアクション提案」などのメニューを選ぶだけ。50〜70代の方でも、いつものLINEと同じ感覚で、気軽に脳の健康習慣を始められます。

LINE公式アカウント

「声日記」があなたの脳に良いワケ

なぜ「声日記」が脳の活性化につながる可能性があるのでしょうか?そこには、いくつかの大切な要素が隠されています。

  • 思い出す + 話す: その日にあった出来事を記憶から引き出し、同時に口を動かして言葉にする。これは「デュアルタスク」と呼ばれる行為で、脳に良い刺激を与えます。

  • 日記の効果: 出来事を振り返ることで短期記憶が刺激され、自分の感情を整理する機会にもなります。

  • 発話の効果: 言葉を発することは、言語機能を使うだけでなく、記憶を呼び起こすことにもつながります。

現代の多様な生活スタイルの中で、誰もが同じ方法で脳の健康を保てるわけではありません。「声日記」は、忙しい毎日の中でも、誰でも手軽に続けられる新しい脳活性化の取り組みとして、大きな期待が寄せられています。

「はなしてね」は、脳の健康を測り、話し、活性化する新しい健康習慣

「はなしてね」は「声日記」だけでなく、脳の健康をトータルでサポートするサービスです。主な機能をご紹介します。

簡単測定(約2分)

スマートフォンに「子どもの頃の思い出」や「最近のできごと」などを話すだけで、AIが音声を解析し、脳の健康状態を4段階で評価します。算数や記憶テストのような負担がなく、自然な会話から測定できるため、心理的なハードルが低いのが特徴です。

詳細測定(約10分)

簡単測定の結果に応じて、言語機能、注意機能、記憶機能、実行機能という4つの認知領域をより詳しく評価できます。

アクション提案

測定結果に基づき、運動プログラムや地域イベントなど、脳の健康に良い具体的なアクションを提案してくれます。何をすれば良いか迷った時に、具体的なヒントが得られるのは心強いですね。

脳の健康通信

認知症に関わる最新の研究や取り組みが日々紹介されます。エビデンスに基づいた生活習慣改善のヒントを、わかりやすく提供してくれます。

「はなしてね」では、脳の健康状態を測定するだけでなく、「声日記」のような日常的なアクションまで、一貫してサポートしてくれます。継続的な測定と組み合わせることで、自分の変化を追跡し、より深く理解できるでしょう。

認知症・MCI問題と予防の重要性

「認知症」や「MCI(軽度認知障害)」という言葉を聞くと、不安を感じる方も多いかもしれません。2025年には、認知症およびMCIを含めた方が約1,030万人に達し、高齢者の7人に2人がこの問題に直面すると推計されています。

認知症は一度発症すると元の健常な状態に戻ることは難しいと言われています。しかし、MCIやそれ以前の段階であれば、改善の可能性があることが確認されています。だからこそ、早期に気づき、適切な対処を始めることが非常に重要です。

しかし、従来の検査は心理的、金銭的、物理的なハードルが高く、なかなか一歩を踏み出せないという声も少なくありませんでした。そんな中で「はなしてね」は、もっと手軽に、もっと身近に脳の健康状態をチェックできる方法を提供してくれます。

今後の展望:あなたの声が、未来の健康を見守る

IGSAでは、将来的に「声で日記をつけるだけで認知機能状態が推定できる技術」の開発を目指しています。もしこれが実現すれば、明示的な「測定」の必要がなくなり、測定のわずらわしさや心理的なハードルが完全に取り除かれるでしょう。日常生活の中で、まるで自然に見守られているように、脳の健康をケアできる未来がきっと来るはずです。

また、「声日記」が認知機能の維持・改善にどのような効果をもたらすか、その確かなエビデンス(科学的根拠)の構築にも取り組んでいます。多様な時代に適合したAIを活用し、誰もが気軽に脳の健康を保てるような、新しい介入手法の開発にも力を入れています。

サービス情報

  • サービス名: はなしてね

  • 提供形態: LINE公式アカウント(アプリダウンロード不要)

  • 提供開始: 2025年8月1日(早期公開版)、2025年9月3日(正式版)

  • 料金:

    • 声日記:無料

    • 測定クレジット: 1,500円/年(測定4回、3ヶ月に1回が目安)

    • はなしてねプレミアム: 500円/月(測定結果無制限閲覧、過去の声日記閲覧制限解除)

  • 対象: 50〜70代の日本語話者

  • 公式サイト: https://lp.hanashitene.com/

信頼の技術的背景

「はなしてね」は、東京都健康長寿医療センター研究所との共同研究により開発されました。60,000時間を超える膨大な音声データから学習したAIが、音響的特徴と言語的特徴を同時に解析し、脳の健康状態を評価しています。この技術は、多くの専門家による知見と最先端のAI技術が融合して生まれたものです。

さらに、千葉大学予防医学センターとの共同研究により、使いやすさ(ユーザビリティ)の向上にも取り組んでおり、SUS(System Usability Scale)スコアが大幅に向上しました。これは、利用者にとって「はなしてね」がより使いやすく、親しみやすいサービスになっている証拠と言えるでしょう。

株式会社IGSAについて

IGSA(イグサ)は、日本古来の畳のように、社会を温かく柔らかく持続的に支えるAIシステムにより、持続可能な幸せを目指す、東京大学松尾・岩澤研究室発のAIカンパニーです。センシング技術とAI技術を組み合わせ、簡便で高精度な生体情報やモノのモニタリング・グレーディング技術を開発、提供しています。

「はなしてね」の他にも、音声発話から脳の健康状態を推定し、健康管理・増進を行うサービスや、中古品の査定を含む業務を画像から自動化する「スグトリ」などのサービスを展開しています。

  • 所在地: 東京都文京区本郷6丁目25番14号 3F

  • 設立: 2022年8月

  • 代表者: 松島創一郎

  • 事業内容: 音声バイオマーカー技術・AIソリューションの開発、販売、提供

  • コーポレートサイト: https://igsa.co.jp/

大切なお知らせ

このサービスは、生活習慣を見直すためのヘルスケアチェックです。特定の疾患の診断や治療に直結するものではございません。疾患の診断、治療に関しては必ず医療機関をご利用ください。

最後に

「もしも」の不安は、誰にでも訪れるものです。しかし、その不安を一人で抱え込まず、新しい技術の力を借りて、少しでも明るい未来を築いていくことができます。「声日記」は、あなたの脳の健康を日々の生活の中で見守り、活性化をサポートしてくれる、心強いパートナーとなるでしょう。今日から気軽に、あなたの声で、新しい健康習慣を始めてみませんか?